和食、洋食、中華などジャンルを問わず使える万能野菜の「玉ねぎ」。食感や甘みを楽しみながら、料理のアクセントとして活躍してくれるのに、普段は何気なく選ぶことも多いと思います。
そこで今回は、料理や食事がより楽しくなる、おいしい玉ねぎの選び方を紹介します。
玉ねぎがおいしい時期は?旬はいつ?
玉ねぎは年間を通して流通していて、いつでも入手できる野菜。主な産地は北海道、佐賀県、兵庫県です。
旬に当たる時期は特にありませんが、4〜5月の春先に出回る新玉ねぎが特に人気があります。
おいしい玉ねぎの選び方|3つのポイント
1年中出回っている玉ねぎですが、全部同じに見えるので、どこを見ればおいしいと見分けられるのかわかりにくいですよね。
見た目や触って見分ける方法を以下3つのポイントで紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
1. 表面
・つやがある
・傷がない
・芽や根が出ていない
玉ねぎは乾燥させてから出荷されます。皮と実が一体となってつややかな玉ねぎが良質です。芽や根が伸びていると味が落ちます。
2. 形
・頭部がぎゅと締まっている
丸みを帯びているほうが味がよいといわれています。頭部分も広がっているものより締まっているほうがよいとされます。
3. 触感
・重量感がある
硬くて重量感があるほうが、たっぷりと水分含んでおいしい証拠です。頭部や根の部分を軽く押してやわらかい場合は、傷み始めています。
おいしい玉ねぎの選び方|カビの見分け方
スーパーでは1個売りの場合もあれば、複数個がビニール袋に入っている場合もありますよね。特に複数個入っているものの中に、玉ねぎの皮にススのような黒い斑点がついているものも見かけます。どの袋を見てもついている…という状況もありえるので、必要な場合は購入せざるをえません。
この黒い斑点は、黒カビの一種です。
一般的に黒カビというと腐っているという認識ですが、玉ねぎの皮のカビは、玉ねぎの内部にまで生えるものではないので、皮をむいて黒い部分を取り除いて洗えば使えます。
ただし、本来固い玉ねぎ自体がやわらかくなっている場合は、実まで腐っているので使わないようにしましょう。
おいしい玉ねぎの選び方を覚えて料理を楽しもう
料理作りは食材選びからスタートします。おいしい玉ねぎの見分け方を知ることで、買い物や玉ねぎを使った料理がより楽しくなります。
この機会にぜひ「おいしい玉ねぎの選び方」を覚えてくださいね。