2023年05月30日

トイレの換気扇の掃除｜簡単な手順や頑固な汚れの落とし方は？

トイレでふと上を見上げると、目に入ってくる換気扇の汚れ。普段の掃除では、そこまで手が回らないという人も多いと思います。でも、換気扇が汚れていると、トイレ特有のイヤーな臭いがこもる原因になってしまうかも…。

そこで今回は、トイレの換気扇を簡単に掃除する方法についてご説明します。

トイレの換気扇は定期的なホコリ掃除が必要

トイレの換気扇、掃除しないですむならそのほうが助かりますよね。

でも、換気扇を掃除しないままでいると、ホコリがたまって空気の吸い込みが悪くなり、トイレのなかに臭いや湿気がこもる原因になります。また、換気扇の回転が妨げられて故障の原因になることも…。

トイレのなかはホコリがないように見えても、トイレカバーやマット、トイレットペーパーなどから出たホコリが舞い上がっているので、換気扇はどんどん汚れていきます。

快適な空間にするために、換気扇を定期的に掃除してあげましょう。少し汚れてるかも…と思ったときが掃除のチャンスですよ。

トイレの換気扇につく汚れはただのホコリなので、取り除くのはむずかしくありません。ホコリを吸い出す「掃除機」と、こびりついたホコリをかき出すための「歯ブラシ」や「ウェットティッシュ」があれば十分です。

換気扇が高い位置にある場合には、「脚立」などがあると便利です。

スイッチを切る安全のためにも換気扇のスイッチを切り、止まったのを確認してから始めてくださいね。
手前に引っ張るトイレの換気扇の外し方はシンプルで「手前に引っ張る」タイプがほとんど。どこにもネジなどがなくて「あれ？」と思うかもしれませんが、カバーのフチを指先で持って手前に引っ張ってみてください。2本の針金のようなもので固定されているだけなので、簡単に取れるはずですよ。

取り外した部品のホコリを吸う換気扇のカバーの裏側や換気扇内部についた大きなホコリを掃除機で吸い取る。こびりついた汚れは歯ブラシでかき出す。
カバーや換気扇内を拭く掃除機や歯ブラシでは落ちない細かい汚れをウェットティッシュでキレイにする。『トイレクイックル』でもOK。
外した部品を元に戻す取り外した部品は乾燥させるか、乾拭きしてから元に戻して完了。換気扇の内部は目につくところのホコリが取れれば十分。吸いこむ力も戻るので、トイレの空気もキレイになります。これくらいの掃除なら10分もあれば終わるので、思い立ったらすぐに掃除するのがおすすめですよ。

初めて換気扇のカバーをあけてみると、なかのホコリの量にびっくりするかもしれません。場合によっては、さきほどの掃除方法ではホコリを取り切れないこともあります。

そんなときは、換気扇のなかにあるファンを外して丸洗いすることもできます。むずかしそうに思うかもしれませんが、ドライバーでネジを取るだけで意外と簡単に外せますよ。

ファンを外すドライバーでネジをとって、ファンを外す
中性洗剤にファンを浸け置き外したファンは、『トイレマジックリン』などの中性洗剤を吹きつけて歯ブラシでこすりましょう。汚れが酷いときは1時間ほど浸け置きにします。
洗い流して乾燥させる最後に流水で洗い流せばスッキリします。しっかり乾かし、外したときと逆の手順で下に戻せば完了です。

メーカーによっては換気扇が外しにくいものもあります。無理に外そうとすると故障の原因になることもあるので、少しでも不安を感じたら無理をせず、清掃業者に依頼することをおすすめです。