『ジフ』をご存知の方は多いと思います。でも、どんなときに使ったらいいのかよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、『ジフ』がどんな洗剤で、どんな掃除に使えるのかをくわしく説明します。
キッチンや浴室、食器洗いなど、1本あればおうち全体を掃除できるので、大活躍間違いなしですよ。
もくじ
クリームクレンザーの『ジフ』って便利?

『ジフ』は、研磨材が入った洗剤を指すクレンザーの1種。汚れを浮き上がらせる界面活性剤と、その汚れを削り落とす研磨材を組み合わせて作られており、頑固汚れの掃除にぴったりです。
とくにジフには、以下3つの特徴があり、使い勝手のいいアイテムです。
やさしく磨けるクリーム状

クレンザーには、粉末タイプとクリームタイプの2種類があります。
粉末状タイプは削る力が強く、クリーム状タイプは粒子が細かくやさしく磨ける特徴があります。
ジフはクリーム状を採用しているので、シンクなどを傷つけずに掃除できますよ。
やわらかい研磨剤

研磨材には、硬い粉や粒などが使われることが多く、磨いたものを傷つけてしまう可能性があります。
しかし、ジフに使われている研磨材は天然成分の「カルサイト」。ガラスやステンレスよりやわらかい特性があるので、お掃除で使用しても傷つけません。
研磨率

クリームクレンザーには、「研磨材」という成分表示があります。研磨材の率が低いほど粒子が細かくやさしく磨けますが、低すぎても汚れは落ちません。
ジフの研磨率は20パーセントで、これは水回りの使用にベストな数値。浴槽やシンクを傷つけずに汚れを落とせます。
キッチンや浴室などはクレンザーを使うと傷付つきやすい場所ですが、これなら安心して使用できますね。
ジフで落とせる汚れって?

ジフは、傷をつけずに頑固汚れをしっかり落とす特性から、おうちのあらゆる場所で使用できます。研磨材と界面活性剤で、こびりついた汚れだけでなく油汚れなども浮かして落としますよ。
プラスチックなどのやわらかい素材は、研磨材によって傷つけてしまう可能性がありますが、それ以外の場所についた以下の頑固な汚れには、効果的なのでおすすめです。
● 水あかや石けんかす
● 泥や砂などの頑固汚れ
● 食器の茶しぶなど
ジフの使い方|①キッチンの焦げ落とし

それでは、実際に『ジフ』を使って汚れを落としてみましょう。
料理で使い続けるといつの間にか焦げ付くフライパンの裏。キレイにしたいけど、簡単に落ちる汚れではありませんよね。でも、ジフならキレイに落とせます。
ジフを焦げに垂らして、軽く力を入れて磨きます。ゴシゴシ力いっぱい磨かなくても、泡が少しずつ茶色くなっていき、汚れが落ちていきます。ニオイも気にならず磨けますよ。

今回は、一部しか磨いていませんが、1分もかからずもとのシルバーが顔を出しました。これなら全体を磨いても短時間でキレイにできますね。

黒い頑固な焦げは多少力が必要ですが、強すぎても傷つけてしまうので、力加減には注意しましょう。焦げが薄いうちに定期的にお手入れすれば、いつでもキレイに保てますよ。
ジフの使い方|②シンクの水あか落とし

キッチンや洗面所の蛇口をひねるとき、白くこびりついた水あかが気になることはありませんか?意外と落ちにくいし、強く擦ると傷つくのでとてもやっかいですが、『ジフ』を使えばキレイに落とせます。

力をいれずやさしく磨くだけで曇りがなくなり、ピカピカに仕上がりました。時間もあっという間にできたので、気になったときにササッと手軽にお掃除できます。
ジフの使い方|③食器の茶しぶ落とし

コーヒーやお茶を飲むマグカップは、使うたびに黒くなっていきますが、1つの食器のためだけにつけ置きするのは洗剤がもったいなくて悩みますよね。そんなときは『ジフ』を使ってみましょう。

食器を洗うときの要領で洗えば、簡単に落ちました。つけ置きをするには時間がかかりますが、これなら短時間でキレイになります。
頑固な汚れが、時間をかけずに気持ちよく落ちました。力もほぼ必要ないので、おうちじゅうのお掃除がラクになりますよ。気になる汚れには、ぜひ『ジフ』を使用してみてくださいね。
ジフには「キッチン」「お風呂」の2種類ある

ジフには、キッチン用やバスクリーナー用の2種類があります。どちらも、キッチンでも浴室でも使用可能なのですが、主にどちらで使いたいかで決めるのがおすすめ。
『ジフ』などのクリームクレンザーには、洗剤成分が含まれており、気になる菌やニオイなどを消す効果も期待できます。
菌やニオイは場所によって特有のものがあるので、主にどこで使いたいかを考えながら選びましょう。
ジフのおすすめ3選!
ジフは、ホームセンターや薬局などの洗剤コーナーに置いてあります。近くのお店に取り扱いがないときは、インターネットでも購入できますよ。
1.『ジフ クリームクレンザー キッチン用洗剤』
キッチン用の頑固汚れや油汚れなどをスッキリ取り除くアイテム。IH調理器にも使用できます。水はけもいいので、お掃除に時間がかからないのもうれしいですね。食器にも使用でき、鍋の気になる焦げ付きなども落とせます。
・ステンレスがキレイになるし、簡単にすすげていいです。
・頑固な汚れも、ジフならキレイに落とせます。
- 税込価格
- 237円
- 内容量
- 270ml
2.『ジフレモン クリームクレンザー キッチン用』
キッチン用のジフに天然レモンエキスが入ったタイプ。さわやかな香りが特徴で、お掃除しながら気分もリフレッシュできますよ。キッチンだけでなく、浴室にも使用可能です。
・ほのかなレモンの香りがキツすぎず、ちょうどいいです。
・香りや泡立ちがよくて、使ったあとはピカピカになります。
- 税込価格
- 168円
- 内容量
- 270ml
3.『バスジフ クリームクレンザー 浴室用洗剤』
湯あかやくろずみをキレイに落とす浴室用の『ジフ』。洗面器や椅子などについた気になる汚れも、キレイに落とせます。浴槽にも使用でき、水はけがよく、すすぎにも時間がかかりません。
・洗面器やお風呂の椅子のべっとり湯あかも、驚くほどキレイに落ちました。
・ユニットバスのくろずみも、傷つくことなくキレイに落ちました。
- 税込価格
- 165円
- 内容量
- 270ml
ジフの使い方で注意することは?

ジフはやわらかい研磨材を使用しているとはいえ、ものを削る力があります。使用するときは、以下2点に気をつけてください。
スポンジはラップで包む

ジフを使うのにスポンジにつける人が多いですが、食器用などのスポンジとは使い分けましょう。
一緒のものを使うと、スポンジの細かいすき間に研磨材が入って、お皿などを不意に傷つけてしまいます。
もし同じものを使いたいなら、ラップでスポンジを包むなどするのがおすすめ。洗剤がなかに染み込まないので、汚れ落ちの効果もアップしますよ。
円を描くように洗う

ジフを使ってお掃除をするときは、円を描くように洗いましょう。1つの場所に集中してゴシゴシ磨くと、仕上がりにムラが出てしまいます。
掃除の途中に、電気をつけたり消したりして、汚れの落ち具合をチェックするのがおすすめです。
クリームクレンザーのジフで焦げや水垢をきれいに

今までスポンジでゴシゴシしていた場所も、『ジフ』を使えばサッとキレイになります。
基本的におうちじゅうで使用できますが、プラスチックなどの素材は傷が残ることもあるので、気になる場合は目立たないところで確認してから使いましょう。
おうちじゅうのお掃除をラクにしてくれる『ジフ』を、ぜひこの機会に使ってみてくださいね。