毎日使うものなのに洗濯することはほとんどない枕。汚れがたまっていて洗いたいけど洗濯機に入らない!と困ったことはありませんか?
そんなときはコインランドリーの洗濯機が便利です。
今回はコジカジ編集部がコインランドリーで洗える枕の見分け方とその洗濯のポイントを解説します。
もくじ
コインランドリーで枕は洗える?
カバーを洗ったことはあっても、枕自体は分厚くて中綿も入っているため洗ったことがない人がほとんどではないでしょうか。
そこで枕を洗いたいと思ったら、まずは洗濯表示タグで次の2点をたしかめましょう。枕の洗濯はなかに詰められた素材によって方法が大きく変わります。
2つの条件をクリアすれば、コインランドリーの洗濯乾燥機で問題なくキレイにできますよ。
洗濯機で洗えるか
洗濯機で洗えるマークがついていれば、コインランドリーで洗濯できます。
洗濯機に対応しているかどうかは中綿の素材によっても変わります。羽毛や化学繊維の枕なら洗濯でき、そばがらやビーズなどその他は洗えないことが多いですよ。
乾燥機で乾かせるか
コインランドリーで枕を洗ったら、乾燥までして持ち帰りたいですね。乾燥機に対応しているかどうかも事前に確認しましょう。
丸のなかに点が2つついた「高温の乾燥機にも耐えられる」マークがあれば安心してかけられます。
古い枕にはマークがついていない場合があります。洗濯表示の下部に「タンブラー乾燥はお避けください」といった補足があったら乾燥機はNGなので、確認してみてください。
コインランドリーで枕を洗う方法は?
洗濯機も乾燥機も使えるとわかったら、あとは洗うだけです。縫い目がゆるんでいると中綿が外に飛び出してしまうので、念のため枕が入るくらいの洗濯ネットを用意しておきましょう。
洗濯ネットに入れる
枕が収まる大きさのネットを用意し、入れておく。
洗濯機で洗う
枕は単独で洗うのがおすすめ。料金をいれて洗濯を始める。
乾燥機にかける
洗濯機から取り出してネットから出し、乾燥機に移して30分ほど乾かす。
乾き具合を確認する
中心に湿り気がないか、水分で重くないかなどを確認する。濡れているようなら10分追加して乾燥させる。
基本はたったの4ステップ。洗濯機まかせでシミや臭いがスッキリ洗い流せますよ。
料金はお店にもよりますが「洗濯400〜500円」「乾燥10分100円」ほどが目安です。
コインランドリーで洗えない枕をキレイにする方法は?
洗濯機や乾燥機に対応していない枕は、コインランドリーは利用できません。
清潔にするには下記の方法があるので、チェックしてみましょう。
下記で、それぞれの具体的な方法を説明します。
コインランドリーが使えない枕の洗い方|①部分洗い
表面のシミや臭いを落としたいのであれば、「部分洗い」が簡単でおすすめ。
タオルと洗面器、『エマール』などの中性洗剤を用意して次の手順で洗ってみましょう。
洗濯液をつくる
洗面器に水を張り、少量の中性洗剤を溶かす。汚れが軽ければ水だけでもOK。
叩くように拭く
タオルに洗濯液を含ませて絞り、まんべんなく叩くように拭く。
洗剤を落とす
タオルをすすぎ、再度叩くように拭いて洗剤を取り除く。
よく乾かす
1〜2日干してよく乾燥させたら完了。
枕は汗や皮脂で汚れるので、ほとんどが表面についています。なので、丸洗いしなくても臭いや汚れを解消できるんですよ。
コインランドリーが使えない枕の洗い方|②手洗い
ひどく汚れた枕をどうしても丸洗いしたいときは「浴槽を使って手洗いする」方法がおすすめ。
洗濯表示に「手洗い可」のマークがあることを確認し、次の手順で挑戦してみてくださいね。
洗濯液をつくる
浴槽に枕の高さくらいの水を張り、水量にあわせた中性洗剤を溶かす。
枕を沈める
枕を浴槽に入れ、手で押し込んで沈める。
押し洗い
手で何度も押して離してを繰り返し、汚れを水に溶かし出す。
すすぐ
水を入れ替えながらすすぐ。泡が出なくなるまでしっかりすすぐ。
水を切る
浴槽のフチにかけ、1時間ほど水が切れるのを待つ。
干す
軽くタオルドライしたら、風通しのいい場所で3日以上干して完了。
負担がかかるので洗濯機の脱水などはせず、自然に水が切れるのを待ちましょう。
枕は水を吸うと重くなり、なかなか乾きません。天気予報を確認し、3日以上晴れた日が続くときを選ぶといいですよ。
コインランドリーが使えない枕の洗い方|③中身を交換する
そばがら枕やパイプ枕であれば、中身を入れ替える方法もあります。
詰替え用で中身だけ市販されているので、交換すれば丸洗いしたのと同じ効果を得られます。
古くなった中身は一度捨て、カバーも洗濯しましょう。これならおうちでも簡単に枕がキレイにできますね。
コインランドリーが使えない枕の洗い方|④クリーニングに出す
「水洗い不可」の枕はおうちでは洗濯できません。キレイにしたいときはクリーニングに頼るのがおすすめです。
大手のクリーニング店や布団専門店であれば、枕のクリーニングコースを用意しているところがあります。
長く使っているお気に入りの枕や高価な枕は、プロにキレイにしてもらいましょう。
コインランドリーで枕を洗うのが面倒なら「乾燥させる」か「カバーを洗う」
枕の洗濯は手間がかかるので、ふだんから汚れを防ぐ心がけが大切です。
基本的なお手入れは「枕を干す」「枕カバーを洗う」ができれば大丈夫。干すと汗の臭いが軽減されますし、カバーを洗えばシミなどができにくくなります。
さらにキレイを保つなら、消臭スプレーをかけたりカバーの上にさらにタオルを巻いて使うのも有効です。枕につく汚れを極力少なくすれば、洗濯の手間は最小限にできますよ。
コインランドリーで枕を洗って健やかな睡眠を
毎日使う枕は汗やよだれなどでだんだんと汚れが目立ってきますよね。
洗い方をおさえておけば、いざというときも安心。とくにコインランドリーで洗えるものならその日のうちにキレイになりますよ。
洗濯した枕は汚れが落ちてふわふわ。今夜眠るのが楽しみになりますよ。