「セスキ炭酸ソーダ」と「重曹」って何が違うの?と疑問に思ったことがあるママも多いのではないでしょうか?どちらも同じように油汚れに効くので、どうやって使い分けたらいいのかと悩んでしまいますね。

そこで今回は「セスキ炭酸ソーダ」と「重曹」にどんな違いがあるのか、使い分けなどについてご紹介します。

セスキ炭酸ソーダと重曹は何が違う?

疑問 ギモン はてな ?

セスキ炭酸ソーダと重曹はどちらも「アルカリ性」の性質をもつ、ナチュラルクリーニングに欠かせないアイテムです。

正式名称は、それぞれセスキ炭酸ソーダが「セスキ炭酸ナトリウム」、重曹が「炭酸水素ナトリウム」。どちらも「炭酸」と「ナトリウム」を含んでいるためよく似ています

ただ、この2つのあいだには次のような違いがあります。

セスキ炭酸ソーダの特徴
アルカリ性が強く、水に溶けやすい
重曹の特徴
アルカリ性が弱く、水に溶けやすい

「アルカリ性の強さ」と「水への溶けやすさ」という点で違いがあるので、それぞれの特徴を活かすのが使い分けのヒントです。

セスキ炭酸ソーダと重曹の「アルカリ度」の違いはどれくらい?

液性

どちらも水に溶かすと「アルカリ性」の性質をもつので油汚れに効くのは一緒です。

ただ、一口にアルカリ性といっても強弱があります。アルカリ性の強さはpH(ペーハー)という0〜14までの数値で表され、14に近づくほどアルカリ性が強まる=油汚れを落としやすくなります。

セスキ炭酸ソーダはpH9.8、重曹はpH8.2で、セスキ炭酸ソーダのほうがアルカリ性が強く、ひどい汚れも落とせます。

油汚れはセスキ炭酸ソーダで十分?重曹っていつ使うの?

重曹水をつくる

セスキ炭酸ソーダの方がアルカリ度が高いとなると、重曹に出番がなさそうですね。

しかし、重曹には水に溶けにくい性質があるので、少量の水と混ぜると粒が残ってクレンザーのような研磨効果を発揮します。この効果を活かせば、焦げのように固くこびりついた汚れを削り落とすことができるんです。

油汚れ全般にはセスキ、こびりついた焦げなどは重曹と使い分けると効果的ですよ。

セスキ炭酸ソーダと重曹の使い分け方は?

セスキ炭酸ソーダと重曹はそれぞれの性質の違いから、使い方が違います。それぞれどんな使い方が便利か確認しましょう。

セスキ炭酸ソーダは「拭き掃除」に

セスキスプレー

水に溶けやすく、油を分解する力に長けたセスキ炭酸ソーダは拭き掃除に使うのがおすすめ。キッチンでもリビングでも基本的には使い方は同じです。

道具を準備し、次の手順で進めましょう。

用意するもの
必須
空のスプレーボトル
雑巾

セスキスプレーをつくる

スプレーボトルに500mlの水と5gほどのセスキを入れてよく溶かす。

拭き掃除する

雑巾にスプレーを吹きかけて汚れを拭いていく。ガンコな場合はスプレーして数分おくのがおすすめ。

仕上げ

雑巾をすすぎ、セスキ成分が残らないように水拭きし、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ったら完了。

基本はこの3ステップ。スプレーに詰めて常備しておけば気になったときにいつでも掃除に取りかかれますよ。

重曹は「こすり洗い」に

お風呂の床掃除 重曹をかける

重曹は水に溶けにくいので、粉のまま使ったりペーストにしたりすると便利です。シンクやお風呂など、すぐにすすげる場所の掃除におすすめ。

用意するもの
必須
スポンジ(ブラシでも可)
雑巾

汚れにふりかける

汚れがうっすら覆われるくらいにふりかける。

こする

湿らせたスポンジやブラシで重曹ごとこすって汚れをかき出す。

拭き取る

流水ですすぐか、雑巾で重曹を拭き取ったら完了。

重曹は作用が穏やかですが汚れ全般に効く優れた洗剤です。「なんの汚れかわからないときは重曹を使う」と覚えてもいいですよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

セスキ炭酸ソーダと重曹は消臭にも使える

服 スプレー

実はセスキ炭酸ソーダも重曹も「汗の臭いの消臭作用」を持っています

使い方は、先ほど水に溶かしてスプレーに詰めたものを、靴や上着など汗で汚れやすいものに軽く吹きかけるだけ。臭いの原因となる皮脂を分解してくれるので効果的に消臭してくれます

下駄箱など空間全体の臭いが気になる場合はフタを開けた小瓶に粉をいれておくだけでも大丈夫。たったこれだけですが3ヶ月ほどは消臭効果が続きますよ。

セスキ炭酸ソーダと重曹の違いを知れば、掃除がもっとラクに

重曹

「セスキ炭酸ソーダ」と「重曹」は幅広い使いみちがあるだけに、どっちを使えばいいのかわからなくなってしまいますね。

どちらにも得意分野があるので「油はセスキ」「その他は重曹」と考えれば簡単に使い分けができます

性質の違いまで知っておくと毎回の掃除がもっと効率的に、ラクにこなせるようになりますよ。

まとめ

  1. セスキ炭酸ソーダと重曹は、水に溶かすとともにアルカリ性を示す自然由来の物質。
  2. おおきな違いは「アルカリ性の強さ」と「水への溶けやすさ」の2点。
  3. 油汚れ全般にはセスキ、焦げなどは重曹の研磨効果を活かすと効果的。