お気に入りのスニーカーだからこそ、しっかりお手入れしてあげたいですよね。
毎日のように履き回して、汚れがついてきたスニーカーのケアには、『ジェイソンマーク』というクリーニングキットがとっても便利。
今回は『ジェイソンマーク』のキットを使って実際にスニーカーをクリーニングしてみました!実際の様子とあわせて使い方を紹介します。
『ジェイソンマーク』って何?

『ジェイソンマーク(JASON MARKK)』は、アメリカのロサンゼルスで生まれたスニーカーのケアブランド。
世界初の「スニーカー専門クリーニング店」をオープンしたことから人気が広がり、今では世界30カ国、2000店舗以上で取り扱いのあるケアブランドに。日本でも取り扱われているので、スニーカーショップなどで目にしたことのある人も多いかもしれませんね。
『ジェイソンマーク』のブランドにはいろんな商品がありますが、ほとんどがどんな素材も傷めず、簡単に汚れを落とせるという特徴をもっています。布製のスニーカーはもちろん、革が使われたものも素材を選ばずクリーニングできることにスニーカー好きな人のあいだで人気を集めているんですよ。
『ジェイソンマーク』のキットの内容は?

今回購入したのは「エッセンシャルキット」という、洗剤とブラシがパックになったセット商品。
最低限のパックですが、これだけで基本的な手入れは十分。ブラシと洗剤あわせて2,720円でした。

洗剤は118mlと小さなボトルに入っていますが、1度に使う量は1mlほどなので100回以上は使える計算。1本あれば、しばらくは使いまわせますね。
布のスニーカーはもちろん、レザーやスエード、ビニール、ナイロンなどさまざまな素材に使えるのがうれしいポイント。これだけで家中の靴をキレイにできます。

ブラシは縮れた毛がぎっしり詰まり、弾力があります。布の目にはいりこんだ泥の汚れもしっかりかきだしてくれそうです。

持ち手には『ジェイソンマーク』のブランドロゴが焼印として刻まれています。木製でおしゃれなので、玄関先のインテリアとして飾るのもいいですね。
【実践①】『ジェイソンマーク』を使ってみた!

今回『ジェイソンマーク』で洗ってみるのは、こちらのスニーカー。

白い部分には黒ずんだ汚れが目立っている状態です。しっかり落とせるのか、ボトルの案内通りの手順を試してみます。
① 必要なものを準備

- 必須
- 『ジェイソンマーク』
- 洗面器かバケツ
- タオル
「ジェイソンマーク」を使った靴洗いで必要になるのはこの3つだけ。事前に用意しておくと作業がスムーズです。
② ブラシに洗剤と水分を含ませる

まずは洗面器に水をため、ブラシを浸して湿らせます。

そこに『ジェイソンマーク』をポタポタと10滴ほど垂らし、再度水にひたしてなじませます。
③ ブラシでこすり洗いする

靴は濡らしたりせずそのままブラッシングしていきます。表面をひっかくように軽くこするとどんどん泡が出て、汚れを落としていきます。

汚れが目立つつま先やソールの部分を念入りにこすり洗いしていきます。軽い力で細かくこするのが汚れを落とすのに効果的なようです。
④ タオルで乾拭き

大まかな汚れが落ちたら、最後にキレイなタオルで泡と水分を拭き取れば完了。
すすぎのステップが不要なので、とってもラクに進められました。

右が洗った靴で、左が洗う前の靴。白さがまったく違うのがよくわかりますね。1回こすり洗いしただけでこれくらいまでキレイになります。
気になる汚れが残っていたら、再度洗剤を使ってブラッシングしましょう。

スニーカー自体を水に浸しているわけではないので、風通しのいい場所で軽く乾かしてあげればOK。両足の分をブラッシングしてもかかった時間は10分ほどなので、気になったときに気軽に始められますね。
手順からわかるように、『ジェイソンマーク』の大きなポイントはすすぎの必要がないというところ。流水ですすぐ必要がないので、スニーカーを濡らす範囲を最小限にできます。
『ジェイソンマーク』は表面の汚れを落とすための洗剤で、靴の内側の汚れや臭いなどを落とすのには向かない点に注意してくださいね。
【実践②】『ジェイソンマーク』を使ってみた

布製のスニーカーが洗えることがわかったので、次は素材の違うスニーカーで『ジェイソンマーク』の汚れ落ちを試してみます。
今回試してみたのは、このスニーカー。上と同じ手順で洗ってみました。
① 汚れの確認

まずは洗う前に、どこに汚れがついているかを確認します。左足のソールや右足のつま先などに黒ずんだ汚れがついていることがわかりますね。
②『ジェイソンマーク』でこする

上の手順と同様に、付属のブラシで汚れをこすり落としてみます。黒ずんだ汚れをこすると表面の頑固な汚れが落ちていきました。
③ 乾かす

汚れが落ちたら、軽くタオルで水気を拭き取ってから乾かします。乾いたあとは汚れはすっかり落ち、新品同様の白さを取り戻しました。
ただ、ブラシの毛がかなり硬いので刺繍のロゴが少し毛羽立ってしまったので、デリケートな部分は少し優しくこする必要がありそうです。
『ジェイソンマーク』はどこで買える?
『ジェイソンマーク』は大型のスニーカーショップのほか、ネット通販でも購入できます。
今回はアマゾンで買える『ジェイソンマーク』をご紹介しますね。
『ジェイソンマーク エッセンシャルキット』
今回用意した『ジェイソンマーク』のエッセンシャルキットです。今回は1足のスニーカーを洗ってみましたが、使った量はごくわずかでした。

ちなみに、今回1足を洗って使ったのはこれくらい。ポタポタとブラシに垂らすくらいでも十分汚れが落とせるので、これなら毎月のように洗っても数年は持ちそうです。
- 税込価格
- 2,720円
- 内容物
- クリーナー・硬いブラシ
『ジェイソンマーク コンプリートパック』
「デリケートなスニーカーを洗いたい」「気軽に汚れを落としたい」という場合はコンプリートパックがおすすめ。
エッセンシャルキットの洗剤やブラシの他にも、やわらかく素材を傷つけないブラシと気軽に使える使い捨てのクリーナーが入っています。
ひとつあれば家中の靴を洗うのに重宝しますよ。
- 税込価格
- 7,240円
- 内容物
- クリーナー・硬いブラシ・やわらかいブラシ・使い捨てクリーナー
コレ使ってみる?

シートタイプの『ジェイソンマーク』も使ってみた

『ジェイソンマーク』には使い捨てできるシートタイプのクリーナーもあります。気軽に使えるのが特徴で、日々の手入れにピッタリ。

パックを開けると、汗ふきシートよりも大ぶりで洗剤と同じ香りのするシートが入っています。

片面は不織布ですが、裏面はドット状の凸凹がつけられています。こびりついた汚れにはドットの面、軽い汚れには表の面でこするように使い分けられるようです。
このシートを使って、革でできたスニーカーを掃除してみました。

表面をよく磨いたところ、ついてすぐの汚れはすっかり落とせましたが、時間がたったものまでは落としきれませんでした。

両足を磨いたあとのシートはこんな感じ。うっすらと茶色い汚れがついていますが、劇的にキレイになるわけではありませんでした。丸洗いほどの効果はありませんが、出かける前にちょっと気になる汚れを落としておきたいときなどに向いている、と考えて使うとよさそうです。
『ジェイソンマーク』でお気に入りのスニーカーが長持ち

お気に入りだからこそ、スニーカーは長く楽しみたいですね。
おうちに『ジェイソンマーク』がひとつあれば、いつでも気軽に新品同様に復活させられます。
おしゃれなパッケージはインテリアにもなるので、玄関先においておくといいですね。