最近、コインランドリーが便利になってきていると耳にしたことはありませんか?昔からあるコインランドリーですが、家では洗えないさまざまなものを洗えるので、状況に応じて活用するととっても便利なんですよ。

今回は、そんなコインランドリーの使い方を、メリットやデメリット、どんな洋服を洗えるのか、注意点などをまじえながらご紹介していきます。

コインランドリーは何ができる場所なの?

コインランドリー

コインランドリーのメインの役割は「洗濯・乾燥」

「いちいち洋服を干すのが面倒…」「大きい布団やカーテンを洗いたい!」「梅雨時期ですぐに乾かさないと臭う…」などの場面で役立つのはもちろん、洗濯機で洋服を洗うシチュエーションであればすべてコインランドリーで代用できます

さらに最近では、カフェやクリーニングが併設されていたり、洋服を持っていくだけで洗濯・乾燥・たたみまで代行してくれたりする店舗も出てきているんですよ。

洗濯の悩みを手軽に頼める家事代行のようなイメージで活用してみてください。サービス内容は店舗によるので、まずは近くにどんなお店があるか確認してみてくださいね。

コインランドリーを使うメリットやデメリットは?

わざわざコインランドリーに出かけなくても、「家の洗濯機で十分!」と思っている人は多いかもしれません。

そこでここでは、コインランドリーでの洗濯の特徴をメリットとデメリットに分けていくつかご紹介します。

コインランドリー メリット デメリット

なんといっても1番の魅力は、洗濯の「容量」と仕上がりまでの「スピード」。通常の家庭の洗濯機だと1度に10kg前後の洋服を洗えるのに対して、その倍の20kg以上をまとめて洗えます

また、業務用とあって乾燥まで20分ほどとおうちの乾燥機を使うよりも早く、おまけにダニ・花粉対策までできるんです。生地に空気をふくませるように風を送るので、短時間でもフワフワに仕上がりますよ。

洗濯物の量が多い、干す時間がない…などの悩みがある人には家事の補助としてピッタリです。

コインランドリーの使い方!準備するものは?

コインランドリー 持ち物

最近のコインランドリーのほとんどは洗剤などが自動投入されるタイプなため、洗剤すら必要ありません。最低限、お金と洋服の持ち運びができる袋があればOKです。

ただ、もし初回で何があるかわからない状況であれば、念のため洗剤まで用意した方が確実です。

コインランドリーの使い方!洗濯機と洗濯乾燥機のどちらを使う?

コインランドリー

コインランドリーには「洗濯機」と「乾燥機」、それらが一体になった「洗濯乾燥機」の3種類のマシンが置いてあります。このマシンは目的に応じて使い分けできます。どんな特徴があるか見てみましょう。

洗濯機+乾燥機

洗濯機と乾燥機のどちらもを使う方法は「洗濯だけしたい・乾燥機だけ使いたい人」「洗う洋服の数が多い人」「金額を抑えたい人」におすすめです。

洋服は素材によって乾燥機が使えるものとそうでないものがあるので、まずは全部まとめて洗い、乾燥機が使えるものだけ乾燥機へ移し替えると傷まずに仕上げられます。

洗濯乾燥機

洗濯乾燥機は洗濯機と乾燥機が1つになったものなので、洗濯機から乾燥機に移し替える手間がかからず、「時間をかけたくない人」に便利です。

その分、価格は割高になっていることが多く、途中で洋服を取り出せないので服を傷める可能性があることは注意してくださいね。

コインランドリーの使い方!基本の流れ

それでは、コインランドリーで洋服を洗濯するときのおおまかな流れをご紹介します。費用も合わせて見てみましょう。

洗濯機の使い方

コインランドリーの洗濯機にお金を入れる

洗濯物を入れる

空いている洗濯機を探して洗濯物を入れる。必要があれば洗剤や柔軟剤も投入口に入れる。

お金を入れてスタートボタンを押す

表示されている金額を投入し、スタートボタンを押す。

あとは待つだけ

仕上がるのを待てば完了。30〜40分ほどで終わる。

料金は10kg前後で1回500円が相場です。20kgを超えるような大物の洗濯機であれば1回1000円ほどになることもあります。

乾燥機の使い方

洗濯槽 乾燥機

洗濯機から乾燥機に洋服を移す

洗濯が終わったら、洗濯機から乾燥機に洋服を移す。

扉を閉じて料金をいれる

扉を閉じて料金をいれれば乾燥開始。洗濯物なら20〜30分ほどかければOK。

終わったら取り出す

乾燥が終わったらすぐに取り出し、持参した袋にいれれば完了。

料金は10分乾かすのに100円前後かかります。ジーンズなどの分厚い服があるときは長めに、合成繊維の乾きやすい服が多いときは短めに設定するなど、柔軟に調節してみてくださいね。

洗濯乾燥機は、乾燥までそのまましてくれます。

コインランドリーの使い方!デリケートな素材も洗える?

コインランドリーではさまざまなアイテムが洗濯できます。店舗によって洗えるものは変わりますが、おうちで洗濯するには手間も時間もかかるアイテムもキレイにできますよ。

衣類

ダウン コインランドリー

コインランドリーではほとんどの衣類の洗濯が可能です。ただ、装飾の細かいものや素材が傷みやすいものなど、業務用の機械で洗濯されると不安があるものは無理せずおうちで丁寧に洗いましょう。

店によってはダウンジャケットなどのデリケートなアウター、寝袋なども洗えます。クリーニングに出す前に近くのコインランドリーが対応しているかチェックしてくださいね。

靴 スニーカー

汗と汚れが染み込んだスニーカーはこすってもこすっても汚れが取れないし、なかなか乾きにくいので洗濯する前から面倒な気分になってしまいますね。

コインランドリーには靴専用の洗濯機や乾燥機が設置されていることがあります。洗うのはもちろん、雨でびしょびしょに濡れてしまった靴を乾かすのにもピッタリ。子供が泥をつけたスニーカーなどを掃除するのに使うといいですよ。

布団・毛布・カーテン・ラグマットなどの大物

布団圧縮袋使用前

大きくておうちの洗濯機には入り切らなかった布団や毛布などの大物類の洗濯もできます。布団用の大きな乾燥機は高温の風で乾かすので、布団に潜むダニの退治にも効果的

羽毛布団などのデリケートな布団は、事前に洗濯表示を見て洗えるか確認してくださいね。

コインランドリーに使える便利なグッズ

ふだんの洗濯とは別にコインランドリー用のグッズを準備しておくと便利です。

『ランドリーバッグ』(Freddy Leck)

フレディレック ランドリーバッグXL

出典:楽天

ドイツ生まれのランドリーブランド「フレディレック」のバッグです。おしゃれな見た目もポイント。大容量なので洋服はもちろん、寝具の持ち運びにも便利ですよ。

『洗濯ネット W/D ランドリーネット バッグ』(現代百貨)

ランドリーバッグネット

出典:shop.r10s.jp

こちらは洗濯ネットにもなるランドリーバッグ。バスタオルやベッドリネンもたっぷり入る、マチ付きの大きめサイズです。

『ダウニーシート エイプリルフレッシュ』(Downy)

ダウニーシート

出典:楽天

乾燥機用のシートタイプの柔軟剤。乾燥機をまわすまえに1枚入れておけば、香りが洗濯物に残ります。

コインランドリーの使い方の注意点は?

最後に、コインランドリーを使うときのいくつかの注意点を紹介します。

コインランドリー使用時の注意

詰め込みすぎない

1回の利用にもお金がかかるので、ついギュウギュウに詰め込んでしまいますが、洗濯では詰め込みは厳禁。洗浄効果が落ちたり、完全に乾かないなどの不具合を防ぐためにも適切な量に抑えましょう。

洗うものが多い場合は、容量の大きい型のマシンを使って洗濯すると1度で終わります。

熱に弱い繊維を入れない

コインランドリーの乾燥機はかなり強力で、熱風を吹き付けて乾かします。熱に弱い化学繊維は傷んでしまうおそれがあるので、乾燥時間を短めに設定しましょう。

同じように、毛100%など乾燥できない素材の服もあります。洗濯表示を事前にチェックしておくことが服を長持ちさせる秘訣です。

長時間放置しない

コインランドリーはみんなが利用する共用の場所です。洗濯や乾燥が終わったらすぐに出して、順番待ちをしている次の人に譲りましょう。

待ち時間を別の場所で過ごすときも、終わり時間の目安になる頃には放置せず取りに行ってくださいね。

コインランドリーの使い方をマスターして日々の家事に活かそう!

洗濯カゴ

コインランドリーは意外と幅広いアイテムに使えます。また、乾燥だけでも十分役立ちます。

何ができるのか、どれくらいの費用で時短できるのかなどを考えながら洗濯機での洗濯とうまく使い分けてみてください。