暖かくなってくると、窓を開けて外の空気を取り込む機会も増えますよね。

そんなときに気になるのが、網戸のほつれ。穴が開いていると虫やゴミが入ってこないか心配になってしまうものです。

今回紹介する便利な網戸の補修グッズを活用して自分で直してみましょう。

網戸は補修が必要?どうして穴が空くの?

網戸

いつの間にか網戸に穴が…なんて経験をしたことはありませんか。網戸に穴が開く原因は2つ。1つは小さなお子さんやペットによる引っかきによるもの、もう1つは虫たちが噛み切ってしまうケースです。

どちらも100%防ぐことは難しいため、いざ網戸に穴が空いたとき自分で補修できるようになっておくと安心ですよね。

網戸の穴は補修できるの?

小さな穴やほつれのために網戸を張り直すのは面倒だし、お金もかかってなかなか重い腰が上がりませんよね。

でも、トラブルの範囲が狭いなら、網戸を枠から外すことなくその場で簡単に補修できるんですよ。

次から紹介する補修グッズが便利なので、ぜひ試してみてください。

網戸の補修|穴を塞ぐには補修シールや補修用テープがおすすめ

網戸の穴やほつれを補修するには、市販のグッズが便利。シールタイプのものは貼り付けるだけで穴をふさげるのでとても扱いやすいんですよ。

穴の大きさなど「補修したい範囲」にあわせて使いやすそうなものを選びましょう。

『網戸補修シート8枚入』(岩谷マテリアル)

網戸の補修におすすめなのが耐久性にすぐれ雨風にも耐えられる「網戸補修シート」。本物の網戸が使われているので通気性も抜群です。5サイズ展開で、補修したい場所にあわせて選べます。

『網戸の修理テープ』(by.RHO)

補修したい場所が広いときや、自由な大きさに調節したいときはテープタイプの補修シールを使うのがおすすめ。フチなしタイプなので、補修した跡がほとんど残りません。

網戸の補修|穴の塞ぎ方は?

網戸 汚れ 糸くず

必須
補修シール
『激落ちくん』などのメラミンスポンジ
はさみ

補修シールを用意したらあとは簡単。「まわりの汚れを落として、貼り付ける」だけです。次の手順ですすめてみましょう。

汚れを落とす

濡らしたメラミンスポンジで補修する場所のまわりをこすり、汚れを落とす。

余分な網戸を切り取る

補修跡を目立ちにくくするためシールがかぶさる部分ははさみで切り取っておく。

シールを貼る

補修シールを室内側から貼り付ければ完了。

シールがかぶさる部分ははさみで切り取るのがおすすめ。外から引っかからなくなるので、穴が広がるのを防げます。

また、内側から補強するのもポイントで、ペットが引っかいたり子供が指でつっついたりしても穴が広がりません。

網戸の補修|穴の範囲が広いときは「網の張替え」を

網戸の張替え

シールを貼るだけなら簡単に直せそうですが、広い範囲の補修は向いていません。広く破れていたり、穴が空いていたりするときは網戸を張り替えましょう。

実は網はゴムで固定されているだけのシンプルな構造。張り直すのはそれほどむずかしくありません。

必須
張替え用の網
カッター
網戸を固定するクリップ
網戸を押し込むローラー
網を押さえるためのゴム

必要なものがいっぱいあるように思えますが、張替え用の網以外は、1500円ほどでセットになって販売されています。

古い網戸を外す

網戸を窓枠から外し、フレーム部分についているゴムを引っ張って外す。網が取れてフレームだけに。

新しい網をカットする

あたらしい網をフレームにクリップで固定し、外枠にあわせてざっくり大きめにカットする。

ゴムで固定する

ローラーを使って外したゴムを再度押し込み、フレームに新しい網を固定していく。

余った網を切る

はみ出した余分な網をカッターで切って仕上げたら張替えは完了。

網戸を外す必要があるので、場所を広くとって挑戦してみてくださいね。むずかしそうなら旦那さんの助けも借りてみましょう。

網戸の補修|網戸のデコボコの直し方

網戸

ぶつかったり、指で押し込んだりすると網戸の表面がだんだんデコボコしてきます。

この気になるデコボコは、熱で元に戻せます。ドライヤーの温風を少し離れた場所から当ててみましょう。デコボコが目立たなくなるまで温めたり冷ましたりを数回繰り返せば完了です。

うねりなども温めるだけで目立たなくなります。張替え後の仕上げとして覚えておくと一段上の仕上がりにできますよ。

網戸を補修して外の風を取り込みやすくしよう

網戸の穴やほつれは見た目にも悪いので、補修シールを使って簡単に直しましょう。もし張替えが必要なほどでも、作業自体はそれほどむずかしくないのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

補修した網戸なら暑い季節も心おきなく窓を開けられて、いつでもさわやかな空気を取り込めますよ。