コーディネートのアクセントとして、おしゃれに欠かせない白色のスニーカー。たくさん履き回している人も多いですよね。
ただ、一番の困りごとが「すぐに汚くなること」ではないでしょうか。白色なので雨が降っただけでもシミ汚れが付いて困りますね。ここでは、そんな白いスニーカーについた汚れの落とし方をご紹介します。
もくじ
白いスニーカーの汚れを落とすときのポイントは?
一口に白いスニーカーと言っても、表面に使われている素材は布や革などさまざま。洗うときの第一のポイントは素材を知ることです。
よく見るのはコンバースなど布製のもの。これなら洋服を洗うように水でガシガシ洗っても大丈夫。
少し洗い方に注意する必要があるのが、合成皮革が使われている靴。水で洗えないこともありませんが、長持ちさせたいなら、方法を選びながら洗わなければいけません。
ここでは布製の白スニーカーでできる一般的な汚れの落とし方を中心にご紹介します。
白いスニーカーの洗い方は2つ!どんな洗い方がある?
布製の白いスニーカーの汚れを落とすには、「洗濯機洗い」と「手洗い」の2種類のやり方があります。
それぞれの特徴を知って、どちらか選んでみてくださいね。
手洗い
「手洗い」は少し手がかかりますが、その分汚れ落ちは抜群。履き込んだ靴の念入り掃除に向いています。
また、やり方を選べば、濡らさずに汚れを取り除くラクなやり方も。汚れ具合にあわせて洗えるので、思い通りの仕上がりになりますよ。
洗濯機洗い
「洗濯機洗い」は洗濯機任せにできてラクな反面、汚れ落ちはそこまでよくありません。
手軽にできるので、定期的なお手入れに向いています。
次からは具体的にそれぞれどう進めるか見ていきましょう。
白いスニーカーの洗い方|汚れを落とすのに使う道具は?
- 手洗いする場合
- 『ジフ』などのクレンザー
- ブラシ
- 消しゴム
- 洗濯機で洗う場合
- 『アタック』などの洗濯洗剤
- 靴用の洗濯ネット
手洗いには3つの道具があればOK。洗濯機で洗うときは、さらに2つそろえましょう。
靴専用の洗濯ネットにはクッションが入っていて洗濯機のなかで転がっても洗濯槽を傷めません。いつでも洗濯機で洗えるように、ひとつ用意しておくと便利です。
白いスニーカーの洗い方|手洗いでの汚れ落とし
白スニーカーの手洗い方法は大きく2通り。まずは手持ちアイテムですぐにできる「濡らさない掃除法」からご紹介します。
濡らさずに汚れを落とす方法
白スニーカーの汚れはついてすぐなら、比較的かんたんに取り除けます。
まずは目に見える土や砂などの細かなゴミから。湿っていると伸びるので乾かしてからブラシでこすり落とせばOKです。
ソールなどのゴム部分に付いた落ちにくいシミや黄ばみは、消しゴムでこするのがおすすめ。少し力はかかりますが、どんどんと汚れが剥がれ落ちて新品のようにキレイになりますよ。
念入りに洗う方法
雨の日などでしみこんだシミ汚れは、その部分を一度湿らせ、『ジフ』などのクレンザーを塗って磨くとスッキリ落とせますよ。
どの汚れもついてすぐならすぐに落とせるので、こまめに洗うのがコツ。履いたあとにちょこっと掃除すればキレイな状態をキープできます。
白いスニーカーの洗い方|洗濯機で汚れ落とし
白スニーカーの汚れを洗濯機で落とすときには、「蛍光剤」という成分の入った洗剤を使うのがおすすめです。蛍光剤は白をより白く見せるための添加物。白いスニーカーを洗うと新品のような仕上がりになるんです。
洗濯機で洗う場合には、「下洗い→洗濯機洗い」と2段階で洗う必要があります。少し手間ですが、季節ごとにこの方法で洗うといつまでもキレイな状態を保てますよ。
ひもを外して外側の汚れを落とす
靴のひもを外し、目に見える大きめの汚れをブラシで軽く落とす。
バケツにお湯をため、洗濯洗剤を溶かす
水量に合わせて洗剤を入れ、1時間ほどつけおきする。ひもも入れる。
洗濯ネットに入れて洗濯する
靴用の洗濯ネットに入れて標準コースで洗う。
干す
脱水が終わったあと干して乾かせば完了。
乾くまでの時間を考えると丸一日かかる方法ですが、効果てきめん。
洗濯機に入れるときには事前に素材などを確認し、洗濯槽を守るためにも必ずネットに入れてくださいね。
白いスニーカーの洗い方|合成皮革の洗い方
合成皮革は布に比べるとデリケートなので、次の方法でていねいに洗ってあげましょう。
ブラシでこすって汚れを取り除く
ブラシでこすって泥などの固形汚れを落とす。形がくずれないようにシューキーパーを入れるとよい。
やわらかい布でこする
やわらかい布でこすって、ついている細かな汚れを拭き取る。
撥水スプレーをかければ完了
撥水スプレーをかけて雨予防すれば完了。ゴミもつきにくくなる。
白いスニーカーの汚れを洗い流すのにおすすめの掃除グッズ3選
白色のスニーカーの「白」を気持ちよく保つのに欠かせないアイテムをいくつかご紹介します。参考にしてみてくださいね。
『ファイン シューズ洗濯ネット』(芙蓉)
靴専用の洗濯ネットです。箱型で面のすべてにクッションが入っているので、洗濯機の中でゴロゴロ転がっても洗濯槽を傷めることはありません。洗濯機で洗濯するときには必ず必要なのでおうちにひとつ用意しておきましょう。
『酸素系漂白剤入り 蛍光増白剤 グローホワイト』(Dr.Beckmann)
蛍光剤入りの洗濯洗剤を選ばなくても、蛍光剤だけで販売されています。イギリスで大ヒットとなっているこの商品は、白い服をまとめて洗濯するときに加えると仕上がりが格段にキレイになりますよ。
『AMEDAS アメダス』(columbus(コロンブス))
スニーカーの防水に使うスプレー。白く戻ったスニーカーに吹き付けておけば、また汚れがつくことを減らせます。
白いスニーカーの汚れを防ぐには?
白スニーカーは靴の中でも特に汚れの目立つアイテム。あらかじめ汚れ予防のひと工夫を加えておくとキレイにするのがラクになります。
撥水スプレーを1本用意して、靴にかけてあげましょう。
水を弾くので汚れが染み込みにくくなり、軽い雨くらいなら汚れる心配がなくなりますよ。
白いスニーカーの汚れの落とし方を覚えてお出かけを楽しもう
白色のスニーカーは、コーディネートがしやすい一方で、汚れがついてすぐに履けなくなってしまうのが困りますよね。
汚れを落とすポイントは、「ふだんからのこまめな掃除」と「洗濯機を使った本格掃除」を使い分けること。
作業自体はそれほど手間ではありません。汚れを簡単に落とせるとわかっていれば、お出かけにも履いていきやすくなります。気軽に履けておしゃれの幅がもっと広がりますよ。