開け閉めが手軽にできるのが特徴のプリーツ網戸。今回はそのプリーツ網戸の掃除方法をご紹介します。
プリーツ網戸はデリケートなので丁寧に扱おう
プリーツ網戸とは、引き戸のようにスライドさせて折りたためる網戸のことです。窓に固定する従来の網戸ではなく、アコーディオンのように開閉できるので、別名「アコーディオン網戸」や「蛇腹網戸」とも呼ばれます。
使い勝手がよく、とっても便利なのですが、悩ましいのがそのデリケートさ。
折りたためるようにひだがついているので、普通の網戸と同じようにゴシゴシこすると折り目を傷めてしまう場合もあります。
そのため、プリーツ網戸を掃除するコツはできるだけ「やさしく汚れを落とす」こと。力加減さえ注意すればあとは単純。おうちにあるものだけで十分キレイにできますよ。
プリーツ網戸の掃除|必要なものは?
- 必須
- 雑巾 2枚
- 掃除機
網戸にこびりつく汚れは土ぼこりや排気ガスのスス汚れなどがメイン。真っ黒で頑固そうに見えますが、それほど頑固にこびりつくことはありません。
拭き掃除だけで落とせるので洗剤は不要です。
プリーツ網戸の基本的な掃除方法|アコーディオンの折り目もキレイに
プリーツ網戸の掃除方法は「やさしくこする」を意識して、次の手順で進めていきます。
掃除機でホコリをとる
ざっとホコリを取り除く。ブラシ付きのノズルに付け替えると早い。
雑巾で挟む
よく絞った雑巾を2枚用意し、網戸の両面から挟む。
プリーツにそって拭く
折り目に合わせて上下に拭く。強く拭くと折り目が傷むので注意。
塊になったホコリを払う
取り切れなかったホコリをタオルなどで払って完了。
掃除の順番は「掃除機で大まかなゴミをとる」「雑巾で挟んで拭く」の2段階で考えます。あとはプリーツに合わせて上下に拭きましょう。
メーカーによっては取り外せるものもあるので、あらかじめ確認しておくと掃除をスムーズに進められます。
プリーツ網戸の掃除|落ちにくいガンコな汚れへの対処法
- 必須
- 『キュキュット』などの食器用洗剤
- マイクロファイバークロス
網戸の汚れは、あまりに長い期間掃除していないと、水拭きだけで汚れがうまく落とせないこともあります。
もし見た目がベタッとした汚れがついているなら、油分を含んでいるので「食器用洗剤」と「マイクロファイバークロス」という繊維の細かい雑巾を活用するとスッキリ落とせます。
クロスに洗剤を含ませる
濡らしたクロスに洗剤を1滴垂らし、馴染ませる。
上下に拭く
先ほどの方法と同じように「やさしく」上下に拭く。
水拭きする
すすいだキレイなクロスでもう一度水拭きし、洗剤を落とせば完了。
網戸はすぐに乾くので多少水分が残る分には問題ありませんよ。
プリーツ網戸を掃除してキレイに保つには?
網戸は外の空気がそのまま室内に入るのを防ぐ「フィルター」の役割を果たしています。どうしても汚れるものなので、キレイな状態を保つためには、こまめな掃除が一番効果的。
いっぺんに全部は面倒なので、日々の掃除のタイミングで「今日は布巾1枚分だけ網戸をキレイにする」と決めると、ムリなく続けられますよ。
掃除機で簡単にゴミを吸い取るだけでも違うので、ぜひ取り入れてみてください。掃除機だけなら、床に掃除機をかけたついでにサッとキレイにできそうですね。
プリーツ網戸を掃除してお部屋をもっと快適にしよう
プリーツ網戸は複雑でデリケートな形なので、できるだけ「やさしくこする」を意識して掃除しましょう。手順自体はとても簡単で、雑巾で挟んでこするだけ。
網戸がキレイに保たれていると、部屋に新鮮な空気を取り込みやすくなります。外の空気が入りやすくなってお部屋がもっと清々しく感じられますよ。