スニーカーに雨で泥がついてぐしゃぐしゃになったときなど、「洗濯機で洗えたら楽でいいのに…」と思いますよね。スニーカーを洗濯機で洗うのは、なかなか馴染みがないかもしれませんが、条件さえ整えば洗えるんですよ。
今回は汚れたスニーカーを洗濯機でキレイにする方法をご紹介します。
洗濯機で洗えるスニーカーって?
スニーカーを洗う場合、次の3つの条件さえそろえば洗濯機で洗うことができるんです。
① 洗うのが布製の靴であること
② 靴専用の洗濯ネットがあること
③ 汚れを下処理で落としておくこと
もともと洗濯機は洋服を洗うためのものであって、スニーカーなどの靴を洗うことまで考えてはつくられていません。洗濯機を傷めず、それでいてスニーカーを洗う手間を省くにはこの3つが必須なんです。
具体的にどういったことか一つずつ見ていきましょう。
洗濯機でスニーカーを洗い方①|素材の見分け方は?
まずは洗濯機で洗いたい靴の素材を確認することから始めましょう。
布製のスニーカーなら水で濡れても生地が傷みません。たとえば、子供の上履きや外靴、コンバースのスニーカーなどは問題なく洗えるケースが多いですよ。
表面に少しツヤのある合成皮革が使われたスニーカーなどは、水で傷む可能性があるので、水洗いは避けた方が無難です。
洗濯機でスニーカーを洗い方②|スニーカー用ネットとは?
スニーカーを洗うのには、靴専用の洗濯ネットがかかせません。靴専用の洗濯ネットがあれば靴のように固いものを洗っても洗濯槽を傷めずにすみます。
さまざまな種類が販売されているので、ここでいくつかご紹介しますね。
『ファイン シューズ洗濯ネット』(芙蓉)
長方形で6面全てにクッションがついているシューズ用の洗濯ネットです。洗濯機の中でゴロゴロしても洗濯槽を傷めず守ってくれますよ。子供の靴なら、一度に2足まで洗えるのもうれしいですね。
『上履き洗ってネット』(小久保工業所)
上履き用の洗濯ネットです。厚手のネットのポケットに片足ずつ入れるので、洗濯中もかたよりません。洗ったあとはそのまま吊るして干せる手間入らずな商品です。
洗濯機でスニーカーを洗い方③|必要な道具は?
スニーカーを洗濯機で洗うには、砂などの汚れが散らからないように下記の準備と手順で必ず下処理しましょう。
準備するもの- 必須
- 『アタック』などの液体洗剤
- ブラシ
- バケツ
ひもを外して汚れを落とす
洗いやすいように靴ひもを外し、底やつま先の泥や砂をブラシで落とす。
バケツへお湯をため、洗剤を溶かす
40℃前後のお湯をためて、水量に合わせて洗濯洗剤を入れる。
スニーカーを入れてつけおきする
浮いてこないようによく沈め、1時間ほどつけておく。
洗濯機でスニーカーを洗い方④|正しい手順は?
洗う準備ができたら、いよいよ洗濯機に入れて洗います。あとはとっても簡単ですよ。
用意したネットにスニーカーを入れて洗濯機に洗剤をセットし、標準コースで回します。あとは脱水まで終わって水分が切れたら、日陰で干して完了。
干すときは、ベランダなどの風通しが良い場所を選びましょう。つま先をあげて立てかけるように干すと乾きが早いですよ。
スニーカーを洗濯機で洗うときに注意することは?
素材によっては洗濯機を使って汚れを落とせない靴も多くあります。
その場合は基本的に手洗いするしかありません。洗濯機や素材の傷みが心配なときは無理せず、手洗いを選ぶと安心ですよ。
革やスエードなどのとくにデリケートな素材なら、水洗いはせずにブラッシングで汚れを落とすだけにとどめておきましょう。
ガンコに汚れが固まる前に落とすのを心がけてくださいね。
コインランドリーの専用洗濯機でスニーカーを洗うのもおすすめ
洗濯機の故障が心配だし、泥や砂のついた靴を入れたくないときもありますね。
そこで活躍するのがコインランドリーです。コインランドリーには靴専用の洗濯乾燥機が置かれていることもあり、これならゴロゴロ転がって洗濯槽を傷めたり、汚れを散らかしたりする心配はありません。
乾燥機能を使えば、その日のうちに新品同様の輝きを取り戻せますよ。
スニーカーは洗濯機で手早くキレイに
スニーカーは汚れがガンコに繊維に結びついていることが多く、手洗いするには大変。ママひとりではなかなか時間が取れませんよね。
洗濯機を使えば、少しだけ手間がはぶけ、洗い上がりもキレイですよ。「時短」で玄関をキレイにしていきましょう。