お風呂(浴室)の換気扇を使っていて、「カラカラ」「キュルキュル」など変な音を耳にした経験はありませんか?「故障したのかな…」とビクビクしてしまい、なかなか普段通りに使えないですね。
そこで今回は、気になるお風呂の換気扇の異音を解消する方法についてご紹介します。
浴室乾燥機がうるさい原因は?
浴室内の湿気を逃がすために毎日はたらくお風呂の換気扇。その換気扇から異音がするのは、次の2つのどちらかが原因と考えられます。
② ファンを回転させる部品が摩耗している
最近では、「24時間換気」機能などがついているタイプも増え、つねに動かしているおうちだと必然的にホコリがたまりやすく、摩耗も早まってしまいます。
まずはカバーを外してなかの様子を確認してみましょう。住み始めてから1度も掃除したことがないなら大量のホコリがつまっているかもしれません。
音から原因を突き止める方法はある?
①の場合は「ゴォー」とふだんより換気扇の音が大きくなり、②の場合は「カラカラ」「キュルキュル」と鳴る場合が多いです。おおよその目星をつけておくと対応するときも焦らずにすみますよ。
浴室乾燥機がうるさいとき|①掃除する
- 必須
- 布巾
- 掃除機
- あると便利
- ブラシ
なかに汚れが見えたらひとまず掃除しましょう。先に取扱説明書を確認し、カバーの外し方を把握しておくとスムーズに進みますよ。
- カバーやフィルターを外す最近の浴室乾燥機はカバー自体がネジで固定されていることが多く、その場合フィルターのみを外す。フィルターは換気扇の横からスライドで取り出せるものが多い。カバーにとくにネジなどがついていなければ、バネのようなもので左右2ヶ所を固定されているタイプ。カバー全体を下に引っ張ると外せる。
- フィルターにつまったホコリを取るフィルターの目につまったホコリを掃除機で吸い取る。それでも取り切れない細かい汚れは水洗いで落とす。ブラシなどでこすると効率的に汚れを落とせる。あらかじめ水洗いできるかどうかは確認しておくこと。
- 拭き掃除するカバーを雑巾でサッと拭き、汚れを取り除く。カバーを取り外せるタイプなら、なかについているファンもできる範囲で拭いて、ホコリを取り除く。無理せずできる範囲で汚れを取り除ければ大丈夫。
- 取り付ける取り外したフィルターなどのパーツを十分に乾かし、元に戻したら完了。再度換気扇をつけて、音が正常にもどったか確認しましょう。
浴室乾燥機がうるさいとき|②専門業者へ依頼
掃除しても「カラカラ」や「キュルキュル」など異音が解消されなかったり、なかにサビが見えたりするときは、換気扇の故障も考えられます。
一般的に換気扇の寿命は10年前後といわれていて、この機械的な不具合は自宅で修理するのは困難です。管理会社や工務店に相談しましょう。
音が鳴っているのをそのままにせず、必要があれば交換してあげてください。
浴室乾燥機のうるさい音は予防するには?
浴室の換気扇が静かな状態に戻ったら、あとは長く快適に使うためにトラブルを未然に防ぎたいですね。
頻繁に汚れる場所ではないので、カバーやフィルターは月に1回、ファンは年に1回ほど掃除してあげれば十分。
定期的にホコリを取り除いて、つまりを防止してあげましょう。ホコリが少なければ回転もスムーズになって摩耗するのを遅らせられます。
浴室乾燥機がうるさいときはまずは自分で掃除しよう
お風呂の換気扇はふだん意識することが少ない場所なだけに、不具合が出てくるとどうしたらいいのかわからないですよね。
浴室の換気扇から異音がするのは汚れがたまっているか、汚れがたまったせいで故障してしまうケースがほとんど。まずは掃除してみて、それでもダメなら専門業者に相談しましょう。
普段から掃除をしてあげることでトラブルを防げるので、動かなくなってしまう前に対処してあげてくださいね。