栄養価の高い緑黄色野菜としても知られているほうれん草。あえ物から炒め物まで様々な料理に活躍します。

しかし日が経つにつれてどんどんしなびてしまうので、賞味期限が気になることもありますよね。

そこで今回は、ほうれん草の賞味期限や長持ちさせる方法についてご紹介します。

ほうれん草の賞味期限ってどれくらい?

ほうれん草 茹で方 簡単な方法 5cmのざく切りにする

ほうれん草は、そのまま冷蔵すると約3日、下ゆでをしてからだと1週間〜10日間ほど日持ちします。

より長持ちさせるには冷凍保存がおすすめ。冷凍すると1ヶ月ほど日持ちしますよ。

ほうれん草の賞味期限はあくまで目安

卵 ほうれん草 レシピ 卵とほうれん草のバター醤油炒め レンチンする

ほうれん草の賞味期限はあくまで目安です。以下のような状態だと傷んでいるので、賞味期限以内であっても食べるのは控えるようにしましょう。

● ドロドロになっている
● 葉が黄色くなっていたり、しなしなになっている
● 酸っぱいニオイがする …など

ほうれん草の賞味期限を長くする保存方法って?

ほうれん草の賞味期限をより長くしたいなら、冷凍保存か冷凍保存を正しく行うといいですよ。それぞれのやり方を見ていきましょう。

ほうれん草の保存|冷蔵保存のやり方

じゃがいも 冷蔵庫 保存 野菜室

ほうれん草は、低温が苦手な野菜の1つ。冷蔵室の温度だと低すぎるので、野菜室で保存しましょう。

ほうれん草は乾燥に弱いため、新聞紙で全体を巻き、ポリ袋に入れて軽く口を閉じます。もし身近に新聞紙がなければ、キッチンペーパーで代用ができますよ。

野菜室に入れるときは茎を下にして立てて入れてくださいね。

ほうれん草の保存|冷凍保存のやり方

冷凍庫 冷蔵庫

ほうれん草には「シュウ酸」というアクが含まれているので、冷凍する前にアク抜きを行います。塩を入れたお湯にサッと通し、ほうれん草をかために茹でるといいですよ。

アク抜きをしたほうれん草は、しっかりと水気を切り、食べやすい大きさにカットしてから、ラップで1食分ずつ個包装します。空気が入り込まないように保存袋に入れましょう。

加熱調理をするときは、解凍せずそのまま鍋やフライパンなどに入れます。汁物や煮物だけでなく、お浸しなどの副菜にも使えますよ。

ほうれん草の賞味期限を長くするポイントは?

大根 葉 保存 ほうれん草

ほうれん草は、立てた状態で保存すると長持ちします。

ほうれん草を含め野菜は収穫後も呼吸をしており、成長しようとする力が働きます。ほうれん草のように土の上で垂直に成長する野菜の場合、寝かせて置いておくと立てた状態に戻ろうとエネルギーを使ってしまいます。

余分なエネルギーを消費させないためにも、自然に育ったときの形に近い状態で保存しましょう。

また、新鮮なうちにほうれん草を冷凍・冷蔵保存をすると、賞味期限が長持ちしますよ。正しい方法で早めに保存するようにしてくださいね。

ほうれん草の賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう

卵 ほうれん草 レシピ 卵とほうれん草のバター醤油炒め

ほうれん草は、手に入れやすいうえに栄養が豊富なので、1品なにか足したいというときに重宝します。ほうれん草の賞味期限を覚えて、長持ちさせる保存方法を知っておけば常備菜になって便利ですよ。