浴室乾燥機の掃除をしたことはありますか?頻繁に使っている人でも、キレイにしたことはほとんどないかもしれません。
でも、長年使っている乾燥機は汚れがいっぱい。ホコリが溜まっている可能性がありますよ。
ここでは浴室乾燥機の汚れをキレイに落とす方法をご紹介します。キレイになると乾燥力がアップして、節電にもつながりますよ。
もくじ
浴室乾燥機は掃除が必要なの?
浴室乾燥機は、その名の通りお風呂の湿気を取って乾燥させるための設備です。
ただし、湿気だけを吸ってくれていると考えているかもしれませんが、そうではありません。湿気と一緒に糸くずやホコリも吸い込んでいるので、だんだんと汚れが溜まっていきます。
とくに浴室乾燥機を使って洗濯物を乾かすことが多いと、ホコリや繊維くずなどの汚れがつきやすく、そこに湿気が混じって固まり、換気扇にへばりついてしまいます。
乾燥効率も悪くなってしまうので、定期的に掃除できるといいですね。
浴室乾燥機を掃除するのに必要なものは?
- 必須
- 雑巾
- あると便利
- 綿棒
- 掃除機
浴室乾燥機の掃除には特別な道具は必要なく、雑巾が1枚あれば十分ですよ。
浴室乾燥機を掃除する方法は?カバーとフィルターを綺麗に!
浴室乾燥機の掃除は「外側の掃除」と「内側の掃除」に分けると簡単に進められます。
乾燥機のメーカーによっても構造がかなり違うので、一度取扱説明書などを読んでおくといいですよ。
カバー(外側)の掃除
乾燥機の外側のカバーに付着しているのはホコリだけ。カビなどの汚れはほとんどついていません。水拭きでサッと落としていきましょう。
外側を拭く
濡らしてよく絞った雑巾で換気扇の目に沿って拭く。もしカビがついているようなら、『パストリーゼ』などのアルコールスプレーを雑巾になじませてから拭く。
カバーを外す
なかの汚れの確認を兼ね、説明書にしたがってカバー(パネル)をはずす。カバーが外せないものでも、フィルターだけは取れるようになっている場合が多いので、フィルターを外す。
内側から拭く
細かなくぼみに入りこんだホコリは綿棒があると便利。全体をキレイに拭き取ったら完了。
カバーが開かないタイプであれば、外側の拭き掃除だけで大丈夫です。
フィルター(内側)の掃除
奥までホコリなどがびっしりついているので、内部も定期的にキレイにしましょう。掃除するのは取り外したフィルターだけでOK。次の手順で進めます。
電源を落とす
故障やケガを防ぐためあらかじめ乾燥機の電源を落としておく。
フィルターを外す
メーカーの説明書の方法でフィルターを外す。
ホコリをとる
乾拭きでホコリを取る。掃除機で直接吸い取ってもOK。
取り付ける
キレイに拭き取ったあとは元通り設置し直して完了。
フィルターはデリケートで水洗いできないものも多くあります。事前にどんな掃除方法が適しているのかよく確認しておきましょう。
浴室乾燥機を掃除するときの注意点は?
浴室乾燥機に詰まったホコリは、紹介した手順で十分キレイにできます。
ただし、普通の換気扇と違ってヒーターなどが搭載されているため、かなりデリケートな機械です。掃除するときは以下の点に注意しましょう。
① 洗剤は使わない
汚れているとお風呂用の洗剤をかけたくなってしまいますが、故障の原因になる可能性も。洗剤を使った掃除はできないので、どうしても使いたいときは、説明書をよく読んで確認してから試してくださいね。
② 化学繊維の雑巾は使わない
「マイクロファイバークロス」など汚れ落ちのいい化学雑巾は摩擦が強く、傷の原因になることもあります。浴室乾燥機の汚れ取りにはできるだけ柔らかい布を使いましょう。
浴室乾燥機の掃除はどれくらいの頻度でする?
浴室乾燥機はふだんはほとんど掃除しないですよね。頻度の目安を覚えておき、あらかじめスケジュールに組み込んでおくとキレイな状態を保ちやすくなります。
目安は「外側は月に1回」「内側は半年に1回」くらい。
ホコリは洗濯物を干すことでどんどんたまるので、梅雨時期などはこまめにとっておくと安心です。天井の掃除と合わせて行うとさらに効果的ですよ。
浴室乾燥機のフィルターやカバーを掃除しよう
浴室乾燥機は、お風呂をカビから守ってくれる優れもの。洗濯物も乾かせるので重宝しますよね。
ホコリが溜まっていると乾燥の効きが悪くなってきます。効果的に乾かすためにも簡単な拭き掃除で汚れを取り除いておきましょう。
汚れがスッキリ落とせれば、お風呂がすぐにカラッと仕上がります。イヤなカビが生えにくくなり、快適な状態が長続きしますよ。