生で食べられて、スープなどにも入れられる玉ねぎの「薄切り」。ただ、包丁で切ろうと思うと太さがバラバラになったり、時間がかかったりして大変ですよね。
今回は、そんな玉ねぎの薄切りに便利なスライサーの使い方とメリットをご紹介します。
もくじ
スライサーで玉ねぎを薄切りするメリットは?サラダに使える!
玉ねぎをスライサーでスライスするのには、いくつかメリットがあります。
一番のメリットは薄く、均一に仕上がる点。見た目が整いキレイなうえに、ムラなく火を通すこともできます。
そして、生で食べる場合にやっかいな、玉ねぎ特有の「辛味」が抜けやすくなるのも大きなメリット。玉ねぎの辛味成分は空気にふれることで自然と抜けるため、空気にふれる面積が広ければ広いほど、辛味も抜けやすくなり、格段に食べやすくなります。
サラダに入っているオニオンスライスは、スライサーで薄切りにしたものがよく使われています。玉ねぎの薄切りにかんしては、包丁で切るよりもスライサーを使った方が何かと都合がいいんですよ。
スライサーで玉ねぎをスライスする道具は?
- 必須
- スライサー
- 玉ねぎ
- 受け皿(ボウルでも可)
- あると便利
- バット
サラダなど、生で食べる場合、玉ねぎとスライサーのほかに、調理用の薄く大きいバットがあると便利です。スライスした玉ねぎを薄く広げておくだけで辛味抜きできるのでおすすめです。
スライサーで玉ねぎをスライスする手順
玉ねぎのスライスは次の手順で進めます。上手に仕上げるポイントもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ステップ①|玉ねぎの皮をむく
まずは玉ねぎの皮むきから。いつも通り、お尻と頭の部分を切り落とし、茶色の皮をぐるっとむきとります。
ステップ②|玉ねぎを半分に切る
皮をむいたら、玉ねぎを縦半分にカット。
茎の部分が苦手な人は取り除いておきましょう。
ステップ③|スライスする
あとはスライサーを使って、玉ねぎをスライスするだけ。
スライスするときには玉ねぎの向きがポイントで、繊維を断つようにスライスすると辛味が抜けやすくなります。
1/2カットの玉ねぎなら、1分ちょっとでラクに切り終わります。
作業中はくれぐれも手を切らないよう注意しましょう。スライサーの「プロテクター」などもうまく活用するといいですよ。
スライスした玉ねぎをサラダで食べるなら…
スライスした玉ねぎをサラダで食べるには、辛味を抜く必要があるので、バットなどに薄くまんべんなく広げ、しばらく放置しましょう。
辛味の正体である「硫化アリル」という成分が空気中に抜け、1時間ほどで辛味がグッとなくなり、食べやすくなりますよ。
水に浸す方法も有名ですが、その場合は「水に浸す時間」に少し注意。浸す時間が長いほど辛味は少なくなりますが、浸しすぎると栄養も流れてしまいます。
硫化アリルは消化を促進したり、血液をサラサラにしたりと、健康を手助けしてくれる貴重な栄養素でもあります。さらす時間は5〜10分ほどに止めるのがおすすめですよ。
スライサーを使えば玉ねぎのみじん切りもできる!
スライサーを使えば、実は玉ねぎのみじん切りを作ることだってできるんです。
玉ねぎの皮をむいたら、頭の部分に縦横に細かく切り込みを入れましょう。あとはスライサーでスライスするだけ。
簡単に細かいみじん切りの完成です。ハンバーグに入れるときなどにぜひ試してみてくださいね。
スライサーがあれば玉ねぎの薄切りも簡単!
薄切りした玉ねぎを大量に必要なときは、スライサーがあるととても便利。時短になりますし、包丁よりも細かくカットでき、玉ねぎの辛味抜きも効率的です。
玉ねぎとスライサーの相性は抜群なので、ぜひ活用してみてくださいね。