靴や服の袖口、裾などによく用いられているマジックテープ。自分の使いやすいよう好きなサイズでカットできるので便利ですよね。しかし正しく取り付けなければすぐに取れてしまうなんてことも。
そこで今回は、マジックテープの付け方をご紹介します。いろいろな付け方があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
もくじ
マジックテープの付け方は大きく2つ
マジックテープの付け方は、ミシンや手縫いで縫い付けるのが一般的です。ただ、接着剤やアイロンで取り付けられるものもあります。
ミシンや手縫いの場合は頑丈に、接着剤などは短時間で取り付けられるのが特徴です。ぜひ、用途にあわせて選んでくださいね。
マジックテープの付け方｜①ミシン
ざらざらのテープを「フック面」、ふわふわのテープを「ループ面」といいます。縫い始める順番で仕上がりが変わることもあるので、覚えておきましょう。
①マジックテープをカットする
フック面とループ面の2枚をお好みの長さに切ります。
② ミシンの上にセットする
マジックテープをつける位置に、チャコペンシルで目印を書きます。
マジックテープの布は硬いため、ミシンや手縫いする場合は針が通りにくいです。比較的縫いやすい太めの針を選びましょう。
まずはフック面から縫い始めましょう。縫い付ける位置にマジックテープを置いて、ミシンの上にセットしてください。押さえは「段付き押さえ」を使うといいですよ。
③マジックテープを縫い付ける
フック面の端を四角く縫い付けるだけでもよいですが、さらに対角線で縫うと外れにくくなります。ループ面もフック面と同様に縫い付ければ完了です。
マジックテープの付け方｜②手縫い
マジックテープは、まつり縫いで縫い付けると長持ちしやすいですよ。
接着剤が付いていないマジックテープを選びましょう。針に接着剤が付着すると、縫いにくくなってしまいます。
マジックテープの付け方｜③ボンドを使う
マジックテープは手芸用のボンドでも付けられます。縫い付けたときよりも強度はありませんが、あまり洗濯に出さないものなどにはおすすめです。
ボンドを付けたマジックテープを、付けたい位置に置いて乾かせば完了です。
ボンドを付けすぎると、乾きにくくなったり見た目を損なったりするので注意してくださいね。
マジックテープの付け方｜④アイロンで付ける
マジックテープのなかには、アイロンで付けられるタイプもあります。裏面に接着剤が付いていて、アイロンの熱で布にくっつく仕組みです。
付けたい位置に置いてアイロンを当てるだけなのでとても簡単。ただしボンドと同様に剥がれやすいため、よく付け外しする場合にはあまり向いていません。
マジックテープを付けて使いやすくしよう！
マジックテープは、付け方次第で強度が変わります。しっかり取り付けたいときはミシンや手縫いで、手早くつけたいときには手芸用のボンドやアイロンなどを使うのがおすすめです。ぜひこの機会に取り付け方を覚えてくださいね。
