手の除菌に便利な「消毒用エタノール」や「アルコール」。これを掃除にも使えるってご存知ですか?

今回は効果や注意点、どんな商品があるかなど、消毒用エタノールやアルコールの掃除でのあれこれをまとめてご紹介します。

そもそも消毒用エタノールとアルコールって同じもの?ちがいはある?

疑問 クエスチョン ?

エタノールとは、デンプンなどをアルコール発酵させてつくられる無色透明の液体を指します。

基本的にはお酒に含まれる「アルコール」とほとんど同じもの。なので、アルコールスプレーとして販売されているものでも、成分表記では「エタノール」や「発酵エタノール」と記載されています。

エタノール(≒アルコール)は人が摂取しても基本的には無害。殺菌効果があるので消毒剤や防腐剤、食品添加物の原料などとして使われています。

ちなみに…
エタノールの成分がほぼ100%で純度の高いものを「無水エタノール」といい、この無水エタノールを水で少し薄めて、手指の消毒用に作られているのが「消毒用エタノール」です。

消毒用エタノールやアルコールで掃除するメリットは?

ダスター テーブル拭く

除菌効果のあるエタノールやアルコールは手の消毒に使われることが多いですが、掃除にも活用できますよ。掃除で使うときには次の3つのメリットがあります。

メリット①|除菌効果がある

エタノールは水回りやトイレなど、雑菌が繁殖しやすい場所の掃除にぴったり。アルコールをつけて布巾で拭き取ればスッキリきれいになってほぼ100%の雑菌を死滅させます。カビが発生しやすい場所にかければそれだけで黒カビなどの予防もできます。

メリット②|油汚れに効く

油を溶かし出す性質があるため、油汚れに困るキッチンの掃除でも大活躍します。すぐに蒸発してあとに残らず、口にはいっても危険がないので、安心して使えますよ。

メリット③|水洗いしなくていい

エタノールは揮発性が高く、拭き終わったあとに水ですすがなくても除菌できるため、「水洗いしにくい場所」の掃除に便利です。窓の木枠、押入れ、下駄箱、ベッドのマットレスなど、強い洗剤を使えない場所にはエタノールを使いましょう。

掃除で消毒用エタノールやアルコールを使ったときの効果は?

おうちにまつわるギモン

消毒用エタノールはペットボトルのような容器やスプレーボトルに入った状態で売られいることがほとんど。

そのまま布巾などに染み込ませて拭き掃除に使うか、スプレーを汚れに吹きつけながら使うのが定番の使い方です。

エタノール成分が70〜80%だと一番除菌に効果があるといわれ、そのエタノールで拭き掃除をすれば5分ほどでほとんどの雑菌が死滅させられます。

【場所別】消毒用エタノールやアルコールでの掃除法

消毒用エタノールやアルコールは家の中ならほぼどこでも洗剤代わりに使えます。特に以下の場所で効果を発揮するので試してみてください。

● 水回り
● 手垢が目立つ場所
● 子供のおもちゃ
● 冷蔵庫
● ガラスや鏡
● カビが発生した場所

水回り

パストリーゼでトイレ掃除

キッチンや洗面所、トイレ、お風呂など、水回り全般は雑菌が繁殖しやすい場所なので、エタノールが活躍します。エタノールをたっぷり吹きつけてこすればバッチリ。

包丁やまな板、排水カゴ、三角コーナーの除菌、便座の消毒、お風呂のピンク汚れの掃除などさまざまな場面で使えますよ。

手垢が目立つ場所

パストリーゼを手に掛ける

ドアノブや蛇口、家電、照明のスイッチなど、手垢や皮脂がつきやすい場所をキレイにするのにも使えます。水拭きのような跡が残らないので、ピカピカに仕上げられます。

食卓を拭き掃除すれば、食べこぼしなどによる菌の繁殖を防げていつでも清潔な状態で食事を楽しめますよ。

子供のおもちゃ

床にちらばるおもちゃ

子供のおもちゃは手で触ったり、口に入れたりと汚れています。これらもエタノールを吹きつけてキレイにしておけば、子供が再び口に入れても安全ですね。

冷蔵庫

冷蔵庫の掃除

冷蔵庫は汚れやすい反面、食品が入っているので洗剤などはあまり使いたくありませんね。こんな場所もエタノールの出番です。エタノールを吹きつけて庫内を拭き掃除するだけでキレイになります。

ガラスや鏡

消毒スプレーを窓に吹きかける パストリーゼ

ガラスや鏡は手垢がつきやすく、水拭きすると拭き跡が残ります。ここでもエタノールを使えば拭き跡が残らずピカピカに仕上げることができますよ。

カビが発生した場所

パストリーゼでフローリングの掃除

フローリングや窓枠など、カビが発生した場所にもエタノールは有効です。できたばかりのカビなら根を深く張ってはいないので、捨ててもいい布巾やキッチンペーパーにエタノールをたっぷりかけてこすれば落とせます。

押し入れやクローゼットなど湿気がこもってカビやすい場所でも使えます。カビが出たらエタノールを試してみてください。

消毒用エタノールやアルコールを掃除で使うときの注意点

注意 ポイント コツ

エタノールやアルコールはほとんどの掃除に使えるとはいえ、場合によってトラブルの原因になることも。ここでは押さえておくべき注意点をいくつかご紹介します。

注意①|あらかじめ素材を確認する

エタノールには油分を溶かす性質があるので、ニスやワックスなどでコーティングされた木材、革製品やゴム製品、テレビの液晶画面などに使うと変色する可能性があります。

万が一のことを考えて、初めて使うときは目立たないところを拭いてみて変色したりしないかあらかじめ確認することをおすすめします。

注意②|直接吹きつけない

電気のスイッチなどデリケートなものには直接スプレーしないようにしましょう。

また、引火しやすいので、コンロに直接吹きかけるのもNG。油汚れを落とすときはしっかりコンロ周りが冷めたのを確認し、布巾に吹きかけてから拭くなど注意しましょう。

覚えておきたい

エコなわざあり

【掃除以外の活用法】消毒用エタノールやアルコールで染み抜き!

アルコールで染み抜き

消毒用エタノールは掃除に便利と紹介してきましたが、実は洗濯にも使えるんです。

油性ボールペンなど、油分を含むシミの染み抜きに効果があり、エタノールをかけると汚れが浮き出てキレイに落とせますよ。

掃除に洗濯と日常生活のいたるところで使えて1本あると大活躍ですね。

掃除に使えるエタノールやアルコールはどんな商品がある?

ここではエタノールにどんな商品があるのかご紹介します。ほかにもたくさん販売されているので、近くのドラッグストアなどでも探してみてくださいね。

『パストリーゼ77』(ドーバー酒造)

パストリーゼ出典:楽天

アルコール77%でカビの除菌にぴったり、食品へ直接かけてもいいほど安全な除菌スプレーです。シュッと吹きかけるだけでカビ予防につながるため、1本あると家中に使いまわせて便利です。

『カビキラー 除菌剤 スプレータイプ』(ジョンソン)

カビキラー出典:kabikiller.jp

カビ取り剤で有名な『カビキラー』のシリーズにも除菌用のアルコールが販売されています。食品にも使われているような原料なので、食器にかけても安全です。

『無水エタノールP』(健栄製薬)

無水エタノール出典:楽天

エタノール成分99%以上の無水エタノール。この無水エタノールと水を7:3ほどの割合で混ぜて使えばさまざまな掃除に使えます。量が多いのでたくさん掃除したい人におすすめです。

消毒用エタノールでおうちのちょこっと掃除を効率的に

パストリーゼでテーブル掃除

消毒用エタノールは場所を選ばずに使えるので、毎日のちょこっと掃除に大活躍しますよ。汚れに気づいたときにわざわざ洗剤を取り出さずに、エタノールを使うだけです。

エタノールと雑巾をもっておうちのなかをチェックし、気になった汚れだけササッと掃除すればとっても効率的。吹きつけるだけでカビなどの予防もできるので、掃除の手間も減らせます。

消毒用エタノールを活用して、おうちの掃除をもっとラクにしていきましょう。

まとめ

  1. エタノールやアルコールを掃除で使う場合は、雑巾をセットで用意し、拭き掃除するのが定番の活用法。
  2. 「油汚れ」に強く、そのうえ「除菌効果」も発揮するため、キッチンなどの水回りやカビが発生しやすい場所の掃除に便利。
  3. すぐに気化するので、基本的には何に使っても素材を傷めない。ただし、コーティングされているもの、ゴム製品などに使うのはNG。