おうちの汚れで一番困る黒カビ。とくにお風呂のカビは取れにくく、「どうしたらいいんだろう…」と悩んでいるママも多いと思います。

ここでは、落ちにくい黒カビでもキレイに落とせる「パック」の方法をご紹介します。おうちにあるものをひと工夫するだけで簡単に黒カビ除去できますよ。

黒カビを除去するときの大事なポイント

注意 ポイント コツ

黒カビはほかのカビと違って落としにくいイメージがありませんか?

それもそのはずで、黒カビは「根を貼って奥深くに入り込む」特徴があります。細かな傷から入りこんだ黒カビは奥まで染み込みます。

そのため、「根っこまでしっかり除菌する」のが黒カビ除去で一番大切なポイントです。根っこが残っていると、ふたたび繁殖を始めてしまうので注意しましょう。

もしガンコな黒カビ汚れができても、これから紹介する工夫を加えればキレイに落とせますよ。

黒カビを除去するのに必要なものは?

カビキラー

用意するもの
必須
『カビキラー』などの塩素系漂白剤
ゴム手袋

黒カビを除去するのには、『カビキラー』や『カビハイター』などの塩素系漂白剤を使うのが一番。根っこまで浸透して、黒カビの色素を分解して白さを取り戻してくれますよ。

さらに、ガンコな黒カビにはキッチンにあるアイテムを組み合わせると漂白効果が高まります。何を使えばいいのか見ていきましょう。

黒カビのシミを効果的に除去する「パック」の方法とは?

黒カビを落とすには塩素系漂白剤を吹きかけるだけですが、ガンコなものを根っこからしっかり落とすには、カビと漂白剤を密着させるパックが効果的。

次の3つのキッチングッズのどれかを使えば、簡単に漂白剤とカビが密着する「パック」ができますよ。

方法①|ラップでパック

ラップ

一番簡単にできるのが、カビを「ラップでパック」する方法。広い範囲のカビ汚れも時間をかけずに落とせます。

カビに漂白剤を吹き付ける

カビに漂白剤をたっぷりかける。手袋をして指で塗り込むと効果的。

ラップする

漂白剤の上からラップして、カビと漂白剤を密着させる。

放置する

ひどい汚れなら15〜30分ほどおいて、漂白剤が浸透するのを待つ。

洗い流す

漂白剤をキレイに洗い流したら完了。

ラップが塩素系漂白剤の蒸発を防いでくれるので浸透しやすくなりますよ。

方法②|キッチンペーパーでパック

カビキラーでキッチンペーパーを湿らせる

「キッチンペーパー」を使ってパックすればそのまま軽くこすり洗いまでできますよ。

キッチンペーパーに漂白剤を含ませる

漂白剤をたっぷりと染みこませておくのがコツ。

キッチンペーパーでパックする

カビが気になる部分にキッチンペーパーを貼り付け、15〜30分放置する。

軽くこすり、流す

ふやけたカビをそのままキッチンペーパーでこすり落とし、流して完了。

傷が残ることがあるので、できるだけやさしくこすってあげてくださいね。

方法③|片栗粉でパック

カビに塗る

後片付けが楽なのは「片栗粉パック」です。このやり方はピンポイントのシミを取り除きたいときにおすすめ。片栗粉と割り箸、容器を用意して進めていきましょう。

片栗粉と漂白剤を混ぜる

片栗粉大さじ2杯に『キッチンハイター』などの塩素系漂白剤を20〜30ml混ぜ、ペースト状に。使い捨てできる紙皿や割り箸を使うのがおすすめ。

カビに塗り込む

割り箸を使って、ペーストを直接カビに塗り込む。カビが隠れるくらいたっぷりと。

放置する

15〜30分ほど放置し、カビに浸透するのを待つ。

すすぐ

片栗粉パックをそのまま水などで洗い流して完了。

ラップなどの道具を使っていないので、そのまま洗い流せばOKです。

ワンポイント

エコなわざあり

広範囲の黒カビ除去に「マスカー」が便利

養生

黒カビの範囲が広く、サランラップなどでパックするのも大変…という人は、「マスカー」と呼ばれるアイテムを使うと便利

引っ越しや塗装をするときの養生に使われるアイテムで、テープとビニールがくっついたアイテムです。

このテープを貼り付け、洗剤を一面に吹きかけたあとにビニール部分を広げて貼り付ければ簡単に広範囲をパックできます

お風呂の壁にできた水垢落としなどにも応用できるので覚えておくといいですよ。

黒カビ除去の効果を高めるコツとは?

ポイント 電球 チェック

黒カビ除去の効果をさらに高めるために、次のコツを押さえておきましょう。

コツ①|事前に汚れを落としておく

お風呂の黒カビなどは、表面にさらに汚れが残っている場合も。カビがうまく漂白剤に当たらなくなってしまうので、事前に通常の洗剤とスポンジを使って軽く汚れをこすり落としておきましょう。

コツ②|乾かしてからカビ取りする

乾いた状態で漂白剤をかけるのが一番効果があります。汚れをこすり落としたあとは、少し時間をおいて乾かしましょう。乾いた雑巾やキッチンペーパーで水気を切ってもOKです。

コツ③|強くこすらない

カビで傷んだところを強くこすると、建材に細かな傷ができてしまいます。傷ができるとそこからカビが入り込んで再発しやすくなるので注意しましょう。

漂白剤が使えない場所にできた黒カビを除去する方法は?

リビングの壁紙や押し入れの木材、和室の畳など、強い洗剤が使えない場所で黒カビが生えてしまうこともありますね。

その場合は、次のどちらかの方法で落とします。変色などの恐れがあるので、まずは目立たない場所で試してから取り掛かりましょう。

漂白剤を薄めて使う

キッチンハイター 塩素系漂白剤

『キッチンハイター』などの液体タイプの塩素系漂白剤は10倍ほどに薄めればデリケートな部分の漂白にも使えます。放置する時間はまずは数分から。何度か試しながら少しずつ時間を長くしていきましょう。

アルコール消毒する

アルコール消毒スプレー パストリーゼ

とくにデリケートな場所にはアルコール消毒がおすすめ。ティッシュなどにアルコールをふくませ、拭き掃除しましょう。漂白効果はないので黒いシミ汚れまでは取れませんが、しっかり除菌してくれます。

黒カビ除去がいらない環境はどうつくる?

黒カビを無事に退治できたら、今後発生しにくくするための工夫も必要。ふだんの生活でできるコツもあるので試してみてくださいね。

熱いお湯をかける

シャワーヘッド

カビ菌は「熱に弱い」という弱点があります。お風呂やキッチンなどの水回りでは定期的に50℃以上のお湯を流すことでカビの予防ができます。

50℃は給湯器から出てくる、一番熱いお湯が目安。火傷に注意しながら黒カビが出やすい場所にかけると予防になりますよ。

風通しをよくする

窓を開けて換気する

カビは乾燥した環境では繁殖しにくくなります。水回りに限らずお部屋のなかも風通しを良くして、ジメッとした空気をためないようにすることで黒カビを防げます。

換気扇を長めにつけたり、晴れた日は窓を開けたりして部屋に空気がこもらないように意識してみてくださいね。

黒カビをスッキリ除去して、元通りのキレイなおうちにしよう

お風呂の浴槽

掃除がとくに面倒な黒カビ。できてしまうと見た目も不衛生でゲンナリしますね。

黒カビのシミは根を張っていますが、「パック」をすることで簡単に漂白できます

退治したらできるだけ風通しをよくして、カビが苦手な環境を整えて元通りのキレイに保ってくださいね。