子供のバッグや持ち物に名前を入れる機会は多いもの。手書きもいいですが、かわいく刺繍するのもおすすめですよ。
しかし刺繍は初心者にはむずかしそうなイメージがあり、なかなか手が出せないなんてことも。
そこで今回は、名前の刺繍のやり方やポイントをご紹介します。初心者でも簡単にできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ステッチには種類がある?名前の刺繍におすすめなのは?
刺繍には、いろいろな種類の縫い方「ステッチ」があります。
中でも、名前の刺繍におすすめなステッチは「バックステッチ」です。
バックステッチとは、返し縫いの要領で後ろに戻りながら前へ進んでいく方法。
縫い目に隙間ができず1本の線になるので、輪郭線や名前、イニシャルの刺繍に向いています。
刺繍糸の本数で線の太さを変えられるので、仕上げたいイメージにあわせて調整してくださいね。
バックステッチのやり方は?
スタートする場所より1針分先に、裏側から表へ針を出します。
1針分戻るように、表側からスタートの場所に針を入れ、2針分先から出してきましょう。
これで1目完成です。
また1針分戻り、最初に針を出した場所に表側から針を入れ、2針分先から出します。
あとは同じ要領で「1針分戻って2針分先から出す」を繰り返しながら縫い進めていきましょう。
ステッチの幅が均等になるように縫うのが、キレイに見えるポイント。
刺し終わりの糸は、裏側の目に3〜4回くぐらせてから、少しだけ長さを残して切りましょう。
刺し始めの糸も、針をつけて裏側の目に3〜4回くぐらせて、少しだけ長さを残して切ります。
バックステッチで名前の刺繍をする方法
裁縫用の消えるペンなどを使い、名前の高さに合わせて上下に2本線を引いておきます。
2本の線の間いっぱいに、刺繍したい名前を書きましょう。線を引くことで、フリーハンドでも名前をキレイに書きやすくなりますよ。
書いた名前の線の上を、バックステッチで刺繍します。
最後に上下の線を消して、名前の刺繍の出来上がりです。
基本とコツを抑えて名前を刺繍してみよう
名前の刺繍には、輪郭線などに便利なバックステッチがおすすめです。基本的なステッチなので、初めてでも簡単にできますよ。
やり方を覚えて、ぜひ名前の刺繍にチャレンジしてみてくださいね。