小さくて黄色い花がかわいらしいミモザは、刺繍の人気の図案です。
花びらなど細かい難しいイメージをもっている方もいるしれませんが、実は基本的なステッチ3種類で表現できるんですよ。
今回は、そんなミモザ刺繍のやり方をご紹介していきます。
ミモザ刺繍に使うステッチとは？
ミモザの花を刺繍する方法は、図案などによってさまざまです。そこで今回は「アウトラインステッチ」「ストレートステッチ」「フレンチノットステッチ」の3種類を使ったやり方をご紹介します。
刺繍糸は、茎や葉の緑系の色と、花の黄色の2色を用意してくださいね。
どれも基本的なステッチなので、初心者でも比較的簡単なやり方になっていますよ。
ミモザ刺繍の正しい作り方は？
ミモザの茎をアウトラインステッチ、葉をストレートステッチ、花の部分をフレンチノットステッチで刺します。
それでは早速、ミモザ刺繍のやり方をご紹介していきますね。
①ミモザの花の図案を刺繍する布に写す
刺繍したいミモザの花の図案を手描きして、チャコペーパーを使って布に写します。
②茎をアウトラインステッチで刺す
まずはミモザの茎をアウトラインステッチで刺していきます。アウトラインステッチは、針を斜めに入れて角度をつけ、ラインを刺すステッチです。
図案の端から針を出し、1針分先の少し下に入れましょう。
できた針目の半分のところから針を出し、また1針分先の少し下に入れます。
針の角度によってラインの太さが変わるので、図案やイメージに合わせて調整してくださいね。
これを繰り返しながら、ミモザの茎の線上を刺していきましょう。
③葉をストレートステッチで刺す
ミモザの葉の部分をストレートステッチで刺していきます。ストレートステッチは、1針で1本の線を刺すステッチです。
葉の図案の線上を、茎から葉の端まで1針で刺します。
図案の葉、すべてをストレートステッチで刺しましょう。
④花をフレンチノットステッチで刺す
ミモザの花をフレンチノットステッチで刺していきます。フレンチノットステッチは、結び目で点を作るステッチです。
花を刺したいところから針を出し、そのすぐ横に針を添えます。
糸を2〜3回巻きつけて針先を少し手前引き、垂直に立てて最初の穴のすぐ横に入れましょう。そのまま裏に引き抜けば、結び目ができます。
糸の本数や巻きつける回数によって出来上がる結び目の大きさが変わるので、図案やイメージに合わせて調整してくださいね。
花をすべてフレンチノットステッチで刺しおわったら、ミモザ刺繍の完成です。
ミモザ刺繍に立体感を出すコツは？
葉の先だけでなく、茎の上にもいくつかフレンチノットステッチで花を刺すと立体感が出ます。
ミモザ刺繍に立体感を出したいときは、ぜひ試してみてくださいね。
ミモザ刺繍を楽しもう
ミモザの花は、人気の図案です。
細かく難しそうに見えるかもしれませんが、意外にも基本的なステッチで表現できます。
アウトラインステッチ、ストレートステッチ、フレンチノットステッチを使って、ぜひミモザ刺繍を楽しんでくださいね。
