便器を掃除するトイレブラシは、どうしても不衛生になりがち。掃除したあとのブラシをそのまま置いておくのに抵抗がある人も多いのではないでしょうか?
ブラシ部分を掃除のたびに交換できる、使い捨ての流せるトイレブラシがあれば、そんな悩みも解消できますよ。
今回は流せるトイレブラシの使い勝手やおすすめの商品をご紹介します。
もくじ
流せるトイレブラシとは?洗剤入りの使い捨てブラシが魅力!
「流せるトイレブラシ」はその名の通り、ブラシ部分が使い捨てになったカートリッジ式のトイレブラシのこと。
中性洗剤を含んだブラシで便器や便座を掃除したあとは、使い終わったブラシをそのままトイレで流すため、汚れのついたブラシをトイレの中に置いておくことがなくなります。
動画では最後に便座のフチを流せるウェットペーパーで拭き掃除まで行い、約2分でトイレ掃除が完了しています。
本体のハンドル(取っ手)があれば、ブラシは別売りで3つの香りから選べるので、気分で香りを変えてみるのも良いかもしませんね。
流せるトイレブラシを使う4つのメリット
- コスパが抜群
- 省スペース
- 吊り下げ収納もできる
- 使い捨てなので衛生的
それぞれについて詳しく紹介していきます。
①コスパが抜群
流せるトイレブラシを毎回使い捨てるとなると、気になるのが価格です。先ほどご紹介した『スクラビングバブル 流せるトイレブラシ』の場合、本体とは別に、替えのブラシのみ販売しています。例えばAmazonで販売している付替えブラシ24個セットは、590円(※1)。
1個あたりは約24円となるので、週1回トイレ掃除をする家庭なら1ヶ月で96円、1年で1,152円ほど。
本体はずっと使用できるので、ブラシをまとめて購入すればそれほどコストはかかりませんね。
- 税込価格
- 1,188円
流せるトイレブラシは水に溶けるのにちゃんと汚れが落ちるの?と、疑問に思うかもしれませんが、その心配はいりません。ブラシは特殊な不織布でつくられているので1回の掃除には十分な強度があります。
また、ブラシは洗剤を含んでいるので、洗剤を用意する必要もありませんよ。
・ ブラシは付け替えができるので、とても衛生的です。汚れがスッキリ落ちるので気に入っています。
・ 縁裏も掃除ができるし、洗剤も不要。これだけでトイレをきれいに掃除できます。
・ 洗剤もしっかり出てきて、洗浄力も問題ありません。洗剤を買い置きしなくてもいいし、ブラシと洗剤を床に置かなくてもいいので掃除もしやすいです。
・ ずっとゴシゴシしているとボロボロになるので、こまめに手早く掃除するのに最適です。
②省スペースで場所を取らない!
流せるトイレブラシは、コンパクトなので置き場所に困りません。本体を設置したときで、高さ約50×幅約6×奥行き約16cmというコンパクトさなので省スペースなので狭いトイレでも設置できます。
③浮かせる収納で掃除の手間もスペースも最小に!
流せるトイレブラシは何も床に置くだけではありません。取っ手の部分の穴にS字フックを通せば浮かせる収納が可能になります。
浮かせる収納にする場合、トイレ掃除のあとにブラシを掴んでいた先端部分の水分をしっかり拭き取りましょう。トイレットペーパーなどを使うのがおすすめです。これで浮かせる収納後に床が濡れる心配もありません。
浮かせる収納ができれば、収納スペースを取らないうえ床掃除の手間も省けて一石二鳥ですね。
④使い捨てブラシなのでトイレ内が衛生的
実はトイレのなかで一番汚れている場所は、実は掃除用のブラシなんです。「ブラシには1本あたり72万~8億4000万個の細菌と、7万2000~330万個のカビが付着している」という調査結果が発表されていて、その汚さは下水道と同じくらいなのだそう。
衛生的に保ちたいならブラシ自体を掃除ごとに洗うか、買い替えるしかありません。ただ、ブラシを毎回洗うのは手間ですし、余計な時間やお金はかけたくないものですよね。
そんな悩みを一気に解消してくれるのが「流せるトイレブラシ」です。
流せるトイレブラシでトイレ掃除する手順
今回用意したのは、替えのブラシ4つがセットになったパッケージ。開けると分解された状態のハンドルとスタンド、パックに詰められたブラシが入っています。
- 流せるトイレブラシセット
- ブラシ
- ハンドル(取っ手部分)
- 収納スタンド
- ブラシを袋から取り出す取り出したブラシは4つがくっついてひとつになっています。ブラシの袋を開けた瞬間に、外国の洗剤のような匂いが広がりました。芳香剤としても使えますが、苦手な人は保管するときは密閉できるケースに入れるのがいいかもしれません。
- ブラシを1つ取り分けるブラシは真ん中あたりに洗剤がたっぷり含んでいます。パックから開けると乾いた状態なので、使うときは一度水に溶かしてからがいいですね。
- 取っ手にブラシをセットする組み立てたハンドルの口にブラシをはめこみ、手元のスイッチを引くと固定できます。ガッチリとブラシを挟み込んでいて、ちょっと引っ張ったくらいでは外れないので安心感があります。
- 水分を含ませてこする準備が整ったら、今度はトイレで実際に使ってみます。まずはブラシを便器の水に浸します。5秒ほど浸したところで洗剤がなじみ、青色の洗剤が広がりはじめました。フチ裏にもピッタリおさまるデザインなので、こすり残しもなくキレイにできるのがうれしいところ。鮮やかな色の洗剤なので、掃除した場所もわかりやすいですね。
- 使い終わったブラシを捨てる一通りこすり終えたら、手元のスイッチを押し込んでブラシを便器に捨てます。今回は便器全体を念入りにこすり洗いしましたが、紙製のブラシがへたってしまうことなくしっかり汚れを落とせました。あとはこのままブラシを流せば掃除は完了です。
- 取ってをスタンドに立てかけて完了掃除が終わったら、付属のスタンドに立てて収納しましょう。ブラシ部分がないので、かなりスッキリと収納できます。これなら生活感もなく、トイレのインテリアの邪魔にもなりませんね。
流せるトイレブラシを賢く使うコツ!
「流せるトイレブラシ」はふつうに使うのも便利ですが、さらに使い勝手をよくするためのアイデアも。
ここでは一歩上の使い方を楽しむための2つのアイデアをご紹介します。
ブラシを半分に切って節約
毎日など頻繁にトイレ掃除をするおうちでは、1日1つブラシを使うのはもったいなく思うかも。
そんなときはブラシを縦半分に切り、2回にわけて使うこともできます。洗剤はたっぷり染み込んでいるので、ちょっとした汚れくらいであれば十分落とせます。
ブラシが分厚いので切るのにちょっと苦労しますが、まとめて切っておけば2倍使えますね。
クリアケースに入れて管理をラクに
替えのブラシを切らさないように、クリアケースにいれて管理するのがおすすめ。ケースのなかに立てて並べれば、見た目にもよくスッキリ収納できます。
替えが減ってきたらすぐにわかるので、不便な思いをすることもありませんよ。
流せるトイレブラシの本体は無印の柄付きブラシでもOK
「流せるトイレブラシ」を試しに使ってみたいけど、もう少し手軽に始められないかな…と思いますね。
実は、ハンドル部分は買わなくても、代用品が使えます。おすすめは無印良品の「柄付きスポンジ」を使う方法。
スポンジ部分を取り外しトング状の柄でブラシをつかめば、即席のハンドルが出来上がり。ステンレス製なので不衛生にならないのがうれしいポイントです。
インスタグラムなどでも流行している方法なので、試してみてくださいね。
無印の柄付きブラシなら薄いウェットペーパーも挟める
流せるトイレブラシだと一定の厚みがないとブラシとして使用できません。
一方、無印の柄付きブラシであれば、洗剤入りではないものの、ウェットペーパーなどを挟むことも可能です。
ただ、ウェットペーパーでの拭き掃除は手で行うより少し時間がかかるので、便器の拭き掃除を手で行いたくない方に向いています。
流せるトイレブラシで掃除後にトイレスタンプを使えば汚れ予防にも
流せるトイレブラシを販売しているジョンソンからは、汚れ予防のトイレスタンプも販売されています。トイレ掃除後に合わせて使うことで、掃除の頻度を減らすことができるので一石二鳥ですね。
流せるトイレブラシのおすすめ!どんな商品がある?
『スクラビングバブル 流せるトイレブラシ』(ジョンソン)
ブラシ部分を流せるトイレブラシは、ジョンソンから発売されている『スクラビングバブル 流せるトイレブラシ』しかありません。
流せるトイレブラシの代表格。凸凹加工されたブラシ部分と、2種類の洗剤の力でしっかりと汚れを落とします。ブラシの取り付けも、捨てるときもワンタッチです。
- 税込価格
- 1,188円
- パック内容
- 本体1個+替えのブラシ16個
『スコッチブライト トイレクリーナー』
使い捨てできるトイレブラシです。トイレに流せないのが惜しいところ。しかし、届きにくいフチ裏にもしっかり洗える形なのが特徴です。流せるタイプよりも丈夫なので、ゴシゴシ洗いたい人におすすめです。
- 税込価格
- 1,285円
- パック内容
- 本体1個+替えのブラシ15個
流せるトイレブラシで掃除を楽しく!
不衛生になりがちなトイレブラシ。流せるトイレブラシならブラシ部分を触る恐れもなく、ワンタッチで汚れた部分だけを捨てられてとても便利です。
トイレブラシが変わるだけでも、憂うつだったトイレ掃除がもっとラクに、楽しくできるようになりますよ。