炒め物や汁物に活躍するチンゲン菜は、シャキッとした食感とクセのない味が魅力です。さっと塩ゆですると色鮮やかになるので、メイン料理の添え物にもぴったり。お浸しや胡麻和えなどにも使えます。
そこで今回は、チンゲン菜の基本の茹で方をご紹介します。
チンゲン菜の茹で方|下処理は洗うだけでOK
チンゲン菜はアクが少ないので、アク抜きなどの工程は必要ありません。茹でる前の下処理はさっと洗うだけでOK。
根本の部分に泥や砂が溜まりやすいので、根本を少し切り落とし、水を張ったボウルの中で振り洗いしましょう。
葉の部分もよく洗い、水気を切れば完了です。
チンゲン菜の茹で方|簡単手順を紹介!
①たっぷりのお湯に塩を入れて沸かす
鍋にたっぷりお湯を沸かし、塩を入れます。塩の量は、水1リットルに対して小さじ1ほどが目安です。
②油を少し入れる
ごま油かサラダ油を大さじ1ほど入れると、色がより鮮やかに仕上がるのでおすすめです。油がチンゲン菜をコーティングしてくれることで、風味や食感も良くなりますよ。
③茎から先に入れる
沸騰したお湯に、チンゲン菜を入れていきます。茎と葉で火の通りが異なるので、まずは火の通りにくい茎部分のみをお湯に入れ、20〜30秒ほど茹でます。
④全体を沈めて茹でる
茎が少ししんなりしたら、全体を沈めてさらに20秒ほどサッと茹でます。
チンゲン菜はお湯に浮いてくるので、菜箸などで全体がお湯に浸かるように押さえておきましょう。
⑤水にさらして水気を切る
茹で上がったら、冷水にさらして粗熱を取ります。冷めたらザルなどに上げて水気を取れば出来上がりです!
チンゲン菜の茹で方|冷凍保存も可能
茹でたチンゲン菜は、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちさせることが可能です。
水気をしっかり拭き取ったチンゲン菜を小分けにしてラップで包み、冷凍保存用袋に入れて凍らせましょう。
汁物に入れる場合は凍ったまま使えます。和え物などに使う際は、冷蔵庫に移して自然解凍しておくといいですよ。
常備しておくと、ちょっと彩りがほしい…というときに便利です。
チンゲン菜の茹で方を覚えておいしく食べよう!
炒めものに使うことが多いチンゲン菜ですが、茹でてもシャキッとした食感が楽しめるのでおすすめ。茹ですぎると食感が損なわれるので、茹で時間には注意してくださいね。
冷凍する場合は生よりも茹でてからのほうが食感が損なわれにくいので、ぜひ試してみてください。