室内外の空気にさらされ続ける網戸には、いつの間にかホコリがびっしり。今回は、そんな網戸についたホコリを簡単にキレイにする方法をご紹介します。
もくじ
網戸のホコリが取りにくいのはどうして?
網戸についたたくさんのホコリ。網目に詰まった汚れは、雑巾で拭いてもなかなか取れません。
その原因は、片側から拭いただけだと網の裏側にホコリが回り込んでしまうため。また、水拭きではホコリが固まるばかりで、かきだせないのも原因です。
両面から拭いてあげるのが効果的ではありますが、2枚の雑巾を使って一人で両側から挟み込むのはなかなか面倒です。
そこで今回は、掃除機を使ってホコリをキレイに吸い取る方法をご紹介します。ちょっとした工夫で効率的にホコリを取り除けますよ。
網戸のホコリ掃除|おすすめの道具は?
- 必須
- 掃除機
- 新聞紙
- ガムテープ
掃除機のヘッドを直接当てるとヘッド自体が汚れてしまうので、付属のノズルなどを使うと便利。
ただ、そのまま使うだけでは多少ホコリを吸い取ってはくれますが、空気が素通りしてうまくキレイに吸いきれません。
そこで活躍するのが「新聞紙」と「ガムテープ」。どう使うのか見ていきましょう。
網戸のホコリ掃除|効率的に掃除するコツは?
掃除機を使った掃除のコツは、事前に「新聞紙で壁をつくる」ことです。
網戸の室内側に新聞紙を貼り付ける
ガムテープで新聞紙を網戸の内側に貼り付ける。軽めに留めるだけでOK。
掃除機のノズルで吸う
網戸の外側から、ヘッドを外した掃除機を上下に動かして、ムラなくホコリを吸い取る。
新聞紙を外す
貼り付けていた新聞紙を片付れば完了。
この方法なら、裏側に回り込んだホコリも新聞紙が壁になって空気が逃げず、キレイに吸い取れます。
新聞紙を留めなくても、旦那さんや子供に押さえるのを手伝ってもらえば手早く進められますよ。
網戸のホコリ掃除|取り切れないホコリが出てきたときは?
長年使っている網戸では、ホコリを吸い取っても真っ黒な汚れが残ってしまうことがあります。
この汚れは、触った時についた皮脂汚れや排気ガスなどがホコリと絡まりあってこびりついたもの。掃除機ではなかなか取りきれません。
そこで用意するのが、『激落ちくん』などのメラミンスポンジです。なければ通常のスポンジでもOK。
使い方は簡単で、スポンジに格子状に切れ込みを入れてから水を含ませて固く絞り、そのままこするだけ。最後に削れて落ちたスポンジカスを回収したら完了です。洗剤を使わないのですすぎいらずで手間はかかりません。
網戸のホコリ掃除|おすすめグッズ3選
網戸の掃除は「掃除機」と「新聞紙」で十分にキレイにできますが、用意するのが手間ですよね。そこで専用の道具を用意しておくと、こまめな掃除が可能になりますよ。
『エチケットブラシde網戸掃除』(日本シール)
服についた毛玉やホコリを取るブラシメーカーが作った網戸掃除ブラシです。ブラシが目のなかに入り込んでホコリをかき集めてくれますよ。
水洗いすれば繰り返し使えるので、いつでも掃除できますね。
『取替え式あみ戸びっクリーン』(Seiei)
水で濡らしてこするだけで汚れをごっそりかき集めてくれるブラシです。サッシのなかにも入る細身のブラシなので窓まわりにはこれ1本あれば大丈夫。
『網戸ワイパー』(ジョンソン)
洗剤を含んだシートで汚れをふやかしながら落とすワイパーです。特殊なブラシが汚れをかき集め、ひと拭きでごっそりホコリをとってくれます。
大掃除のときは替えのシートをいくつか用意しておくと掃除がスムーズになりますよ。
網戸のホコリ掃除|ホコリがつくのを予防する方法は?
網戸の掃除は面倒なので、そもそもホコリがつかなければいいのに…と思うかもしれません。
網戸は外の汚れた空気を部屋の中に入れないためのフィルターの役割を果たしていますが、さらに網戸用のフィルターが販売されていて、これを使えば網戸に汚れがつきにくくなります。
ただし、空気の出入りが少しだけ遮られるデメリットもあります。
フィルターを付け替える手間をかけるか、こまめに掃除する手間をかけるか、自分にあった方法を選んでくださいね。
網戸のホコリを掃除して、お部屋を快適な空間にしよう
網戸は掃除が大変そうなイメージから敬遠してしまいますね。しかし、新聞紙で壁を作って掃除機をかけるだけで見違えるほどホコリをスッキリ取り除けます。
ホコリだらけの網戸だと、どこかこもって感じた空気も、汚れを取り除ければ、風や日の光がもっと入ってきますよ。部屋の空気がよくなって快適な空間になりますね。