オーガンジーという布に、刺繍で装飾する「オーガンジー刺繍」。刺繍とオーガンジー特有の透け感がオシャレで、アクセサリー作りにも人気の刺繍です。

そこで今回は、オーガンジー刺繍の基本的なやり方や注意点をご紹介します。

オーガンジー刺繍とは?

オーガンジー 裁縫 刺繍 ハンドメイド

オーガンジー刺繍とは、オーガンジーという透け感のある薄い生地に刺繍をすることをいいます。

オーガンジーならではの透け感を残したり、一部を刺繍で埋めたり、ビーズでワンポイントを加えたり、アレンジ次第でさまざまなデザインの刺繍を楽しめるのが特徴です。

ワイヤーやフレームをオーガンジーに縫い止め、アクセサリーやモチーフにするのも人気があります。

続いて、オーガンジー刺繍のやり方をご紹介します。

オーガンジー刺繍のやり方|①図案に沿う

オーガンジー 裁縫 刺繍 ハンドメイド

チャコペーパーを使って、オーガンジーに刺繍したい図案を写します。

刺繍枠にオーガンジーをセットし、図案に沿って刺繍をしていきましょう。

刺しはじめと刺しおわりは裏に渡っている糸に針をくぐらせて、玉結びや玉止めが表に見えない場所にくるようにしてくださいね。

オーガンジー刺繍のやり方|②ワイヤーやフレームを使う

フレーム ワイヤー 裁縫 刺繍 ハンドメイド

刺繍枠にオーガンジーをセットし、使いたいワイヤーやフレームなどのパーツを置きます。

刺繍糸を使って、置いたパーツをまたぐように数カ所仮止めしておきましょう。そのまま縫いとめていくので、あとで目立たないように仮止めするのがポイントですよ。

お好きな本数の刺繍糸で、パーツを隙間なくかがってしっかりと縫いとめます。内側にラインを入れたり、一部を埋めたり、お好みのデザインにしてくださいね。

刺しはじめと刺しおわりは、裏に渡っている糸に針をくぐらせ、見えない場所で糸始末をしましょう。

刺繍をしたギリギリで切り取り、ピアス金具などを取り付けて完成です。

オーガンジー刺繍の注意点とは?

オーガンジー 裁縫 刺繍 ハンドメイド

通常の布とは違い、オーガンジーは表から裏まで透けるので、刺繍の際は注意が必要です。

たとえばアウトラインステッチでカーブを刺すと、表はキレイな曲線になっていても、裏に真っ直ぐな糸が渡っているのが見えてしまいます。

表がキレイに刺せても、裏側の糸があちこちに渡っているとあまりキレイに見えないので、オーガンジー刺繍は裏側まで透けて見えることを考慮して刺繍しましょう。

オーガンジー刺繍を楽しもう

オーガンジーならではの透け感がオシャレなオーガンジー刺繍。オーガンジーの巾着にワンポイントを入れたり、アクセサリーを作ったりと幅広く楽しめる刺繍です。

この機会にぜひ、オーガンジー刺繍に挑戦してみてくださいね。