お掃除やガーデニングなどで活躍するゴム手袋。あまり意識せず選びがちですが、手肌をしっかり守るためには、用途にあったタイプにこだわるのが大切なんです。
そこで今回は、ゴム手袋の種類や選び方、おすすめのアイテムを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴム手袋には2種類ある
掃除やガーデニング、調理などをするときに手肌を守るゴム手袋。マルチに活躍するので、おうちに1つは常備しておきたいアイテムです。
ゴム手袋には、一般的なタイプと使いきりのタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、用途によって使い分けるのが大切です。
一般的なタイプ
洗ったり干したりしてお手入れすれば、繰り返し何度も使えるタイプ。使いきりタイプに比べて耐久性があるのが特徴で、経済的なのもうれしいですね。ほどよい厚みで、枝が刺さって危ない園芸などでも安心して使用できますよ。
使いきりタイプ
一般的なタイプに比べて薄めで、手先の感覚を大事にしたい作業に向いたタイプ。料理やガーデンニングなどにはこちらがおすすめです。繰り返し使えませんが、軽作業でちょっと使用したいときなどにお手入れいらずで使用できます。
ゴム手袋選びのポイント
ゴム手袋は、用途にあわせて素材や厚み、裏毛をチェックするのがポイントです。以下を参考にして、おうちにぴったりなアイテムを選んでくださいね。
素材
ゴム手袋の素材は5種類あって、それぞれ使い勝手がちがいます。いちばん使用する場面はどんなときかイメージして、それに適したアイテムを選ぶのがおすすめですよ。
やわらかくて、手の動きにもフィットしやすいタイプ。低温中の作業でもかたくなりません。塩化ビニルに比べて引き裂きに強く、耐熱温度も100℃あるので、洗濯や炊事、ガーデニングなどさまざまな用途で活躍します。ただし油や溶剤に弱い特徴があり、またラテックスアレルギーの人はかゆみなどを引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
●合成ゴム(ニトリル)油や薬品に強く、突き刺しにも耐性があるタイプ。天然ゴムを含まないので、ラテックスアレルギーの人も扱いやすいです。破れにくい特性から、洗濯や炊事などだけでなく、食品や薬品を取り扱う作業にも使用できます。ただし天然ゴムに比べて柔軟性は劣り、価格も少し高め。
●塩化ビニル(PVC)別名「塩ビ手袋」とも呼ばれ、耐油性にすぐれたタイプ。外に置きっぱなしでも変形・変色などを起こしにくい特徴があります。またゴム製ではないので、新品時のニオイも少なく、お値段も安いです。ただし耐熱温度が60℃と低く、引き裂きにも弱いので、トゲのある植物を扱うときなどにはおすすめしません。
●ポリオレフィン天然ゴムの伸縮性と塩化ビニルの耐油性・耐薬品性を兼ね備えながら、お値段が安いのが特徴。ポリエチレンもこの1つです。環境にもやさしく、焼却しても有害物質が発生しないのもうれしいポイント。ただし耐久性はあまりないので、短時間の作業以外には向きません。
厚み
ゴム手袋には、つけているのを忘れるほど薄いタイプから厚手のものまであります。
冬場の水回りやケガをしやすい作業では厚手、こまかい作業が必要なときは薄手と、用途にあわせて厚みを選ぶのがおすすめですよ。
裏毛の有無
ゴム手袋の内側には、裏毛と呼ばれる繊維がついたタイプがあります。
これがあればソフトな肌触りで着脱がしやすくなり、裏毛なしなら手にフィットしてこまかい作業もしやすいんですよ。
使っている場面をイメージして、裏毛が必要か考えながら選んでくださいね。
ゴム手袋のおすすめ(一般的なタイプ)
1.『マリーゴールド ライトウェイト』
世界で初めてゴム手袋を生産した、イギリスの老舗ブランドのアイテム。手にほどよくフィットし、手首のあたりでしぼられているのでズレにくいのが特徴です。表面はすべり止め付きで、食器洗いにも安心して使用できます。
・冬の寒い時期にかたくなりませんでした。3ヶ月たってもくたびれる気配もなく、満足です。
・洗剤を使ってもすべり止めのおかげで食器を落としません。
- 税込価格
- 220円
- サイズ
- S、M、L
- 素材
- 天然ゴム
2.『ジョーブネ』
指先にフィットする、薄手のゴム手袋。パウダーフリー加工をほどこしていて裏毛がなくても脱ぎはめしやすいです。抗菌加工がしてあるので、ニオイなどを気にせずに繰り返し使用できます。
・食器洗いに使用していますが、長持ちしています。手にニオイがつかず、使いやすいです。
・やわらかくて手馴染みがよく、作業しやすいです。10年以上愛用しています。
- 税込価格
- 135円
- サイズ
- S、M、L
- 素材
- 合成ゴム
3.『モデルローブ 腕カバー付き』
腕までカバーする、長めのゴム手袋。裾部分にはゴムが入っていてしっかりとまります。これなら水を使うお掃除でも洋服の裾が濡れません。手袋部分はトゲのあるものを持っても穴があきにくく、頑丈なのもうれしいポイント。
・薄手なので冷たさは感じますが、水の中に手を入れての作業でも浸水せず使用できました。
・長時間の食器洗いでも作業しやすくてよかったです。
- 税込価格
- 1,260円
- サイズ
- M、L、LL
- 素材
- 合成ゴム
4.『さらっとタッチ』
やわらかい裏毛付きで、肌ざわりよく使用できるゴム手袋。裏毛には抗菌防臭加工がほどこされ、ニオイも気になりません。指先はやぶれにくく、裾は厚めに加工しているので、長持ちします。
・冬場に水を使っても冷たさが気になりません。使い心地がいいです。
・使いやすいので6年間ずっと使い続けています。はめたり脱いだりしやすいです。
- 税込価格
- 161円
- サイズ
- S、M、L
- 素材
- 塩化ビニル
5.『ファミリー ソフト&ビューティー ヒアルロン酸』
ヒアルロン酸配合の裏毛がついていて、お肌にやさしいゴム手袋。サッとつけられるだけでなく保湿性にもすぐれています。手のひら全体にすべり止め加工がしてあり、作業もしやすいデザインです。
・肌ざわりがいいので、こればかり愛用しています。厚みもほどよくあって使いやすいです。
・ソフトでしっとりとした裏毛です。色もパールホワイトでかわいいです。
- 税込価格
- 202円
- サイズ
- S、M、L
- 素材
- 塩化ビニル
ゴム手袋のおすすめ(使いきりタイプ)
6.『天然ゴム極薄手袋』
伸縮性にすぐれていて、指先までしっかりフィットする極薄のゴム手袋。素手のような感覚で使用できるので、調理などにもぴったりです。左右兼用タイプで、最後の1枚までムダなく使えますね。
・指先で細かい作業ができるタイプを探していました。薄くてフィットするのでいいです。
・極薄タイプなのにしっかりしています。装着していても指の感覚がわかります。
- 税込価格
- 1,390円
- サイズ
- SS、S、M、L
- 素材
- 天然ゴム
- 枚数
- 100枚
7.『ニトリル使いきり手袋』
指先に特殊微細凸凹加工をしていて、グリップ力があるゴム手袋。指先を使うこまかい作業にもぴったりです。薄手ですが突き刺しにも耐性があり、袖口も巻加工をほどこされていてやぶれにくいです。
・250枚とたっぷり入っていていいです。掃除や庭仕事などいろいろな場所で大活躍しています。
・手にぴったりフィットするので使いやすいです。破れにくくほどよい薄さです。
- 税込価格
- 1,200円
- サイズ
- SS、S、M、L
- 素材
- ニトリル
- 枚数
- 250枚
8.『ニューデリカユース手袋』
アルコールや油の耐性がとても強く、極薄で手先を使う作業もしやすいゴム手袋。食品衛生法などの規格基準をクリアしているアイテムなので、衛生面を重視する調理などにもぴったりです。
・手にぴったりフィットして外れにくいです。丈夫だし気に入ってます。
・手荒れのケアに使っています。肌が弱くてもかゆくならないのでいいです。
- 税込価格
- 1,540円
- サイズ
- S、M
- 素材
- ポリエステル
- 枚数
- 100枚
9.『エコハンド手袋』
すぐれた柔軟性で、あまった指先部分を伸ばせばフィットするゴム手袋。手が小さい人でも扱いやすく、こまかい作業にも適しています。燃やしても害のない、環境にやさしい素材なのもうれしいですね。
・これをつけていてもスマホが使えます。レシピを見ながらの調理でもぴったりです。
・手にぴったりフィットして、素手感覚で作業できます。
- 税込価格
- 920円
- サイズ
- M
- 素材
- ポリオレフィン樹脂
- 枚数
- 100枚
用途にあったゴム手袋でお肌を大切に
ゴム手袋にはさまざまな種類がありますが、用途ごとに使い分けるとお肌を守りながら作業できます。
たくさんのメーカーが販売していますが、メーカーごとにサイズがちがうので、必ず商品紹介サイトで確認してから検討してくださいね。
おうちでぴったりなゴム手袋を見つけて、お掃除やガーデニングなどをより快適にしちゃいましょう!