玉ねぎの「くし切り(くし形切り)」はあまり耳慣れてない人も、完成形を見ると何度も見たことがあるとわかる、ポピュラーな切り方。
ただ、どうやって切ればいいかはわかりにくいですよね。今回は「玉ねぎのくし切り(くし形切り)」の切り方を紹介します。
玉ねぎのくし切りって何?

「くし切り」とは、玉ねぎ、じゃがいも、トマトなどの丸い形食材を放射状に切る切り方です。櫛(くし)の形に似ているところから、「くし形切り」または「くし切り」といいます。
炒めものや煮込み料理に適した切り方で、くし切りにした玉ねぎはシチューや肉じゃがなどに使われます。
玉ねぎのくし切りの方法は?
カレーやシチュー、肉じゃがなど、食卓によく登場する料理に活用するくし切り(くし形切り)は、ぜひ覚えたいですね。
①頭・根部分を切り落とし、玉ねぎの皮をむく

②縦に切る

※包丁を押しながら切ると切りやすい
③芯を切り取る

※包丁の「刃元」「あご」と呼ばれる根元近くの部分を使ってVの字に切り込みを入れる
④断面を上にして、半分に切る

※転がりやすいので、しっかり押さえながら切る
⑥切り口の中央から三等分くらいになるように切る

※等間隔で切るように心がける
完成

くし切りには、上の手順とは違う切り方もあります。
くし切り(くし形切り)の他の切り方

①〜③は同じですが、縦半分に切ったあと、切り口を下にしておき、中央に向かって放射状に等分して切ります。慣れないうちは4等分に切る練習をしてみましょう。
玉ねぎのくし切りはどんな料理に使う?

玉ねぎのくし切り(くし形切り)は、シチューや肉じゃがなど、煮込み料理には欠かせない切り方です。
玉ねぎの甘みを感じながら食感と食べ応えを楽しめますよ。
玉ねぎのくし切りを覚えよう

肉じゃがやカレーなど、玉ねぎが主役級の具材として料理に彩りを添える場合の切り方が、「くし切り(くし形切り)」。
少し手間がかかりますが、煮込み料理には欠かせないのでこの機会にマスターしてくださいね。