乾燥機が臭い｜乾燥機が臭う原因や乾かした洗濯物が臭い時の対策は？

湿度が高い時期や寒い時期になると、乾燥機はとても重宝しますよね。ただ、ずっと使っているうちになんだか「臭う」ようになった…なんて方もいると思います。

そこで今回は乾燥機から変な臭いがしてくる原因とその対策をまとめてご紹介します。臭いがなくなれば、洗濯物もスッキリ気持ちよく仕上がりますよ。

乾燥機が臭う原因は？

乾燥機が臭い原因の多くは「雑菌やカビの繁殖」です。

雑菌やカビは、高温多湿な環境を好んで繁殖します。洗濯機能付き乾燥機の槽の中なんかは、まさに高温多湿そのもの。

衣類の細かい糸くずやホコリが隙間やフィルターにどんどんたまり、そこへカビや雑菌が集まってきます。放っておくとどんどん繁殖し、臭いの原因になるわけです。

乾燥機自体から臭いのはすでに汚れがたまっている状態。そのままでは故障の原因にもなるので掃除やメンテナンスなど、きちんと対処することが大切です。

乾燥機の臭いの対処法は４つ！

乾燥機が臭い時には、大まかにわけて下記の対処方法があります。簡単にできるものから始めてみましょう。

下記で、それぞれの方法について詳しく説明します。

乾燥機の臭いの対処法｜乾かすと臭い時は乾燥機を掃除

乾燥機の臭いを解消するには、原因となる汚れを取り除くのが一番。

機種によってもことなりますが、「① 乾燥フィルター」と「② 洗濯槽」のゴミを落とすとほとんど臭いがなくなりますよ。

① 乾燥フィルターの掃除方法

必須

歯ブラシ

乾燥機には服を乾かす際に出たホコリや糸くずをキャッチしてくれるフィルターが設置されています。洗濯乾燥機であれば、「糸くずフィルター」と「乾燥フィルター」の2つのフィルターがあります。次の手順でキレイにしましょう。

フィルターは掃除していないと、内部にホコリが詰まって故障の原因になることも。できれば使うたびに掃除することを心がけてくださいね。

② 洗濯槽の掃除

必須

『洗濯槽カビキラー』などの洗濯槽クリーナー

洗濯乾燥機の場合は「洗濯槽」の掃除も必要です。のぞき込んだだけでは分かりにくいですが、洗濯槽の裏側には洗い物の汚れや洗剤の溶け残りがこびりついています。

雑巾のようなイヤな臭いがするときは、洗濯槽の裏側に繁殖した黒カビがびっしり生えているかもしれませんよ。

基本はたったの2ステップだけ。これだけで洗濯槽の裏側についた黒カビを退治できますよ。

乾燥機の臭いの対処法｜洗濯物ごと洗い直してみる

乾燥機をキレイに使っているのに洗濯物に臭いが残る場合は、もしかしたら洗濯物自体に雑菌が繁殖しているかもしれません。

洗い上がった洗濯物を濡れたまま何時間も放置すると蒸れて、イヤな臭いを発する雑菌が繁殖しやすくなります。

乾燥させれば大丈夫と思うかもしれませんが、一度臭いが広がった洗濯物はもう一度洗わないと、嫌な臭いが解消されないので注意してくださいね。

乾燥機の臭いを防ぐ予防法は？

乾燥機からイヤな臭いがするのを予防するには、日々できるだけ汚れを残さないことが大切。普段から次のポイントを意識しましょう。

乾燥機の臭いが改善されないときは業者に相談

乾燥機のなかを掃除し、洗濯物もためこんでないのに臭いが消えない！という場合は、何か問題があるかもしれません。

汚れが奥深くにこびりつくなど、家庭では対処できないことも少なくありません。ここはムリせず、専門の業者に直してもらいましょう。

乾燥機はメーカーや購入したお店での保証期間が長いことも多いので、業者へ修理を依頼する前に確認することを忘れずに。

乾燥機が臭いときは「掃除」と「洗い直し」が効果的

乾燥機が臭ってくると、せっかく洗濯してもキレイになった気がしませんね。

臭いの原因はほとんどが雑菌なので、一度念入りに掃除して汚れごと取り除きましょう。定期的なお手入れを忘れずにすることが臭いを防ぐポイントですよ。

臭いがスッキリ退治できると雨のシーズンの洗濯もずっと快適にできますね。