「カット野菜」は、サラダや炒め物などの調理時間が短縮できる便利な食材。しかし劣化が早く、量が多くて使い切れないこともありますよね。
そんなときは冷凍での保存がおすすめです。今回は、カット野菜の冷凍保存についてご紹介します。
カット野菜は冷凍できる?保存期間は?
カット野菜を長持ちさせたいときは、冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存だと3~4日ほどしか日持ちしないのに対し、冷凍すると2~3週間と長持ちします。
もやしやキャベツ、ごぼう、人参、きのこミックスなどは、加熱調理すれば冷凍しても食感が変わりません。
千切りキャベツやベビーリーフなど生で食べることが多い野菜は、食感が落ちてしまうため冷凍保存には向いていません。保存期間内に使用しましょう。
カット野菜の冷凍保存の手順は?
食材は切り口が多いと空気に触れる面が大きくなり酸化してしまいます。カット野菜が余ったらすぐに冷凍するのがおすすめですよ。
カット野菜が入っていた袋を少しだけ開封し、空気を抜きます。それから袋のまま冷凍用保存袋に入れましょう。
密閉して冷凍したら完了です。
真空状態で販売されているカット野菜は、そのまま冷凍してもOK。
使いかけのカット野菜や、空気が入っている場合は上記の方法を試してみてくださいね。
冷凍したカット野菜は、加熱調理をしながら解凍するのが基本です。
冷凍しているため火にかけると、水分が流れ出るので、炒め物などに使う場合は、強火で水分を飛ばすようにしましょう。
種類によっては、自然解凍をして食べられる食材もあります。
小松菜やほうれん草などの葉物野菜は、自然解凍をすると和え物やおひたしに使いやすくなりますよ。
冷蔵室へ移し、低温で徐々に解凍しましょう。
カット野菜を冷凍保存するときの注意点は?
すぐに冷凍保存をする
カット野菜は、切り口から酸化していきます。封を開けたカット野菜はできるだけ早めに冷凍しましょう。
急速冷凍する
鮮度を保つために、できるだけ短時間で凍らせるようにしましょう。金属トレーや急速冷凍機能を使って冷凍するといいですよ。
カット野菜の冷凍保存を利用して料理を楽しもう
カット野菜は、一気に使い切らなくても冷凍すればムリなく食べ切れますよ。ぜひこの機会に冷凍野菜の保存方法を覚えてくださいね。