ビーズやスパンコールを使う「ビーズ刺繍」。あしらうととても華やかですが、細かくて繊細なので、難しそなイメージがありますよね。
しかしビーズ刺繍はコツを掴めば、初めての方でも楽しめるんですよ。今回は、ビーズ刺繍のやり方や注意点をご紹介します。
ビーズ刺繍とは?
ビーズ、スパンコール、天然石などのパーツを糸や針を使って布に縫い付けていく刺繍を「ビーズ刺繍」といいます。
キラキラとしたパーツで図案を表現するので、立体感や華やかさが出るのが特徴。パーツが豊富なので、選ぶ楽しみもあります。表現の幅が広がるのもうれしいですね。
ビーズ刺繍の基本的なやり方
ここでは基本的なビーズ刺繍のやり方をご紹介します。
① 1粒刺しどめ
布の裏から表へ針を出し、ビーズを1粒通します。
ビーズの幅分先に、針を入れましょう。
これで1粒完成です。
1粒刺しどめは、これを繰り返して刺していきます。
② 返り刺しどめ
布の裏から針を通し、ビーズを通したら布裏へ針を出します。バックステッチの要領でビーズの幅分後ろに戻し、布から針を出して、再度ビーズへ糸を通しましょう。
「ビーズの幅分先に針を出して、その幅分後ろに針を入れる」を繰り返して刺してくださいね。
ビーズは1粒でなくても2〜3粒通してもOKです。
③ 押さえ刺し
布裏から針を出したら、一気にビーズを通し、ビーズの幅分取って針を布裏へ刺しましょう。
ビーズ1粒分戻ったところから針を出し、ビーズとビーズの間をまたがせてから針を入れましょう。
この手順を繰り返し、残りのビーズも止めてくださいね。
④ 面刺し
布の裏から図案の端に針を出し、ビーズを数粒通します。ビーズの数は、図案の大きさに合わせて調節しましょう。
ビーズの幅分先に針を入れたら、最初に出てきたすぐ隣から針を出してきます。
これを繰り返し、面を刺していきましょう。
ビーズ刺繍のポイント
ビーズ刺繍は、ビーズの小さな穴に通る専用の針を使って刺繍します。
糸は25番の刺繍糸1本どりか、ミシン糸を使いましょう。
ビーズ刺繍を覚えて楽しもう
ビーズ刺繍は一見むずかしそうですが、やり方がわかれば初めての方でも楽しめます。持ち物にビーズ刺繍をあしらえば、パッと華やかになりますよ。ぜひやり方を覚えて挑戦してみてくださいね。