掃除用洗剤として、おうちのあちこちに使えて便利な「ウタマロクリーナー」。たいていの汚れは落とせるので、「カビ汚れにも使えるかな?」と疑問に思うこともありますね。
ここではウタマロクリーナーの基本的な特徴と、カビに効果があるのかをまとめてご紹介します。
もくじ
「ウタマロクリーナー」って何?
ウタマロクリーナーは、『ウタマロ石けん』で有名な株式会社東邦が販売している住宅用クリーナーです。
スプレータイプで使いやすく、キッチンやお風呂など場所を選ばず、油汚れ、水垢、手垢などどんな汚れにもマルチに使えるのが特徴です。
また、アミノ酸系の洗浄成分からつくられていて、肌や環境にやさしいのもウリ。素手で気軽に使えます。
どんな掃除でも気兼ねなく使える上、デザインもかわいらしいのでリビングに置いても生活感が出ないとママたちのあいだで人気の洗剤です。
ウタマロクリーナーでカビは落とせるの?
そんな万能なウタマロクリーナーですが、カビ退治にも効果を発揮します。
ただ、「カビ汚れを分解する」力は強力ですが、実は「雑菌やカビを除菌する」力まではありません。
排水口や浴室にできる「雑菌のヌルヌル」やできてすぐの「カビ汚れ」は落とせますますが、また生えてくる可能性はあります。
ただし、掃除後にひと工夫すると除菌までできて、カビが生えにくい環境をつくれますよ。どんなことをすればいいのか見てみましょう。
ウタマロクリーナーを使ったカビの取り方!
- 必須
- ウタマロクリーナー
- スポンジ
- 熱湯
カビを生えにくくするには「ウタマロクリーナーを吹きかけて少し待つ」「掃除後に熱湯をかける」の2つがコツ。汚れを根元からしっかり取り除いて、熱湯消毒します。
カビや雑菌は60℃以上のお湯に弱く、少し触れるだけでも簡単に除菌できます。蛇口から出る一番熱いお湯でいいので試してみてください。
クリーナーを汚れに吹きつけて待つ
ウタマロクリーナーを吹きつけ、5分ほど放置して洗剤が染み渡るのを待つ。
こすり洗いする
スポンジを使って汚れをこすり落とし、キレイな水で洗い流す。
熱湯をかける
熱いお湯をかける。ひどいカビは奥まで広がるので、しっかり温める。
作業はたった3ステップ。汚れが残ると雑菌やカビのエサになるので、しっかり洗い流してくださいね。
ウタマロクリーナーでお風呂掃除もできるの?
ウタマロクリーナーは中性洗剤なので、お風呂掃除にも使うことができます。浴槽のなかの水垢はもちろん、タイルや座椅子についた皮脂汚れまでキレイになりますよ。
使い方も簡単。ウタマロクリーナーを吹き付けて、スポンジでこするだけ。カビも落としながらやると一石二鳥ですね。
ウタマロクリーナーで落とせないカビはどうする?
お風呂のゴムパッキンにできる黒カビなどは、ウタマロクリーナーでは落としきれません。どうしても黒いシミ跡が残ってしまいます。
こうなると『カビキラー』などの漂白作用の強い塩素系の洗剤を使うしかありません。
塩素系漂白剤をシミができているところに吹きつけ、数分待ってから流しましょう。除菌・漂白作用が強いのでこすり洗いなどをしなくても真っ白に戻せますよ。
塩素系漂白剤は独特の匂いがあるので、換気しながら漂白作業にあたりましょう。
カビにはウタマロクリーナーよりパストリーゼが効く!
ウタマロクリーナーは、大抵の汚れをスッキリ落とせますが、カビや雑菌汚れの除菌だけはちょっと苦手。除菌をしっかりしたい!という場合には「パストリーゼ」というアルコール消毒スプレーがおすすめです。
パストリーゼは天然成分100%でつくられたアルコールスプレーで、食品にかけて使えるほど安全性が高いのが特徴。おしゃれなデザインのボトルなのでインテリアにもなると、ウタマロクリーナーと同じく人気のアイテムです。
アルコールはすぐに蒸発するので、気になる場所にシュシュっとしておくだけであっという間に雑菌退治ができます。カビにも絶大な効果があるので、1本用意しておくと掃除がはかどりますよ。
ウタマロクリーナーはお風呂掃除に活躍!「カビ予防」に便利!
ウタマロクリーナーは汚れ落ちのよさと肌や環境へのやさしさを両立したすぐれた洗剤です。
除菌する力は弱くカビ退治まではできませんが、雑菌のエサとなる汚れを効果的に洗い流してくれるので、カビの予防には使えます。こまめに使って汚れを減らしておくと、そもそもカビ退治が必要ない環境を保てますよ。
家中のお掃除に使えますが、特にお風呂掃除にはぴったり。ウタマロクリーナーでカビのないキレイなおうちにしましょう。