子どもの服の穴やシミ隠しから、持ち物のワンポイントまで、使い道豊富な刺繍ワッペン。

購入すると意外と高いものが多いですが、実は自分で手作りできるんですよ。

今回は、刺繍ワッペンの作り方をご紹介していきます。

刺繍ワッペン作りに必要な道具は?

ワッペン

必要な道具
フェルト
刺繍用下地シート
刺繍針
刺繍糸
刺繍枠
チャコペンなどの水性ペン
両面接着芯

刺繍ワッペンは、刺繍用下地シートに図案を描き、フェルトに刺繍をして作ります。

フェルトに直接描く場合は、刺繍用下地シートはなくてもOKです。水で消えるチャコペンや水性ペンを使って描きましょう。

刺繍糸は、図案に合わせてお好みの色を用意してくださいね。

刺繍枠は必須ではありませんが、布をピンと張った状態にできるので、刺繍しやすくなります。初心者こそ用意したいおすすめなアイテムです。

両面接着芯は、ワッペンを衣類やバッグなどに貼り付けるときに使います。アイロンで簡単に貼り付けられるので、あると便利ですよ。

刺繍ワッペンの作り方は?

それでは、刺繍ワッペンの作り方を見ていきましょう。

①図案を写す

刺繍用下地シートに図案を描き、切り取ってフェルトに貼り付けます。

または、チャコペンなどでフェルトに直接描いてもOKです。

②図案に合わせて刺繍する

ワッペンは貼り付けると裏が見えないので、刺しはじめと刺しおわりは玉結びや玉留めでOKです。

面を埋めるステッチとラインを刺すステッチを使い、図案に合わせて刺繍していきましょう。

面を埋めるときは「サテンステッチ」「ロンド&ショートステッチ」を使います。

ラインは「アウトラインステッチ」「バックステッチ」「チェーンステッチ」などがおすすめです。

③刺繍用下地シートを溶かす

刺繍ができたら水につけてそっともみ洗いし、下地シートを溶かしてから乾かします。

このタイミングでアイロンがけをしておくと、キレイに仕上がりますよ。

④ハサミで切り取る

ハサミで刺繍の周りを切り取ります。糸を切ってしまわないよう気をつけてくださいね。

フェルト部分を縁取りとして、あえて少し残してもOKですよ。

刺繍ワッペン自体はこれで完成なので、あとは貼り付けるだけ。

両面接着芯をカットした刺繍ワッペンと同じサイズに切っておきましょう。

⑤接着する

刺繍ワッペンを付けたいものに接着していきます。

アイロンを中温にセットしておきましょう。

刺繍ワッペンの裏側に両面接着芯を貼り、ワッペンを貼り付けたい位置に置きます。

接着面が下になるようにしてくださいね。

ワッペンの上に薄い当て布をして、さらにその上からアイロンを5〜10秒ほど当てます。

真上から押し付けるように当て、前後左右に動かさないように注意しましょう。

「5〜10秒押し付けて離す」を4〜5回繰り返し、乾燥させて接着完了です。

刺繍ワッペンを作ってみよう

刺繍 ワッペン 手作り

刺繍ワッペンは、購入すると意外と高かったり、好みのデザインがなかったりすることもあります。

自分好みの刺繍ワッペンがほしいときは、思い切って手作りするのがおすすめですよ。

基本的なラインを刺すステッチと、面を埋めるステッチで作ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。