スニーカーが好きな人にとって毎日履くパートナーはキレイにしておきたいものですよね。
ただし、その分ソールの汚れ(黒ずみ)が気になる人も多いはず。
そこで今回は、スニーカーのお手入れについて、特にソールの掃除方法などをご紹介します。
もくじ
スニーカーはどうして汚れる?

「おしゃれは足元から」というくらいなので、スニーカーはできるだけキレイにしておきたいもの。
しかし、汚さないように気をつけていても、普段遣いしていればソールは汚れてきてしまいますね。これは靴同士がぶつかったり地面とこすれたりすることが原因なんです。ラバー素材のスニーカーは、土ボコリなどを絡め取って吸着しやすいという問題もあります。
ただ、こうした汚れは表面に付着しているだけなので、落とすのはとっても簡単。洗う手間もかからずキレイに戻せるんですよ。
スニーカーの汚れ落とし|ソールの汚れには消しゴム

スニーカーのソールに付いた汚れは「消しゴムで剥がし取る」のが一番簡単です。
消しゴムでこするときに気をつけたいポイントが2つあるので、初めてのときは注意してくださいね。

① 消しゴム自体をキレイにする
おうちに余っている消しゴムで大丈夫ですが、消しゴム自体が黒く汚れていないかを確認してください。
鉛筆の黒鉛がソールについてしまうと落としにくくなるので、あらかじめ紙などでこすって真っ白にしてから使いましょう。
② ていねいにこする
消しゴムの汚れを落としたら準備は完了。ソールの汚れが目立つ場所を中心にこすりましょう。
落ちにくい汚れも、繰り返しこするうちにだんだんと取れていきます。消しカスが白くなり、それ以上汚れが取れなくなるまでこすれば完了。
これだけでソールについた汚れはぐっと目立たなくなりますよ。
スニーカーのソールの汚れ落とし|頑固な汚れはつけ置き洗い

- 必須
- ブラシ
- 『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
- あると便利
- 固形石鹸
消しゴムを使っても汚れが落ちない場合は、一度洗い落とすのがおすすめ。ガンコな土汚れは洗濯用の酸素系漂白剤を使うことで洗い流せます。
どうしても落としたい黒ずみがある場合は、酸素系漂白剤を使った「つけおき洗い」が効果的です。時間をかけることで汚れがふやけ落ちやすくなります。
つけ置き液をつくる
シンクに浅くぬるま湯を張り、水量に合わせた漂白剤を溶かす。
つけおきする
スニーカーのソールが浸るように液に入れ、1時間ほど放置する。
こすり洗いする
液から取り出して軽くすすぎ、ブラシでこする。固形石鹸を使うとさらに汚れが落ちやすくなる。
すすぐ
洗剤成分を残さないよう、しっかりすすぐ。
干す
風通しのいい場所で半日ほど干して乾かせば完了。
消しゴムでは落ちなかった汚れも、つけおき洗いなら効果抜群。つけおき洗いはスニーカー全体の汚れも落とせるので、この機会に丸洗いするのもいいですよ。
スニーカーのソール汚れは防げる?
ソールの汚れはすぐに気になってくるので「どうにか手入れする手間を省けないかな」と思いますよね。完全に予防できるわけではありませんが、下記を心がけておくといいですよ。

防水スプレーをかけておく
防水スプレーをかけておくと撥水効果が生まれ、汚れもつきにくくなります。ただ、劇的な効果があるというわけではありません。
汚れたらすぐに手入れする
汚れが積み重なって落ちにくくなるのを予防するなら、やはり「消しゴム」でこまめに落とすのが一番有効です。
汚れが1番落としやすいのは「家に帰ってすぐ」のタイミング。こまめに手入れしてあげれば、いつも新品同様の白さをキープできますよ。
スニーカーのソールは汚れをこまめに落とすのが大切!

せっかくのお気に入りのスニーカーも、ソールに汚れがついたままだと楽しみも半減ですね。
「長く歩いた日は手入れする」などとルールを決めてこまめに手入れしましょう。よく履くスニーカーがいつもベストな状態を保ち、履いてお出かけするのも楽しみになりますね。