網戸の掃除を使い古しのストッキングでできる、と聞いたことはありませんか?
捨てる前のもので掃除できるならお金も手間もかからないので魅力的ですよね。
ここでは、ストッキングで網戸の掃除ができるのか、どんな方法でキレイにするのかをくわしくご紹介します。
網戸はストッキングで掃除できる?
網戸には、排気ガスのスス汚れや花粉、糸くずやホコリなど、室内外の汚れがたくさん混ざってついています。ストッキングはこれらの汚れを網目が絡め取ってくれるのでとても便利。
まずは「ストッキング」「古い靴下(いらない紙)」「はさみ」の3つを用意して、次の手順で準備を進めましょう。
① 股下をハサミで切る
まずは足のつけ根、ももの上の部分をはさみで切る。このつま先からももの部分までを掃除に使う。
② 靴下をつめる
使わなくなった靴下などをストッキングにつめこむ。くるぶしソックス片足分で握りやすい大きさに。もう少し大きい方が良ければ、さらにつめこむ。
③ ストッキングを巻きつける
つま先まで靴下をつめたら、ストッキングを少し引っ張りながら巻きつけていく。
④ 最後にひっくり返して完成
ストッキングを巻きつけて、最後にももの切り口の部分をひっくり返して形を整えれば準備は完了。
網戸掃除をストッキングでする方法
準備が整ったらさっそく掃除です。次の順番でキレイにしていきましょう。
① 上から下へ拭く
ホコリを払い落とすように上から下に軽くこする。
② サッシもこする
網戸を全面こすり終わったあとは、さらに汚れのひどいサッシも掃除しておく。隅に黒い汚れが固まっているのでかき出す。
③ 下に落ちたホコリを取る
最後に窓の下に落ちた細かいゴミなどを拾い集めれば完了。準備から掃除までで網戸1枚おおよそ10〜15分。頑固な汚れを落とすのには向かないが、ホコリなどを払い落とすには十分。
ストッキングを使った網戸掃除に向いている日とは?
ストッキングを使った掃除は、摩擦による静電気を利用してホコリやゴミを落としています。
なので、汚れが湿り気を含んでいると静電気が起こりにくく、こすっても伸びるだけ。
ストッキングを使う場合は「よく晴れた乾燥した日」に掃除しましょう。
乾いた汚れなら、軽くこするだけでどんどんかき集めてくれますよ。
ストッキングでも落とせない網戸の汚れはどうする?
ストッキングで取れるのは、網戸に詰まったホコリっぽい汚れだけ。油っぽくてベタベタする汚れや網戸の黒ずみまでは取りきれません。
この汚れは、薄めた食器用洗剤などをつけて絞ったマイクロファイバークロスで拭いてあげる必要があります。
しばらく掃除をしていない網戸であればベタベタの汚れがついている可能性が高いので始めから水拭きに、それ以外の日常的な掃除にはストッキングと使い分けるといいですよ。
網戸の汚れを一掃する方法は?
忙しくてゆっくり掃除ができないので「道具を使ってでもいいから手間も時間もかけたくない!」というママは多いと思います。
そんなときにおすすめなのが、フローリングの掃除に使うペーパーモップとウェットシートを使う方法。
立体吸着のウェットシートはフローリングに散らばるホコリや皮脂汚れを効率よく絡め取れるようにつくられていて、網戸の掃除にもピッタリなんですよ。
やり方は簡単でウェットシートを付けたペーパーモップで拭き掃除するだけ。上から下へこするだけでスッキリ汚れを落とせます。
ストッキングを使った網戸掃除でお部屋の空気が気持ちよくなる
ストッキングを使った網戸の掃除は、ふだんの掃除にぴったりです。しつこい汚れは準備をととのえて別日に掃除しましょう。
傷んで履けなくなったストッキングが出る度に網戸をササッとこすっておけば、いつもキレイな網戸を保てますよ。部屋に入ってくる空気がもっと清々しく感じられますね。