網戸はふだんほとんど掃除しませんよね。ただそのまま放っておくと、真っ黒な汚れがつまって、気づいたときには「どうやったら落とせるんだろう…」とお手上げ状態に。
洗剤を使えばキレイに落とせそう!と掃除への意欲が高まったときが、まさに掃除のタイミング。ここでは、網戸についたベタッとする汚れの落とし方と、洗剤の活用法をご紹介します。
網戸に洗剤は必要?水洗いだけではダメ?
網戸は外のゴミやホコリをろ過するフィルターの役目をしているので、目に詰まってくる汚れはホコリや砂粒などがほとんどです。
それほど頑固にこびりつくことはありませんが、長期間掃除していないと排気ガスなども取り込んでどんどん黒ずみ、ベタベタになってきます。さらにそのベタベタした汚れがホコリをひきつけ、汚れが汚れを呼び込む悪循環に…。
普段の掃除は水洗いでも大丈夫ですが、最低でも年に1度くらいは洗剤を使ってしっかり汚れを落とすと、本来の使い心地に戻せますよ。
網戸の掃除におすすめの洗剤は?
網戸に詰まるベタッとした汚れは、少し油分を含んだホコリです。
リビングの中でできる汚れと性質はほとんど変わらないので、リビング用の洗剤で十分代用できますよ。
網戸掃除用の洗剤だと、それ以外の場面でなかなか使う機会がなく、せっかく買っても持て余す可能性があります。網戸掃除におすすめの洗剤は、別の場所でも流用できるものです。
『かんたんマイペット』(花王)
リビング用の洗剤で有名な『かんたんマイペット』。フローリングや畳、家具家電にいたるまで掃除できる万能洗剤です。
サッシやガラスの掃除までできるので、1本あればおうちのリビング周りをピカピカにできます。除菌効果があるので、掃除をした場所は子供が顔を押し付けたりしても安心ですよ。
『ウタマロクリーナー』(花王)
ウタマロクリーナーは、中性洗剤で壁や床の汚れ、窓ガラスやサッシなど様々な場所の掃除に活躍します。スプレータイプで網戸の掃除をしやすいのもポイントです。
『アミライト』(KINCHO)
『アミライト』はスプレータイプで使いやすいのが特徴です。泡の状態で出てくるので汚れを浮かしてすぐに流せます。
網戸だけでなく、エアコンのフィルター掃除など「網目のもの」を掃除するのにとても便利な商品です。
洗剤を使った網戸掃除の方法!
網戸の洗剤を用意するときは、その使い方も押さえておきたいところ。
基本的には洗剤を使った掃除の仕方はどれも同じですよ。
用意するもの- 必須
- 『かんたんマイペット』などのリビング用洗剤
- 雑巾 2枚
網戸に洗剤をかける
汚れがひたるように、広く多めにかけておく。
雑巾ではさみながら拭く
網戸の両側から雑巾ではさみ、まんべんなくこすって完了。
雑巾で挟むように拭くのがポイントです。両面からこすることで汚れの逃げ場がなくなり、汚れがいっきに取れますよ。
洗剤成分が少し残ったとしても、すぐに雨で流れていくのでそれほど敏感になる必要はありません。
網戸掃除には、洗剤以外にも便利なグッズがたくさん!
洗剤を使った掃除は汚れ落ちは抜群ですが、挟んで拭きとる作業があるなど、ちょっと手間に思う人もいますよね。
短時間で網戸掃除をすませたいなら、こするだけで簡単にキレイになる便利グッズを活用してみてはいかがでしょうか。
『あみ戸びっクリーン』(Seiei)
ハタキ型のこのブラシは、細かな網目に入り込んで汚れをかき出してくれます。
水で濡らして軽くこするだけでホコリ汚れを一掃できますよ。サッシに詰まった汚れもキレイに取れるので窓まわりがいつでもキレイに保てます。
『エチケットブラシde網戸掃除』(日本シール)
洋服の毛玉とりメーカーが作った網戸掃除グッズです。
カーペットのような密度の高いブラシがホコリをかきこんで汚れを取ります。洗って繰り返し使えるので経済的ですよ。
『スクラビングバブル 網戸ワイパー』(ジョンソン)
網戸専用の掃除ワイパーです。使い捨ての専用シートをワイパーに取り付け、上から下にこするだけで汚れがごっそり。
シートには洗剤が含まれているので、ベタッとした汚れでも、スッキリきれいに落とせますよ。
網戸掃除は洗剤を軍手につけてもできる!
効率的に行いたいという方は、軍手を使う方法もおすすめです。上の方法で網戸に洗剤をかけてから雑巾の代用として軍手で掃除をするのもいいですし、軍手に直接洗剤を吹きかけても。
網戸は洗剤でしっかり掃除!
ふだんななかなか取り組む時間のない網戸掃除。外の空気は網戸を通って入ってくるだけに、キレイに保っておきたいものです。
洗剤を使って2ヶ月に1度くらい掃除すればサラサラの状態を保てます。
汚れがキレイに落とせたら風も光もよく入るようになって部屋がより明るくなりますよ。