チンゲン菜は、クセがなくシャキシャキした食感がおいしいですね。栄養も豊富で、とくにカルシウムはほうれん草の2倍と、健康にもうれしい食材です。
しかし、傷みやすい野菜でもあり、気がついたら葉がしおれてしまっていた…ということも。
そこで今回は、チンゲン菜の正しい保存方法をご紹介します。新鮮さをキープしながら長持ちさせ、おいしく食べきってくださいね。
もくじ
チンゲン菜の保存方法|どんな方法がある?
チンゲン菜は、乾燥予防をしながら冷蔵保存をするのが一般的。だいたい1週間ほど保存できます。
涼しい季節であれば常温保存もできますが、傷みやすいので1~2日ほどしか持ちません。
長持ちさせたいのであれば、冷凍保存をするといいですよ。少し固めに茹でてから冷凍すれば、約1ヶ月保存できます。
ただし、保存期間はあくまで目安。保存状態によっても左右されるので、正しく保存しておいしく長持ちさせましょう。
チンゲン菜の保存方法|①常温保存のやり方
チンゲン菜を常温保存するときは、風通しのよい冷暗所で保管しましょう。水分を保ったまま保存できるよう、新聞などんで包んでくださいね。
ただし、夏場などの部屋の気温が高いときは、常温での保存は不向きです。冷暗所がない場合は、冷蔵保存をしてくださいね。
チンゲン菜の保存方法|②冷蔵保存のやり方
チンゲン菜は、冷蔵保存をする前に、水をしっかり吸わせてから保存します。根元を水に5分ほどつけて、しっかり水を吸わせましょう。
水気をよく拭きとったら、ペーパータオルや新聞紙などで包み、保存袋やポリ袋に入れて、野菜室で保存すれば完了です。
立てて保存すると長持ち!
野菜室では、立てて保存するのがポイント。チンゲン菜は縦に伸びる野菜なので、横に寝かせて保存すると上に伸びようとし、余計なエネルギーを使って鮮度が落ちやすくなるんです。
ペットボトルを切り取ったものなどを使って立てて保存すれば、よりおいしく保存できますよ。
チンゲン菜の保存方法|③冷凍保存のやり方
冷凍保存をするときはカットしてから保存します。生のときと比べて葉は少しやわらかくなりますが、茎のシャキシャキ感は残りますよ。
根元から切り込みを入れて割き、根元を水につけておきます。根元に土をかんでいる場合があるので、水につけて奥まで洗い流すようにしましょう。
それから細切りやざく切りなど、用途に合わせてカット。金物に反応しやすいので、葉は手でちぎるといいですよ。
それから保存袋に入れて冷凍すれば完了です。
葉と茎で火の通り方が異なるので、それぞれ別の袋に入れて保存すると使いやすいですよ。
解凍すると、チンゲン菜内の水分が出てしまうので、冷凍室から出したらなるべく早く調理しましょう。
チンゲン菜の保存方法|傷んだらどうなる?
正しく保存していたつもりでも、環境によって傷んでしまう場合があります。下記のような状態になっていたら、チンゲン菜が傷んでいる合図。
保存期間内であっても食べるのは控えるようにしてくださいね。
・水分がでてぬめりがある
・食べたときにエグみや酸味がある
・異臭がする …など
チンゲン菜の保存方法は用途に合わせて!
すぐにしおれてしまうチンゲン菜も、正しく保存すれば、みずみずしさをキープして長持ちさせられます。使用用途に合わせて正しく保存して、いろいろな料理に活用してくださいね。