インスタグラムやテレビで最近話題の『茂木和哉』を知っていますか?
不思議な名前のこの洗剤、実はガンコにこびりつく頑固な汚れをスルッと落とす魔法のような力を秘めているんです。
今回は、そんな『茂木和哉』を実際に使ってみたレビューをお届けします。あきらめてしまっていた水垢を1分とかからずピカピカにする、その効果をぜひチェックしてみてください。
もくじ
茂木和哉(もてぎかずや)とは?
もともとは秋田の温泉施設でできる頑固な水垢を落とす目的で開発され、その効果は折り紙付き。おうちのお風呂の鏡やシンクの蛇口などにつく頑固な水垢でもあっという間にツルツルに戻すことができます。
ちなみに、茂木和哉は人名のような一風変わった商品名ですが、本当に洗剤を開発した方の名前がそのまま使われているんですよ。
茂木和哉(洗剤)は何に使える?
茂木和哉はもともと水垢汚れを落とすためにつくられましたが「酸性」の「クレンザー」なので、ほかにもいろんな汚れを落とすのに活躍します。
大きく分けると「水垢」「尿石」「サビ汚れ」に効果があります。
茂木和哉(洗剤)の効果の秘訣!水垢に効くのはどうして?
茂木和哉が水垢に効果を発揮する理由は「①液性が酸性」「②顆粒が配合されている」の2点あります。
一般的な水垢用洗剤は①か②のどちらかだけというのが一般的ですが、茂木和哉はその2つを兼ね合わせているのが大きな特徴なんです。
① 液性が酸性
しかし、茂木和哉は水垢と反対の性質である「酸性」の成分が使われているので、アルカリ性の水垢を中和して分解してくれるというわけなんです。
② 顆粒が配合されている
水垢よりも硬く、金属や陶器よりもやわらかいこの顆粒でこすり洗いをすれば、水垢を削りつつ素材には傷を残さずキレイにできるんです。
酸性の成分との相乗効果で汚れがぐんぐん落とせるという仕組みなんです。
温泉施設にできる水垢を落とせるほどの力をもっているので、家庭にできる水垢くらいならお手のもの。プロ仕様のパワフルな力を楽しめますよ。
茂木和哉(洗剤)の使い方は?
- 必須
- 茂木和哉
- ラップや布
- ゴム手袋
茂木和哉を使うときは、顆粒の働きを最大限高めるために丸めたラップを使うのがおすすめ。ラップなら洗剤を吸い込まず泡立ちにくいので、顆粒が汚れに密着しやすくなるからです。
ゴシゴシとこすりたいときはハギレなどの布を使うといいですよ。
また、多少は手に触れても問題ありませんでしたが、茂木和哉は酸性で素手で扱うと肌への負担が大きい点に注意してください。今回の実践では、念のためゴム手袋を用意しました。
茂木和哉(洗剤)の使い方|お風呂の鏡
茂木和哉は温泉地の汚れを落とすためにつくられた洗剤なので、もちろんお風呂の水垢を落とすのも大の得意。頑固な水垢汚れの代表格であるお風呂の鏡も掃除してみましょう。
ラップでこする
まんべんなく広げてこするとザラザラとした感触がありましたが、傷にはなってないようなので続けます。
茂木和哉は独特の湿布のような臭いがあるので、苦手な人は換気扇をつけながら作業するといいですよ。
汚れが落ちているか確認
水垢が落ちてもザラザラとした感触が消えるわけではなかったので、こまめにチェックするといいですよ。
すすぐ
最後にシャワーを当てて、残った洗剤をすすぎ落としたら完了。最後に水気を拭き取れば、ピカピカの鏡が元通り。
茂木和哉(洗剤)の使い方|金属のトレイ
今回はこのトレイの真ん中にマスキングテープを貼り、右側だけに茂木和哉を使って汚れ落ちを比べてみます。
準備
30cmほど取って丸めればOK。扱いやすい大きさで問題ありませんが、指先くらいの大きさで大丈夫です。
茂木和哉でこする
すすぐ
拭き取る
ステンレス以外の金属だと少し傷がつくかも
水垢はすっかり落とせましたが、今回は顆粒が鉄板よりも硬かったのか、円状に細かな傷が残ってしまいました。
ステンレスなどに使うのは問題ありませんが、反射する金属に使うときは目立たないところでテストするのがよさそうです。
茂木和哉(洗剤)の使い方|キッチンのシンク
茂木和哉(洗剤)の使い方|トイレ
茂木和哉(洗剤)の使い方|自転車のサビ
ラベルに書いてある使い方なので、用途外ではありません。安心して使えますよ。
茂木和哉(洗剤)の注意点!使えない場所はどこ?
万能に思える茂木和哉ですが、強力な分デリケートな場所には使えないという注意点も。
掃除したい場所が当てはまらないかどうかを事前に確認しておけると、安心して取り掛かれますね。
加工済み、フィルム付きの鏡やガラス
実は茂木和哉はお風呂の鏡以外のガラスには使えません。ほかの場所の鏡やガラスは「くもりどめ加工」や「防犯フィルム」など特殊な加工がされていることがほとんど。加工を傷めてしまうので茂木和哉を使うのは避けましょう。
そもそもお風呂以外のガラスに水垢汚れがつくことはほとんどないので、ガラスクリーナーなどで十分ですよ。
車など光沢のあるもの
自動車の塗装面や大理石など、光沢加工がされている場所には茂木和哉は向きません。
顆粒が傷をつけるとせっかくの光沢がくすんでしまうので注意してくださいね。
プラスチック
プラスチックについた水垢汚れを取り除くには、クエン酸など顆粒の入っていないものを使うといいですよ。
茂木和哉(洗剤)シリーズのおすすめ!まずは水垢落としから
茂木和哉は大型のホームセンターなどで扱われていることもありますが、ネット通販で取り寄せるのが確実です。
レビューなどを参考にしながら選んでみてくださいね。
茂木和哉
今回使ってみた茂木和哉です。2000円弱と洗剤にしてはちょっと高めですが、その分効果は抜群。
200mlのボトルは手のひらサイズほどで小さく感じますが、ずっしりと重く今回の掃除で使ったのはボトルの1cmほどでした。家中の掃除に使っても、かなり余るくらいの量です。
・7年以上放置していた浴室の鏡に使用したところ、見違えるほどキレイになりました。
・何度クエン酸パックを試みても落ちませんでしたが、この商品でするりと落ちました。
- 税込価格
- 1,850円
- 容量
- 200ml
『茂木和哉バスタブ用』
茂木和哉には樹脂製のバスタブについた水垢を落とすための専用バージョンもあります。樹脂やプラスチックを傷つけないようにやわらかな顆粒が使われているのが特徴です。
洗面器などのプラスチック製品や人工大理石にも使えるので、掃除できる場所がもっと広がりますよ。
・水垢は軽く擦るだけで、綺麗に落ちます!
・3,4回繰り返して使うと黒ずみや石鹸カスが落ちました。
- 税込価格
- 1,820円
- 容量
- 150ml
茂木和哉(洗剤)の代わりは?プラスチックや金属類にはクエン酸がおすすめ
茂木和哉の効果をたしかめるため、水垢を溶かせることで知られる「クエン酸」を使って比較実験をしました。
残した左半分にキッチンペーパーを敷き、水200mlに小さじ1杯ほどのクエン酸を溶かした液を染み込ませます。
クエン酸の方は水垢のまだら模様は薄くなりはしたものの、全体的に残っています。茂木和哉の方が水垢がとれたものの、スピードや手軽さの点では茂木和哉が圧倒的にキレイになるようです。
ただ、クエン酸は水垢を「溶かす」ので、素材に傷を残さないのがメリット。今回のような金属板やプラスチックに使うときに向いているので、使い分けできるといいですね。
茂木和哉(洗剤)で水垢とはおさらばしよう!
茂木和哉なら、そんな水垢もスルスル落とせます。水回りのどこでも使えるので、家中ピカピカにするのも楽しく進められますよ。
今回紹介したラップを使うやり方で、効果を最大限に高めながらやってみてくださいね。