湿度の高い季節になると、おうちのいたるところにカビができる可能性があります。もちろん、寝具のマットレスも例外ではありません。

マットレスにカビができると「布団のように洗えないけど、どうカビを取り除けばいいの?」と困ってしまいますよね。

そこで今回は、ベッドのマットレスについたカビの取り方と、これ以上つかないための対策などをご紹介します。

マットレスにカビが発生する原因は?

マットレス

マットレスにカビがつくと取るのが大変なので、日頃から対策しておくことが大切です。まずはどうしてカビができるのか原因から確認しましょう。

カビが発生するのは次の条件がそろったとき。

カビの繁殖しやすい環境
●「温度」が20〜30℃
●「湿度」が70%以上
● 皮脂や石鹸カスなどの「養分(エサ)」がある

一晩中人肌で温められ、汗などの水分も含んでいるので「高温多湿」に。こうなるとカビの繁殖はいっきに進みます。

とくにベッドに接してる面に湿気がこもるので、裏返してみたらカビがびっしり…なんてことになりかねないんです。

マットレスのカビ対策はアルコールスプレー!

アルコール消毒スプレー パストリーゼ

用意するもの
必須
『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレー
捨ててもいい布巾

マットレスのように水洗いできないものからカビを取り除く方法はただ1つ、アルコール除菌スプレーを使うしかありません。

除菌スプレーはほとんどが口に入っても安心な成分なので、肌が触れる寝具との相性もバッチリです。

◎アルコール除菌スプレーを選ぶときのポイント
アルコール度数が70%ほどのものを選ぶのがおすすめ。市販の商品は50%前後が多く、アルコール濃度が高いほどカビへの効果も高まります。また、適度に水分があった方がカビのタンパク質が固まって死滅しやすくなります。

マットレスについたカビの取り方は?

パストリーゼ 拭き掃除

マットレスにカビが発生した場合、できたばかりなら次の方法で取り除くことができます。

布巾にスプレーを吹きかける。

まずは布巾に除菌スプレーを吹きかける。いきなりマットレスに直接スプレーを吹きかけるとカビが舞ってしまうので注意。

布巾でカビを拭く

布巾でカビを取り除いていく。こすって広げないよう、叩いて拭き取るのがポイント。

スプレーを直接吹き付ける

カビをしっかり拭き取れたあとは、直接カビにスプレーを吹きかける。色落ちが気になる場合は目立たない部分で試してからスプレーをかけると安心。

ドライヤーで乾かす

ドライヤーの冷風を送って乾かす。あとは風通しのよい場所にマットレスを立てかけておけばOK。

カビによるマットレスのシミを除去する方法はない?

布団のマットレスのカビ

アルコール除菌スプレーはカビを死滅させることはできますが、黒くついたシミを白く戻す効果はありません

黒いシミを取りたいなら『キッチンハイター』などの塩素系漂白剤を使う必要がありますが、マットレスのカビに限っては、この漂白剤を使う方法はあまりおすすめできません

というのも、塩素系漂白剤は洗浄力が強く、色や柄まで落とすうえに、肌への影響も不安が残るためです。

黒い点が残っても除菌スプレーでカビは死滅しているので、神経質になりすぎないほうがいいですよ。どうしても不安な場合は、專門の業者に相談するか、マットレス自体の買い替えを検討しましょう。

マットレスのカビ対策は何が有効?

ベッドのマットレスをひっくり返す

カビが生える原因は「高温多湿」なので、カビ対策の基本は「乾燥させる」ことです。

湿気がなくなればカビは繁殖しづらくなります。次の方法で、普段からマットレスをカラッとさせてあげてください。

対策① 床に直接置かない

マットレスをそのまま床に置いたり、直に寝たりすると湿気がこもりやすくなってしまいます。マットレスをフローリングに置くときはすのこを敷く、寝る面にはベッドパッドやシーツを敷くなどを忘れずに。

対策② 寝室の換気をする

空気の流れが悪いと湿気がたまりやすくなります。朝起きたら寝室の窓とドアを全開にして空気の入れ替えをしましょう。

対策③ マットレスをあげる

定期的に朝起きたら布団類をたたみ、マットレスもあげて壁に立てかけましょう。毎日はむずかしいですが、週末になったらぜひチャレンジしてみてください。

対策④ 裏表、上下を入れ替える

マットレスを敷きっぱなしだと、いつも汗を吸う場所が決まってきます。これだと部分的にカビが生えやすくなるので、定期的に裏表や上下を変えてみてください。マットレスのヘタリ予防にもなりますよ。

対策⑤ 防湿シートを敷く

市販の防湿シートをマットレスの下に敷くのも一つの方法です。頻繁に手入れができない人におすすめです。

マットレスのカビ対策に使えるグッズは?

マットレスのカビ対策に使えるグッズはたくさん販売されています。そこでここでは、カビ予防に便利な商品をいくつかまとめてご紹介します。ほかにもたくさんあるので、おうちに合ったものを選んでみてくださいね。

『ドライペット ふとん快適シート』(エステー)

布団の下に敷くだけで汗や湿気を吸ってくれるシートです。カビなどの予防につながるうえ、気になる汗などの臭いを消してくれる効果もあります。

『調湿シート からっと寝』(西川リビング)

『調湿シート からっと寝』は湿気と臭いを吸収してくれるシートで、敷布団やベッドパッドの下に敷くだけでカビ予防ができます。吸湿センサーがついていて、青からピンクに色が変わったら天日干しのサイン。青色に戻るまで湿気を飛ばせば繰り返し何度も使えます。

『パストリーゼ77』(ドーバー酒造)

アルコール77%でカビの除菌にぴったり、食品へ直接かけてもいいほど安全な除菌スプレーです。シュッと吹きかけるだけでカビ予防につながるため、1本あると家中に使いまわせて便利です。

覚えておきたい

エコなわざあり

マットレスのカビを放置するとどんな影響がある?

クエスチョン はてな 何 ? ?

マットレスにつくカビは、放っておくと健康被害をもたらす危険があります。

寝具類に発生するカビは「トリコスポロン」と呼ばれる種類で、これを吸い込むと肺炎を引き起こすことも。風のような初期症状、息切れなどを引き起こすので注意が必要です。

小さい子供や高齢者など、免疫力の弱い人がいるおうちではカビ対策をしっかりしてくださいね。

毎日のケアでマットレスのカビを予防しよう

シーツ タオル 寝室 ベッド

マットレスはカビが生えてしまったら対処するのが大変。ひどいカビになって買い換えなきゃいけなくなる可能性も考えると、普段からカビ対策を意識することが大切ですね。

少し面倒に感じるかもしれませんが、カビ対策をしておくことは寝具類を清潔に保つことでもあります。マットレスに湿気をためないようにして、いつもキレイな布団で眠ってくださいね。