靴はキレイに履いていてもすぐに汚れてきますよね。急な雨で泥だらけに、なんてことも日常茶飯事。

泥などで汚れた靴はなかなかキレイにならないイメージがありますが、『オキシクリーン』を使えば元の真っ白な靴に戻せます!

今回はコジカジ編集部が、『オキシクリーン』で靴を洗ってみた様子をレポートします。洗い方や注意点などもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

オキシクリーンで靴を洗ってもいいの?

オキシクリーンパッケージ

『オキシクリーン』はコストコファンのママたちの間で人気の洗剤で、今では掃除用の洗剤としても広く知られるようになりました。

もともとは洗濯用の洗剤として発売されたものなので、靴を洗うのにももちろん使えます

漂白効果があるのでたっぷり染み込んだ汗染みや皮脂を分解し、泥などの汚れを簡単に浮かせて流しやすくしてくれます。真っ黒に汚れた子供の運動靴など、汚れやすい靴の掃除にピッタリの洗剤です。

オキシクリーンで靴洗い|①素材の確認

『オキシクリーン』で靴がキレイになるといっても、実はどんな靴にも使えるわけではないので注意が必要です。

オキシクリーンで靴を洗う時の注意

「革、合皮、エナメル素材でできた靴」「ドライクリーニング表示のある靴」には使えないので注意しましょう。

『オキシクリーン』の洗浄力はかなり強力で、素材の相性によっては傷んでしまうことも。綿素材でできたスニーカーでも、部分的にデリケートな素材が使われていることもあるので事前に確認しておくと安全です。

子供の上履きや運動靴、装飾の少ない白スニーカーなどは問題なくキレイにできるので、そういったものから試してみましょう。

オキシクリーンで靴洗い|②用意するもの

オキシクリーン

用意するもの
必須
オキシクリーン
ブラシ(歯ブラシでも可)
バケツ
ゴム手袋

洗ってもいい靴か確認したら必要なものをそろえていきます。

『オキシクリーン』には日本版とアメリカ版の2種類がありますが、どちらでも靴は洗えます。あとはつけおき用のバケツか洗面器、掃除用のブラシを用意したら準備完了です。

オキシクリーンで靴洗い|③つけ置き洗いの手順

今回洗うのは、保育園で子供が汚してきた上履き。汗やホコリを吸着して、黒ずんでいます。

「つけおきしてからこすり洗い」の順で洗ってみました。

① 洗浄液をつくる

オキシクリーンの洗浄液

まずはオキシクリーンが効果的にはたらく50℃ほどのお湯をバケツいっぱいにためます。靴が沈むくらいの深さがあれば十分です。そこにオキシクリーンを付属のスプーン半分〜1杯ほどをいれ、よくかき混ぜます。

ひどい汚れの靴や、何足も一気に洗いたいときは2〜3杯ほどと量を増やしてみるのもいいですよ。

② 「オキシ漬け」する

オキシクリーンで靴洗い

できたオキシクリーンの液に靴全体が浸かるようにいれます。このつけおきは「オキシ漬け」と呼ばれ、ガンコ汚れを落とせるとママの間で評判のやり方です。

オキシクリーンで靴洗い

沈んだらそのまま2〜6時間を目安に放置します。ひと晩おいて翌日洗うのもOKです。

③ ブラシでこする

オキシクリーンで靴洗い

肌荒れ防止のためゴム手袋をし、靴用のブラシなどを使ってこすり洗いします。オキシ漬けに使った液がそのまま洗剤としても使えますよ。

汚れが十分にゆるんでいるので、軽くこするだけでもどんどん汚れが落ちていきました。

④ すすぐ

オキシクリーンで靴洗い

オキシクリーンを残さないよう、流水でよくすすいだら完了です。

⑤ 脱水して干す

オキシクリーンで靴洗い

洗濯機の脱水コースにかけて水を切ります。そのまま1日ほど風通しのいい場所に干したら完了。

オキシクリーンで靴洗い

つけおきして軽くこすり洗いするだけで、こんなにピカピカになりました。ゴシゴシこするなどの苦労もなく、もとの白さを取り戻せました。

つけおきには少し時間がかかるので休日などにおこなうのがおすすめ。

『オキシクリーン』とお湯を混ぜた洗浄液に浸す「オキシ漬け」をするだけで、汚れがぐんぐん分解できます。真っ黒に汚れた靴でも、軽くこするだけで簡単にキレイになりますよ。

オキシ漬けで靴の漂白効果を高めるコツは?

『オキシクリーン』で靴を洗うときには2つのコツがあります。コツをおさえて汚れ落ちの効果を高めましょう。

オキシ漬け靴洗いのコツ

①お湯を使う

『オキシクリーン』は50℃前後のお湯に溶かすともっとも効果が高まります。

熱いお湯を使ってつけおきすると、活発にはたらいて酸素の細かな泡がいっぱい出てきます。この泡が靴の汚れを包み込んではがし取ってくれるんですよ。

②全体が浸かるようにする

オキシクリーンを使うと泡が出るので普通に入れただけでは靴は浮いてきてしまいます。水面から出ている部分はオキシ漬けの効果がなくなってしまうので、水をいれたペットボトルなどをおもりにして沈むように工夫しておきましょう。

オキシクリーンの靴洗いで注意することは?

オキシクリーンは強力な洗剤なので、扱うときにはちょっとした注意点も。事前に確認しておくと安心です。

オキシクリーンの靴洗いで注意すること

直接手で触れない

『オキシクリーン』はかなり強力な洗剤なので手の油分まで分解します。手荒れの原因になるので手に触れないように作業するか、ゴム手袋をして洗いましょう。

『オキシクリーン』の漂白効果は半日ほどでなくなりますが、靴の傷みを防ぐためにも念入りにすすぐと安心です。

ダメージチェックをする

オキシクリーンは洗濯用とはいえ、漂白剤の一種。はじめて使うときはテスト目立たない場所でテストするのが安心です。

スニーカーなど傷みが不安な靴は、オキシクリーンを溶かした液を傷みが心配な場所に少しつけて拭き取り、時間がたっても変色などを起こさないことを確認しましょう。

つけおきのときもいきなり何時間も放置せず、こまめにチェックすると繊維の負担を最小限に抑えられますよ。

オキシクリーンのつけ置き洗いでスニーカーや上履きをキレイに!

子供靴 スニーカー  靴を干す

靴はこまめに掃除するものではないだけに、気づいたときにはかなり汚れています。洗う前は憂鬱な気分になりますよね。

でも、『オキシクリーン』があれば、ほとんど手をかけることなく汚れがスッキリ。子供が元気いっぱいに遊んで汚して帰ってきても、気持ちよく迎えられますよ。