梅雨の時期など、湿気に悩まされる頃に気になるのがカビ問題ですね。窓枠やカーテン、壁紙など、気が付いたらカビが生えていて困ってしまった経験のある人は少なくないと思います。

もう二度とカビに悩まされたくないという人のために、ここでは今すぐできるカビ対策についてご紹介します。

そもそもカビって何?

疑問 ギモン はてな ?

カビは「真菌」という菌類の一種です。さまざまな種類がありますが、おうちのなかで発生するのは黒カビ、白カビがほとんど。放っておくと、健康に被害がでたり、衣服やお家が傷んでしまいます。

菌自体はつねに空気にまざって漂っていて、以下の条件でいっきに繁殖が進みます。

● カビの繁殖しやすい環境
・「温度」が20〜30℃
・「湿度」が70%以上
・皮脂や石鹸カスなどの「養分(エサ)」がある

おうちのなかであれば室温は20℃以上、人間の体から出る皮脂などもたくさん、あとは湿度さえ上がってしまえばいつでもカビが繁殖しやすい環境になっています。

特に6〜7月の梅雨ばかりに目がいきますが、夏場はエアコン、冬は結露や洗濯物の部屋干しとカビが生えやすい環境が続きます。基本的にはカビは年中生えるものだと考えて対策するといいですよ。

カビ対策で重要なことは3つ

加湿器 乾燥 湿気 湿度

高温多湿でエサになる汚れがある環境なら、どこにでもカビは発生します。以下の場所は要注意。

カビ対策のポイントはシンプルで、「カビが繁殖しにくい環境をつくる」こと。次の3つを意識して部屋を見直してみましょう。

① 水分をこまめに拭き取る

窓の結露やお風呂の水滴など、拭き取れる水分はできるだけすぐに拭き取るのがカビ予防につながります。湿っている状態が続くとカビが格段と生えやすくなってしまいます。

② 換気する/除湿する

通気性をよくするため、窓を開けて換気したり、除湿機を置いたりするのはとても効果があります。梅雨時期で窓を開けられないという場合は、除湿機をフルパワーで活用しましょう。

③ 汚れをすぐに拭き取る

おうちの掃除もカビ対策につながります。日々のホコリ取りや皮脂汚れ、石鹸カスなどの除去でカビのエサが減って予防になりますよ。

次からは場所別にカビ対策の方法をご紹介します。対策グッズをあわせてご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

カビ対策|①窓は「水分」を取る

湿気 梅雨 結露

窓周辺は結露が発生すると、湿度が一気に高まります。放置していると窓枠やサッシに黒カビが増殖してしまいます。さらにそのカビに触れたカーテンにカビが移ってしまうことも。

結露のできやすい冬場は朝起きたら窓周りをチェックし、水滴があれば雑巾などでこまめに拭き取るようにしましょう。以下のような結露対策グッズもおすすめですよ。

『結露取りワイパー』(山崎産業)

結露を取るためのワイパーです。持ち手の部分が水をためるタンクになっているので、結露の量がわかりやすく、どれくらい取り除けたのか見るのが楽しいですよ。

『結露吸水テープ』(ニトムズ)

結露を吸い取ってくれる吸水テープで、窓枠に貼り付けておくと垂れた水滴を吸い取ってくれますよ。木材の腐食やカビを予防できます。

カビ対策|②家電は「乾燥」がカギ

加湿器の蒸気

エアコンや加湿器など、水が発生する家電はこまめに乾燥させることが大切です。エアコンなら使い終わったあとに送風をして内部を乾燥させる、加湿器なら使わないときはタンクの水を捨てておくなどを心がけてください。

また、冬は空気が乾燥するからといって、加湿器をつけっぱなしにするのは危険です。湿度が上がりすぎないよう、こまめにスイッチを切りましょう。

カビ対策|③押入れは「収納」を見直す

押入れ クローゼット 収納 洋室

クローゼットや押入れのなかは閉め切っていて湿度が高いので、晴れた日に扉を開けて数時間ほど換気しましょう。定期的に換気するだけでもカビの発生を抑えられます。

また、ぎゅうぎゅうにものを詰め込んでいると風通しが悪くなるので、ゆとりをもってものを入れるのもポイント。どうしてもものが多いときは、除湿剤を入れておくなどして湿気が高まらないように気をつけてください。

『押入れのカビきれい』(コジット)

押入れの天井に貼り付けるタイプの防カビ剤です。化学的な成分を使っておらず、微生物の作用でカビを防ぐのが特長です。一度貼れば半年間も効果が続く便利グッズです。

『備長炭ドライペット』(エステー)

押入れなど湿気の多くなりがちな場所で活躍する置き型の除湿剤です。湿気と一緒にイヤな臭いも吸い取ってくれるので、いつも快適な押入れに保ってくれますよ。

カビ対策|④家具は「隙間」を作る

棚

通気性の悪さが家具の裏側にカビを発生させる要因なので、家具・家電を設置するときは壁との間に隙間ができるようにしましょう。

すき間があると風通しがよくなり、掃除もしやすくなってカビが発生しづらくなります。

カビ対策|⑤布はこまめな「掃除」

カーペット 絨毯 ラグ

人が座ったり横になったりするカーペット・布団の下は、湿度が上がりやすく、エサになる汚れも豊富にあります。

晴れた日に部屋を換気するだけではなく、定期的に掃除と天日干しをしておきましょう。寝室であれば湿度が上がりすぎないように除湿機を使うのもおすすめです。

『調湿シート からっと寝』(西川リビング)

『調湿シート からっと寝』は湿気と臭いを吸収してくれるシートで、敷布団やベッドパッドの下に敷くだけでカビ予防ができます。吸湿センサーがついていて、青からピンクに色が変わったら天日干しのサイン。青色に戻るまで湿気を飛ばせば繰り返し何度も使えます。

カビ対策をしてもカビが生えたときの対処方

アルコール消毒スプレー パストリーゼ

どんなにカビ対策をしても、気づかないうちに発生している可能性はあります。

対処が遅れるほどカビは落ちにくくなるので、すぐにアルコール除菌スプレーを使って拭き取りましょう。水拭きだけでも表面上の汚れは落ちますが、根をはっているカビはすぐに再発してしまいます。

普段から掃除のときに、カビが発生しやすい場所にアルコール除菌スプレーを吹きつけて雑巾で拭き取っておくと予防にもなりますよ。

場所によっては『カビキラー』などの塩素系漂白剤を使ってカビを落とすこともできます。カビが発生した場所に合わせて対処してくださいね。

カビ対策をして家族の健康を守ろう

リビングダイニング テーブル

カビは温度と湿度、養分がそろえばどんどん増殖していきます。

なかには人体に有害なカビもあり、それを吸い込んで生活していると体に悪影響をもたらす恐れもあります。

家族の健康を守るためにも、お部屋の中のカビ対策はしっかりしておきたいですね。上記で紹介した対策はすぐに始められるものばかりなので、今日から実践してカビに悩まされない生活を送ってください。