ドラム式洗濯機が普及し、洗濯から乾燥までおうちで手軽にできるようになりました。ただ、そうはいっても「衣類の乾燥ができるとうれしいけど、乾燥のためにわざわざ洗濯機を買い換えるのはちょっと…」という人には、衣類乾燥機がおすすめです。
今回は、衣類乾燥機の選び方とおすすめの商品をご紹介します。
衣類乾燥機ってどんなもの?
衣類乾燥機とは読んで字のごとく、洗濯した衣類を乾燥させるために使う家電のこと。
コインランドリーにあるようなドラム式乾燥機が主流で、温風やヒーターの力を使って、洗い上がった洗濯物をすばやく乾燥させます。
近年ではドラム式洗濯乾燥機の普及が進んでいるため、洗濯から乾燥までを1台でこなすものが増えていますが、衣類乾燥機単体は比較的安価に手に入るため、普段の使いなれた洗濯機にプラスして使用するおうちも増えています。
衣類乾燥機にはどんな種類がある?
衣類乾燥機は、ヒーターの熱源の違いによって大きく2種類にわけられます。
電気式
電気の力を利用してヒーターの温度を上げるタイプの衣類乾燥機です。本体価格が比較的リーズナブルで、設置工事も不要なため手軽に乾燥機を取り入れたいおうちにおすすめです。
ガス式
本体の基本的な構造は電気式の乾燥機と同じですが、ガスの力でパワフルに短時間で乾燥できるのが特徴です。コインランドリーの乾燥機も実はほぼガス式。設置するときには、ガス栓の増設などの工事が必要な場合があります。
衣類乾燥機を選ぶときのポイントは?
おうちにあった衣類乾燥機を探すときは、以下ポイントに注目して選んでみましょう。
洗濯物の量にあったドラム容量
洗濯する頻度や家族構成によってもさまざまですが、1人あたりの1日の洗濯量は平均して1.5kgほどといわれていて、4人世帯であれば 1.5kg× 4人=6kgほどとなります。
まとめて洗う日のことも考えると、大きめサイズの容量だと安心して使えます。
本体サイズ
衣類乾燥機は、専用の台を使って洗濯機の上に設置するのが一般的です。
衣類乾燥機本体の大きさは、事前に必ずチェックし、台に乗せられるか、周囲に十分なスペースはあるかなどを確認して選びましょう。
乾燥機能
衣類乾燥機には基本的な乾燥機能以外に、温風乾燥やシワ取り機能、タイマー機能など、メーカーごとにさまざまな機能が搭載されています。
おうちの洗濯物の種類や生活スタイルを考えながら、自分にあった機能を備えている乾燥機を選びましょう。
衣類乾燥機のおすすめ|電気式
1.『衣類乾燥機 ED-60C-W』(東芝)
花粉フィルターを搭載した衣類乾燥機。花粉やホコリをスッキリと落としながら、短い時間で衣類の乾燥ができます。衣類のからみをセンサーで検知し、ほぐしながら乾燥。ムラなく均等に乾かせるのもうれしいポイントです。
口コミ
・運転音が静かになっていて、時間を気にせず使えるので助かります。
・容量が6kgもあり余裕があります。早くふっくら仕上がるのでとても快適です。
- 税込価格
- 51,480円
- 乾燥容量
- 6kg
- サイズ
- 65 × 52.5 × 65cm
2.『衣類乾燥機 DE-N60WV-W』(日立)
ヒーターと風乾燥の、2通りの乾燥方法を衣類にあわせて選べる衣類乾燥機です。熱に弱いデリケートな衣類の乾燥も、風乾燥を使って傷むことなく乾かせます。クッションつきドラムなので、衣類へのダメージが少ないのも特徴です。
口コミ
・40分から2時間以内で乾燥が完了するので、時間がかかりません。
・音が静かで夜でも使えます。ふんわり乾燥で洗濯物のシワも少なく、縮みません。
- 税込価格
- 56,136円
- 乾燥容量
- 6kg
- サイズ
- 63 × 51.6 × 67cm
衣類乾燥機のおすすめ|ガス式
3.『ガス衣類乾燥機 乾太くん』(リンナイ)
短時間でパワフルに衣類を乾燥させられる、ガス式の衣類乾燥機です。シンプルで高級感あるデザインなので、生活感なくランドリースペースに取り入れられます。全面についたフィルターでお手入れが簡単なところもポイント。
口コミ
・音も静かで乾燥時間が短くすみます。衣類を気持ちよく乾燥できるので重宝しています。
・衣類投入口が大きいので、洗濯物の出し入れがとてもラクです。
- 税込価格
- 97,000円
- 乾燥容量
- 5kg
- サイズ
- 68.4(脚含む) × 65.4 × 54.5cm
衣類乾燥機で洗濯物干しがラクちんに!
衣類乾燥機があれば、天気が悪くて乾きにくい日のお洗濯もラクにこなせますよ。
ただし、お洋服のなかには乾燥機の使用に向かない衣類もあるので、必ず洗濯表示を確認してから使いましょう。
衣類乾燥機を選ぶときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。