オキシクリーンでおうちのあちこちを掃除していて、「トイレにも使えないかな…?」という考えが頭をよぎったママもいるのではないでしょうか。

トイレは汚れがたまりやすい場所なので、オキシクリーンで一掃できれば助かりますよね。

そこで今回は、オキシクリーンをトイレ掃除に使ったときの効果と、具体的な活用例について、コジカジ編集部が解説します。

オキシクリーンはトイレ掃除にも使えるの?

オキシクリーン トイレ掃除

オキシクリーンはトイレの掃除にももちろん使えます。オキシクリーンの主成分は酸素系漂白剤とほぼ同じなので、「除菌作用」「漂白作用」の2つの効果が期待できます。

除菌作用

便器には雑菌やカビが繁殖して黒ずみができます。そこに除菌効果を持つオキシクリーンを使えば、黒ずみがキレイに取れて雑菌の繁殖もおさえられます。

漂白作用

オキシクリーンが発生させる酸素の泡はこびりついた汚れを分解し、落とす力を持っています。汚れが蓄積してできた「くすみ」や「黄ばみ」など、今までこすっても落とせない汚れの掃除に向いています。

オキシクリーンを使ったトイレ掃除に必要なものは?

オキシクリーンでトイレ掃除

用意するもの
必須
オキシクリーン
2Lペットボトル
40〜50℃のお湯

オキシクリーンの粉末をそのまま水に入れるとうまく溶けないので、事前にペットボトルに洗浄液をつくる必要があります。

使うペットボトルは2Lのものがおすすめ。使うお湯は1Lほどですが、オキシクリーンはお湯に溶くとかなり泡立つので、余裕のある大きさを選んでください。

オキシクリーンでトイレ掃除!簡単な方法を動画で解説

トイレにオキシクリーンを使うには「つけおき」が基本です。つけおき中はトイレが使えなくなるので、外出前などに行うといいですよ。


  1. 洗浄液をつくる空のペットボトルに付属のスプーンで半分ほどのオキシクリーンと、40℃ほどのお湯1Lをいれます。温度が高すぎると泡があふれたり、ペットボトルが変形したりするので注意!
  2. よく振る軽く振って混ぜます。泡がたくさんでてペットボトルがふくれたら、適度に空気を抜きながら進めてください。オキシクリーンは水に溶けにくいので、しっかりゆすって混ぜておきましょう。
  3. トイレにかけてつけおきするできた洗浄液をトイレの汚れた場所に注ぎ入れ、そのまま放置します。オキシクリーンの泡が汚れに働き、しっかり浮かしてくれます。
  4. 水を流す最後に水を流して、オキシクリーンをすすげば完了。

放置する時間は1〜6時間ほどなので、夜寝る前にかけておいて朝に流せば困りませんね。

洗浄液の温度が下がるとオキシクリーンのはたらきが鈍くなってくるので、時間をあけて温かいお湯を継ぎ足すのも効果的です。

ちなみに、オキシクリーンの効果は6時間たつとなくなるので、それ以上放置しても効果はありません。

オキシクリーンはトイレの様々な場所に使える!

オキシクリーンで掃除しやすいのはトイレのなかでも「水のたまっている場所」。洗浄液を注ぎ入れるだけなので、とっても簡単に掃除できますよ。

便器のくすみ取り

コーティングの見える便器

動画で紹介したつけおき方法で、便器にできる黒ずみやくすみはスッキリ落とせます。

トイレットペーパーを便器の表面に敷きつめ、液が流れ落ちないように工夫しておくと洗浄効果が高まります。

タンクの除菌

オキシクリーンでトイレタンク掃除

タンクの中は常に水で満たされているため、湿気が充満し汚れが広がりやすい環境です。汚しているつもりはなくても、手を洗ったときに入りこんだ雑菌が広がって、ひどい場合にはカビができることも。

オキシクリーンを使えばタンクの掃除はとても簡単。オキシクリーンを溶かしたお湯を注ぐだけです。タンクの水に混ざって薄まるので、濃い目につくっておくといいですよ。

数時間放置したら、ふだん用を足したあとのように水を流せばOK。新しい水が流れ込んで、洗浄液がどんどん薄まってなくなります。これでタンクの汚れは一掃できます。

トイレの床や壁の拭き掃除

トイレの壁と床の間を拭く

オキシクリーンの除菌・漂白作用はトイレの壁や床に蓄積された汚れを取るのにも効果があります。

肌を傷めないように手袋をし、オキシクリーンを溶かした液体を雑巾などに含ませて壁や床など気になる場所を拭いていきましょう。

最後にオキシクリーンを残さないように水拭きで仕上げれば完了。つけおきしている間に拭き掃除を終えればトイレをまるごとキレイにできますね。

オキシクリーンでトイレ掃除するときに気をつけることは?

トイレ掃除

オキシクリーンでトイレをまるごとキレイにできますが、使うときには3つの注意点があります。

思わぬトラブルを起こさないよう、しっかり確認しましょう。

熱湯は使わない

オキシクリーンを溶かすお湯は温度が高いほど洗浄力も高まりますが、トイレ掃除の場合は熱湯を使うのは厳禁です。

熱湯をかけて便器が割れたり、表面の防汚コートを傷めたりする可能性があるので、40〜50℃ほどのお湯を使うようにしてください。

拭き掃除は手袋をする

オキシクリーンは油を分解する力も強く、手に必要な油分まで分解します。素手でさわるとカサカサになってしまうので、拭き掃除に使うときは手袋をお忘れなく。

しっかりすすぐ

つけおきのときは自然に流れるので問題ありませんが、拭き掃除のときは拭き残しに注意しましょう。床や壁の拭き残しは傷みや変色につながることもあるので、水拭きでしっかり拭き取ってください。

オキシクリーンでトイレに爽やかな香りを

オキシクリーン

オキシクリーンは塩素のような強いニオイのする成分は使われていないので、掃除中も掃除後もイヤな臭いがありません

特に四角いパッケージのアメリカ版は洗濯洗剤のような爽やかな香りが広がります。一方、丸いパッケージの日本版は無香料なので香りはしませんが、その分好みの芳香剤などを楽しめますよ。

オキシクリーンでトイレをキレイにして、お気に入りの香りで満たしてあげてくださいね。