落とし蓋をアルミホイルで代用すると、コストパフォーマンスにすぐれているだけではなく、準備・片付けともに手間がかからなくなります。
今回はアルミホイルを使った落とし蓋の作り方や使い方、注意点などをくわしく紹介します。
落し蓋ってアルミホイルで作れるの?
![落とし蓋 効果 大根](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/017/937/%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97%E8%93%8B%E3%80%80%E5%8A%B9%E6%9E%9C44_1-thumb_480.jpg?1549929318)
落とし蓋は、煮物料理で活用する調理グッズ。鍋の中に直接蓋を入れることで具材と蓋が接触させ、熱が逃げにく環境を作ることで調理時間を短くしたり、具材へ味を染み込ませやすくしたりします。
上の写真の1番右端が落とし蓋を使って1時間煮込んだ大根、その左が何もせずに煮込んだ大根、1番左が何もしていない大根です。比較すると、落し蓋をしているほうがまんべんなく味が広がっているのがわかると思います。
アルミホイルで作る落とし蓋のメリット
![アルミホイル](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/016/379/_DSC1790-thumb_480.jpg?1547284906)
落し蓋が手元にないときは、アルミホイルでも代用ができます。アルミホイルを活用したほうが、本当の落し蓋を使うときと比べていくつかメリットもあるんですよ。
・手軽に落とし蓋にできる
・煮汁を吸収しにくくアクが取れる
・コストパフォーマンスにすぐれている
さらに、アルミホイルはそのまま多少保温ができることもうれしいポイントです。
アルミホイル製落とし蓋の作り方と使い方
![アルミ アルミホイル](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/011/539/shutterstock_387264649-thumb_480.jpg?1535706535)
続いて、落とし蓋の作り方を紹介します。
鍋の大きさにあわせてアルミホイルを切る
![アルミホイルを適当な長さで切る](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/016/309/_DSC1566-thumb_480.jpg?1547284780)
鍋に合わせて折り曲げ、真ん中を菜箸等で穴をあければ完成
![落とし蓋 アルミホイル](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/017/975/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%AB24_1-thumb_480.jpg?1549929587)
鍋のサイズにあわせてアルミホイルを敷き詰めたら、落して周りの隙間を突いてうめましょう。
鍋からアルミホイルを取り出すときは、一旦アルミホイルを沈めて表裏の両面にアクをくっつけて取り出すのがおすすめです。
アルミホイル製の落とし蓋の注意点は?
![落とし蓋 アルミホイル](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/017/973/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%AB2_1-thumb_480.jpg?1549929584)
アルミホイルを落し蓋にするときの注意点は1つ。長時間落とし蓋にしていると、アルミホイルが溶け出して穴が空くことです。
健康面に悪影響があるわけではないので(※1, 2)、心配しないでくださいね。
アルミホイルで落し蓋をつくってみよう
![煮物 落し蓋 落とし蓋 大根](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/017/653/shutterstock_1008865783-thumb_480.jpg?1548901114)
アルミホイルの落とし蓋に慣れると、あまりの使い勝手のよさに驚いてしまうかもしれません。まだアルミホイルの落とし蓋を試したことがない方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
※1 参考文献:パンフレット - 一般社団法人 日本アルミニウム協会※2 参考文献:「アルミホイルと食品」食品安全委員会