家族みんながくつろぐリビング(居間)はキレイにしておきたいですね。でも、フローリングのホコリが目立つからと掃除機をかけるだけになっていませんか?リビングには気づかない汚れもたくさんあります。

いつでもきれいなリビングで過ごせるように、リビング掃除の基本をご紹介します。

リビング掃除で家族がくつろげる場所に

リビングルーム

リビングは少し放っておくとすぐにホコリが溜まりますが、掃除する面積も広い上、椅子やテーブルなどが邪魔をして掃除するのが面倒…。

リラックスして過ごせるきれいなリビングを保つには、気づいたときにすぐ掃除できる「掃除しやすい環境」を整えておくことが大切です。

リビング掃除を簡単にするコツを身につけて、新習慣を始めましょう。

リビングを掃除しやすくするには?

掃除機のかけ方

リビングで目立つ汚れといえば、髪の毛やホコリ。軽く払えば落ちますし、掃除機で簡単に一掃できますが、色々なものがあると掃除するときにじゃまになってしまいますね。

掃除しやすい環境づくりに大切なのは、できるだけフローリングにはモノを置かないようにすることです。

フローリングにはできるだけものを置かず、ダイニングテーブルやソファなど家具の上にものを出しっぱなしにしなければ、気づいたときにすぐ掃除できますよ。リビングで使うものは、使ったあとで元の場所に戻す習慣をつけるようにしましょう。

リビングの掃除に必要な道具や洗剤は?

掃除機とほうきとペーパーモップ(クイックル)

用意するもの
必須
『キュキュット』などの食器用中性洗剤
掃除機
『クイックルワイパー』などのペーパーモップ
ハンディモップ
いらない布
あると便利
『レノア』などの洗濯用柔軟剤

掃除機や『クイックルワイパー』などの掃除用具をすぐ手に取れる場所に置いておけば、すぐ手にとって掃除ができるので、キレイなリビングをキープできます。

リビングを掃除する順番は?

カーペット

リビングを掃除するときは、目線より上の方から掃除しましょう。汚れはすべて床に落ちるので、最後に床掃除で一掃できます。

「①天井→②壁→③家電・家具→④床」の順番で、「ホコリを払う→雑巾でひと拭き」を繰り返しましょう。

天井の掃除

リビングの天井はあまり汚れてはいませんが、ホコリがたまっていることがあります。一箇所ずつ椅子に上がって掃除するのは手間なので、クイックルワイパーのようなモップで、床と同じように拭きましょう。

ドア・壁・照明スイッチの掃除

天井を終えたら壁を拭きます。天井と同じようにペーパーモップを使っても構いません。照明のスイッチやコンセント周りはホコリや手垢で汚れが目立つので、雑巾に薄めた食器用洗剤を浸けて拭き、水拭きすれば真っ白になりますよ。

家電・家具の掃除

壁掃除をしながら、テレビや机、ソファなどの高い位置にある家電・家具を掃除しましょう。特に家電は静電気でホコリを呼び寄せやすく、家具にもホコリが溜まっているので、ホコリを払ったあとに固く絞った布で水拭きしてください。

床の掃除

最後はホコリや汚れを落とした床を一掃。掃除機の前にペーパーモップをかけておくと、掃除機を使ったときにホコリが舞い上がらずにすみます。皮脂や食べこぼしの汚れがついていそうな箇所を水拭きします。ペーパーモップのウェットタイプのシートを使うのも効果的です。

リビングの窓も掃除して明るい部屋に

窓掃除

リビングの本格掃除をするなら窓や網戸の掃除も忘れずに。窓は開け閉めで手垢がついていたり、湿度の高くなる季節にはカビが生えてしまったりすることもあるので、こまめに掃除しておきたい場所です。

窓掃除は洗剤やスポンジ、たくさんの水が必要で敬遠しがちですが、簡単な掃除であれば新聞紙と水があればできます。クシャクシャに丸めた新聞紙でこするとあっという間にピカピカに。

網戸も掃除が面倒くさそうですが、床掃除に使うクイックルワイパーなどのモップを活用すれば簡単にキレイにできます。モップの柄を短くして、ウェットタイプのシートをつけて網戸を直接拭くだけ。内側と外側それぞれ拭くとあっという間に汚れが落ちます。

キレイになった窓から差し込む光で、リビングがいっそう引き立ちます。

汚れを防ぐコツ!

エコなわざあり

リビングの掃除で柔軟剤を使うとホコリを予防できる?

柔軟剤

定期的にリビングを掃除していても、気になるのはホコリが溜まるスピード。いくら掃除してもすぐに溜まってしまいますね。

そんな悩みを解消してくれるのが、実は洗濯で使う「柔軟剤」。拭き掃除のときに水で薄めた柔軟剤を雑巾に含ませて拭くだけなんです。柔軟剤には静電気を抑える効果があるので、家電がホコリを寄せ付けなくなります。

拭き掃除のときに柔軟剤のひと手間を加えるだけで、リビング掃除の頻度は減らせます。ただ、家電などの電化製品はデリケートなので、柔軟剤で濡らしすぎないように気をつけてください。

リビングの掃除では月に1回の水拭きを

リビングの掃除

リビングのホコリ掃除にひと拭き加えるのは手間ですが、毎回する必要はありません。

フローリングだけこまめに拭くようにしていれば、週に1回のペースで家具や家電のホコリを払い、月1回で天井や壁などの汚れをチェックするだけでキレイなリビングをキープできます。

一気にやるのが大変であれば、「今週は床を拭く」「来週は壁を拭く」と、毎週の床掃除に別の場所の拭き掃除を一部だけ取り入れてみるのがおすすめです。これなら1ヶ月でまんべんなくリビングを掃除することができるので、急な来客にもスムーズに対処できますよ。

できるだけ手間をかけずに、みんながくつろげる空間を守っていきましょう。