長く使っているとだんだんと黄ばんできてしまうプラスチック。なんとかキレイにならないものかな…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
『激落ちくん』などのメラミンスポンジを使えば、リモコンや電気ポットなどの家電の黄ばみを落とせるかもしれませんよ。また、漂白剤を使って黄ばみを落とせるのでしょうか?
今回はプラスチックの黄ばみの落とし方について詳しくご紹介します。
プラスチックが黄ばむのはどうして?紫外線が原因?
プラスチック製品は紫外線に当たると黄ばみやすくなる性質があります。日光の紫外線が当たることでプラスチックに含まれる添加物が化学変化を起こしたり日焼けを起こしたりして、表面が黄ばんできます。
また、タバコの煙に含まれるヤニはプラスチック製品を黄色く変色させるので、おうちでタバコを吸っていると黄ばみやすくなります。
プラスチックの黄ばみは漂白できる?
プラスチックの黄ばみはどうしようもないと思いがちですが、『激落ちくん』などのメラミンスポンジで落とせることがあります。
メラミンスポンジは硬い樹脂でつくられた網目状の構造をしていて、プラスチックの表面をけずって黄ばみを落とすことができるからです。
日焼けをしていても、表面の黄ばみであれば『激落ちくん』などのメラミンスポンジでこすり落として白さを取り戻せますよ。
プラスチックの黄ばみの取り方|基本の手順は?
黄ばみを落とすには水をつけて、激落ちくんなどのメラミンスポンジで磨くだけです。特別な洗剤は必要ありません。水をつけたら、したたらない程度にまで絞って黄ばみ部分をこすりましょう。
メラミンスポンジでこすっても黄ばみが落ちない場合は、黄ばみが深く染み込んでしまっているか、プラスチックの素材が劣化したのが原因なので白く戻すのは難しいかもしれません。
プラスチックの黄ばみの取り方|酸素系漂白剤で落とせる?
電化製品ではない、水に浸せるプラスチックなら、「酸素系漂白剤」を使って黄ばみを落とせるかもしれません。メラミンスポンジで落ちなかった黄ばみでも落とせる可能性がありますよ。
プラスチック部分に金属やゴムがついていなかったり取り外せたりして、漂白液につけても問題がない場合は、次の方法を試してみてください。
用意するもの- 必須
- 『ワイドハイター』『オキシクリーン』などの酸素系漂白剤
- 洗面器
洗浄液をつくる
水1Lに対して漂白剤1mlの割合で洗面器に洗浄液をつくる。
プラスチック部分だけ取り外して漂白する
金属部分はさびるのでプラスチック部分だけ漂白する。
日光の当たるところでつけおきする
漂白剤は紫外線に当たると化学反応を起こして色素を分解しやすくしてくれる。
数日間放置する
そのまま3日~1週間程度放置する。1日おきに日光が当たる位置を変えるとまんべんなくキレイにできる。
黄ばみが落ちたら水洗いして完了
漂白が終われば水でよくすすいで完了。
時間はかかりますが色素を分解してキレイにするので、新品に戻ったような白さになることもあります。
プラスチックの黄ばみの取り方|メラミンスポンジを使うときの注意点は?
プラスチック製品に光沢があったり表面がコーティングされていたりする場合は、メラミンスポンジを使わないようにしましょう。
メラミンスポンジは表面の汚れを研磨剤のように削って落とすので、表面に細かな傷をつける恐れがあります。傷がつかないか心配な場合は、まず目立ちにくいところを磨いてみて傷がつかないか確認しましょう。
プラスチックの黄ばみは予防できる?
気づけばできてしまっているプラスチックの黄ばみを予防することはできるのでしょうか?
黄ばみを予防するには、黄ばみの原因である日光やタバコのヤニに触れさせないようにしながら、こまめに掃除するしかありません。
黄ばみがこびりつかないように、時々ササッとメラミンスポンジで磨くとキレイな状態を保てますよ。
プラスチックの黄ばみを取って綺麗に!
プラスチックの黄ばみは、『激落ちくん』などのメラミンスポンジを使えば、洗剤を使わなくても簡単にキレイにできることがあります。
やり方は水を含ませて、磨くだけでとても簡単です。一度ピカピカにしたら定期的に磨いて黄ばみを予防しましょう。それでも綺麗にできない場合は、酸素系漂白剤を試してみてください。
メラミンスポンジや酸素系漂白剤を使ってプラスチックの黄ばみを漂白できるといいですね。