お気に入りのスニーカーをずっと履いていると、だんだんつま先に穴が空いたり、かかとのゴムが剥がれてきたり傷みが目立ってきますね。
もう少し履きたいから、修理できないかな…？と思う人も多いはず。
そんな傷んだスニーカーを、プロの手を借りて修理してもらう方法をご紹介します。
スニーカーって修理できるの？どこに依頼すればいい？
スニーカーは履き続けていると傷みやほつれ、部分的の摩耗などのトラブルが目立ってきますね。
傷んだら「捨てるしかない…」と思われがちですが、実は修理してあげればもっと長く履けるんです。
そうはいっても、本格的な修理は専用の道具が必要。家庭ではむずかしいため、『ミスターミニット』などの知識が豊富な補修・修理業者に相談するのが確実です。
最近ではインターネットから依頼できる店舗も増えていて、おうちにいながらスニーカーを修理に出せますよ。
修理できるスニーカーのトラブルはどんなものがある？
プロの手による修理なら、ほとんどのトラブルを修理できます。よく困る次のようなトラブルは修理に出せば直せますよ。
ソールのすり減り
地面とこすれてかかとやつま先部分がすり減るのは、靴を履いていて一番多いトラブル。でも、プロの手にかかれば専用の補修材を使って元通りにしてくれます。色味まであわせてくれるので目立ちませんよ。
ソールの剥がれ
何年も履いていないスニーカーだと、ソールがボロボロになって剥がれてしまうことも。これは、ソールに使われているポリウレタンが時間とともに劣化するためです。このソールの全面貼り直しも可能です。
生地のほつれや破れ
ずっと履いていると縫い目にほつれが出てきたり、メッシュの生地なら爪があたって破れるトラブルもありますね。の場合は縫い直しの修理やメッシュ生地の補強で元通りに直してくれます。
履き口の傷み
こすれて穴があきやすい履き口も補修できます。頼めば「革」を使って補強してくれるお店もあるので、これまでよりもずっと履き心地がよくなりますよ。
スニーカーを修理するときの料金は？
スニーカーの修理を依頼するときに気になるのが、料金ではないでしょうか。平均的な予算は3000円ほどです。
ただ、依頼するお店やどんな修理をするかによってことなり、ほつれなど軽い修理であるほどかかる料金も安くなります。反対に、ソール全面の張替えになると高度な修理が必要で、1万円を超える場合も。
はじめに見積を取ってしっかり内容を確認し、できるだけ先送りにせず簡易なものなら早めに出すといいですよ。
スニーカーは自分でも修理できる？
かなり傷んだスニーカーはプロの手で修理してもらうのがおすすめですが、ソールの減りを埋める程度なら、実はおうちでも十分できます。市販のアイテムを用意して試してみてください。
『補修用品シューグー』（コロンブス）
つま先の剥がれやソールの補修におすすめなのが『シューグー』。付属のヤスリを使ってゴム部分をならして、ヘラで形を整えながら塗りつけるだけで補修ができます。ひどくすり減っているときは数回にわけて重ね塗りするのがコツです。
白、黒、ゴム色の3色展開なので靴底の色にあわせて使えるのもうれしいですよ。
『シューズドクターN』（セメダイン）
頻繁に補修が必要なスニーカーがある場合は、セメダイン社の補修材がおすすめ。すり減りを埋めるのはもちろん、新品のスニーカーの底に塗っておけば、すり減りを防止する効果もあります。
ソールの輪郭にセットして使える型とりプレートが付いているので、補修材がはみ出しません。
覚えておきたい
スニーカーの修理はこまめにお手入れしておけば防げる
スニーカーのほとんどのトラブルは修理で解決できますが、そもそも修理しなくても長持ちするのが理想ですよね。
スニーカーなどの靴は、脱いだら「ブラシで生地の汚れを払い、日陰で干す」などのこまめなお手入れで、キレイな状態が長続きします。
毎日連続で履かずに1回履いたら1日以上休ませる、歩き方を直すなどの心がけも大切です。
型くずれやほつれ、摩耗などを防ぐためにも、ふだんから意識してみてくださいね。
お気に入りのスニーカーは修理で元通りに
お気に入りのスニーカーをずっと履いていると傷みが目立ってきますね。そんなときは修理に出して直してもらうのがおすすめ。
履きにくくなったスニーカーも、プロの手にかかれば新品のような履き心地に。これからもずっと長く楽しめますよ。
