キッチンの換気扇は油汚れでギトギト。そんな油汚れの掃除には「セスキ炭酸ソーダ」がとっても便利です。
今回は、セスキ炭酸ソーダを使って換気扇をキレイにする方法についてご紹介します。
もくじ
換気扇の掃除にセスキ炭酸ソーダが効果的な理由は?
セスキ炭酸ソーダとは、水に混ぜるとアルカリ性の性質をもつ自然由来の物質です。重曹よりもアルカリ性が強く、水に溶けやすいので、掃除アイテムとして重宝されています。
反対の「酸性」の物質を中和する効果があり、油や皮脂などの酸性汚れを落とすのに効果を発揮するので、キッチンの油汚れを落とすためによく使われています。
ナチュラルクリーニングの掃除アイテムとして注目され、最近では「クエン酸」「重曹」「セスキ」と並べられてよく使われています。
換気扇をセスキで掃除|必要な道具は?
- 必須
- セスキ炭酸ソーダ
- ゴム手袋
- 換気扇の外側を掃除する場合
- スプレーボトル
- 布巾
- 換気扇の内側を掃除する場合
- スポンジ
換気扇の外側か、内側かで用意するものも異なります。準備を整えて掃除をはじめましょう。
換気扇をセスキで掃除|外側の掃除手順は?
まずはレンジフードの外側を中心にキレイにする方法をご紹介します。
- セスキスプレーを作る水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を混ぜた液体をスプレーを作る。
- スプレーを吹きかける外側にセスキスプレーをまんべんなく吹きかける。
- 布巾で拭く。5〜10分ほど放置したあとに、布巾で拭く。
カバーはフィルターほど汚れていないので、スプレーを吹きかけてさっと拭けばキレイになります。
換気扇をセスキで掃除|つけ置きの手順は?
油汚れがひどい場合には、セスキスプレーで拭き掃除しても汚れがうまく落ちません。
そこで、よりセスキをしっかり浸透させるために、次の方法にチャレンジしてみましょう。
- 換気扇のファンを外す換気扇の内側についているカバーやフィルター、ファンを外す。
- シンクに栓をするシンクに栓をし、40℃ほどのお湯をためる。その水量にあったセスキ炭酸ソーダを入れる。
- 外したパーツをセスキ水に浸すカバーやフィルターなど、外したパーツをシンクに入れ、30分ほどつけ置きする。
- スポンジで汚れをこすり落とす時間がたったら栓を抜き、汚れをスポンジでこすり落とす。最後にすすげば完了。
こうすることで、しつこい油汚れが落ちやすくなりますよ。
つけ置きのポイントとして、外したパーツがシンクに入りきらない場合は大きめのダンボールを用意して2〜3重にビニール袋をかぶせてセスキ水をため、つけ置きするのがおすすめです。
換気扇をセスキで掃除|注意点は?
セスキはナチュラルクリーニングのアイテムで、体に害がない物質です。
ただ、肌がもともと弱い人はアルカリ性の物質が肌につくと、手荒れの原因になります。特に、長時間掃除する場合は要注意。
不安がある人は、セスキを使うときに必ずゴム手袋を着用して作業しましょう。
換気扇の掃除はセスキ炭酸ソーダがおすすめ
換気扇周りの油汚れは、重曹よりも掃除向きのセスキを使うことでキレイにできます。
しつこい油汚れも時間をうまく味方につければキレイに落とせます。
セスキを使って換気扇を掃除するとスルスル汚れが落ちて、見た目もさっぱりするのでキッチンが清潔で過ごしやすくなりますよ。