自然由来の洗剤で洗濯できないかな?と調べているなかで、「セスキ炭酸ソーダで洗濯できる」と目にしたり耳にしたりする機会があるのではないでしょうか。でも「本当に汚れがキレイに落ちるの?」と気になりますよね。

そこで今回はセスキ炭酸ソーダを使った洗濯の方法やその特徴をまとめてご紹介します。

そもそもセスキ炭酸ソーダとは?

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の性質をもつ自然由来の洗剤です。ナチュラルクリーニングで有名な「重曹」よりもアルカリ性が強く、水に溶けやすい特徴があります。

大きく2つのはたらきがあり、1つ目は「酸性」の汚れを落としやすくすること、2つ目は「タンパク質」を分解することです。

衣類の襟や袖につく皮脂などは酸性の汚れなので、セスキ炭酸ソーダでキレイにできるんですよ。

セスキ炭酸ソーダで洗濯するメリットは?

シャツ 襟 シミ汚れ 洗濯

セスキ炭酸ソーダを洗濯に使うメリットはいくつかあります。

「酸性の汚れを落としやすくする」「タンパク質を分解する」の2つのはたらきで、次の汚れを落とせます。

● セスキ炭酸ソーダで落とせる汚れ
・皮脂や垢汚れ
・血液汚れ
・軽度の油シミ
 

たとえば白シャツの襟や袖の黒ずみ、赤ちゃんの布おむつや生理用布ナプキンなどをキレイにするのに効果的ですよ。

さらに、CMなどで目にする化学的に作られた洗剤よりも成分がシンプルで、肌への刺激が少なく、排水が環境へ与える影響も少なくすみます。

セスキ炭酸ソーダで洗濯するときに必要なもの

重曹 クエン酸

用意するもの
必須
粉末のセスキ炭酸ソーダ
洗面器
あると便利
ゴム手袋
『レノア』などの柔軟剤

セスキ炭酸ソーダは水に溶かした液体の状態でも販売されていますが、洗濯に使うなら水に溶かす前の粉末の状態のほうがおすすめ。量が多いのでオトクな上、管理が簡単で使い勝手もいいですよ。

洗剤代わりにセスキ炭酸ソーダを使うので、別に必要になるのは洗面器だけ。手肌にやさしい素材ではありますが、乾燥肌の場合などは念の為ゴム手袋を用意しておきましょう。

セスキ炭酸ソーダを使って洗濯する方法!

セスキ炭酸ソーダを洗濯に使う方法は「手洗い(下洗い)」と「洗濯機洗い」の2つがあります。具体的にどう使うのか、それぞれの手順をご紹介します。

洗濯機で洗う場合

洗濯機に洋服を入れる

普段の洗濯物であれば、洗濯機洗いにすれば大丈夫。使い方はいつもの洗濯洗剤とほとんど同じです。

洗濯機の電源を入れる

洗濯機の電源を入れ、標準コースを選んで服の量を確認する。

規定量のセスキ炭酸ソーダを入れる

水30Lに対して大さじ2前後の粉末を入れる。洗剤投入口ではなく、注水後に水に溶かしいれてもOK。

終わったら干す

洗濯終了後に干せば完了。

セスキ炭酸ソーダを多めに入れた方が汚れ落ちがいいかな?と思うかもしれませんが、たくさん入れるとかえってベタベタになることがあるので気をつけてください。

手洗いする場合

靴下 つけおき

ガンコな汚れがある場合や、デリケートな服の場合は洗濯機ではなく「手洗い」で洗濯するのがおすすめ。

直接様子を見ながら洗濯できるので、素材への負担は最小限にしながら効果的に汚れを落とせます。

洗面器に水とセスキの粉末を入れる

洗面器に水をため、2Lに対して小さじ2杯ほどのセスキ粉末を入れて溶かす。

衣類を3時間ほど放置する

衣類をセスキ炭酸ソーダ水に浸して、3時間〜半日ほど放置すると汚れが落ちやすくなる。

もみ洗いする

指の腹で汚れをゴシゴシこする。汚れがひどい場所には歯ブラシを使って細かくこする。

すすぐ

キレイな水ですすげば完了。

つけおきしすぎると洋服の色がぬける可能性があるので、事前に見えない部分にセスキ水をつけて色落ちしないかテストをしておくと安心です。

セスキ炭酸ソーダを洗濯に使うときの注意

注意 ポイント コツ

セスキ炭酸ソーダは洗濯で使うといいことばかりに見えますが、注意点もあります。

肌にやさしいといっても「アルカリ性」でタンパク質を分解するはたらきがあるので、肌が弱い人が長時間触れているとかぶれる可能性があります。そのため、洗濯時はゴム手袋をつけると安心です。

また、本格的な洗浄成分は入っていないので、靴下につく泥汚れや口紅などのガンコな汚れを落とすのには向きません

セスキ炭酸ソーダは、汗などの軽めの汚れを毎日洗うような場合に使うのがおすすめですよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

洗濯機掃除にセスキ炭酸ソーダは使える?

洗濯槽 ゴミ取りネット 糸くずフィルター

掃除に洗濯にと活躍するので、「セスキ炭酸ソーダでひょっとして洗濯槽の掃除もできる…?」と考える人もいるかもしれません。

しかし、残念ながら洗濯槽の掃除には向いていません

セスキ炭酸ソーダが得意とするのは油汚れなどで、洗濯槽に潜むカビまで除菌する能力はありません。

掃除グッズにはそれぞれ得意とする汚れがあるので、相性を見極めて使いましょう。

セスキ炭酸ソーダは「酸性汚れ」や「タンパク質汚れ」の洗濯に使おう

ワイシャツ

セスキ炭酸ソーダを使った洗濯は、ふつうの粉洗剤を使うのと大きな違いはありません。ただし、洗浄力が強いわけではないので、得意な汚れにしか効果がないことは覚えておきましょう。

特徴を覚えておけば、ほかの洗剤との使い分けができて毎日の洗濯がレベルアップしますよ。