シャキシャキした食感がおいしいチンゲン菜。アクがなく、下茹でいらずで使いやすいですよね。しかし一度の料理で使いきれず、長持ちさせたいと思うことも。

そんなときは冷凍保存がおすすめです。長持ちするだけでなく、解凍せずそのまま調理できるので、忙しいときにも便利ですよ。

今回は、チンゲン菜の正しい冷凍保存方法についてご紹介します。

チンゲン菜の冷凍|保存期間はどれくらい?

青梗菜 チンゲン菜 保存

チンゲン菜は、一般的には冷蔵保存をしますが、1週間とあまり日持ちしません。長持ちさせたいときは、冷凍保存がおすすめ。約1ヶ月保存できますよ。

葉は薄いため冷凍するとやわらかくなりますが、茎のシャキシャキ感はキープされます。

ただし、保存期間は正しく保存した場合に限ります。適したやり方を覚えて、おいしく長持ちさせてくださいね。

チンゲン菜の冷凍|手順は?

冷凍保存する方法には、カットして生で保存する方法と、炒めて保存する方法があります。
順番に見ていきましょう。

カットして生で冷凍保存する方法

青梗菜 チンゲン菜 保存

カットして生で保存するときは、茎と葉を分けて保存袋に入れるのがおすすめ。それぞれ火の通り方が違うので、分けておいた方がラクに調理できます。

青梗菜 チンゲン菜 保存

チンゲン菜の根元に切り込みを入れて割き、土を落とします。シャキッとさせるために5分ほど根元を水につけましょう。

青梗菜 チンゲン菜 保存

茎はざく切りや細切りなど好みの大きさにカットし、葉は手で適当な大きさにちぎり、それぞれ保存袋に入れて冷凍すれば完成です。

冷凍すると火が通りやすくなるので、調理の時短になりますよ。

炒めて冷凍保存する方法

お弁当などに入れるときは、炒めて冷凍保存するといいですよ。

チンゲン菜の根元に切り込みを入れて割き、5分ほど根元を水につけて土を取り除きます。

それから好みの大きさにカットしましょう。茎はざく切りや細切りなど、使いやすいサイズに、葉は金気に弱いので手で適当な大きさにちぎってくださいね。

青梗菜 チンゲン菜 保存

茎を先に入れてごま油で炒め、茎がしんなりして透明になってきたら、葉を入れます。葉の色が鮮やかになったら、チンゲン菜2株に対して酒大さじ1杯、塩小さじ1/2杯入れて、水気を飛ばしましょう。

粗熱を取って小分けにし、ラップに包んでからまとめて保存袋に入れます。空気を抜いて冷凍室へ入れたら完了です。

調理しなくてもすぐ食べられるので、あと1品野菜がほしいときにもちょうどいいですよ。

チンゲン菜の冷凍|保存のポイントは?

注意点 チェック

新鮮なチンゲン菜を選ぶ

チンゲン菜を冷凍して長期保存するときには、新鮮なチンゲン菜を選ぶことも大切です。

新鮮でおいしいチンゲン菜には次のような特徴があります。スーパーなどで購入するときにはチェックしてみてくださいね。

・葉が濃い緑色で肉厚
・茎にハリ、ツヤがある
・根の切り口がきれい など

傷んでいないか見極める

傷んでいるときは、食べたときに酸味や苦みが出てきます。期限以内であっても食べるのは控えてくださいね。

再冷凍は避ける

また、冷凍したチンゲン菜は、常温になるとすぐに解凍されてしまいます。再冷凍すると、味が落ちるだけでなく、衛生的にもよくないので、使う分だけ解凍しましょう。

チンゲン菜の冷凍保存を利用して料理を楽しもう

青梗菜 チンゲン菜 保存

チンゲン菜は、正しく冷凍すればかなり長持ちします。火が通りやすくなるなどのメリットもあるので、使いきれないときなどぜひやってみてくださいね。