フライパンは使っているうちに焦げ付きが気になってきますね。焦げ付くとスポンジで洗っても落ちず、そのままつかっていると食材がくっつきやすくなって調理の邪魔に...。

でも無理にこすると、フライパンを傷つけてしまいそうで、どう対処したらいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、フライパンの素材別に焦げ付きを上手に落とす方法を紹介します。フライパンを買い替える前にぜひ試してみてください。

焦げの落とし方はフライパンの素材で違う

フライパンなど
フライパンの焦げは、食材や調味料などが強く熱されて炭化してこびりついたものです。油が少なかったり、強火で熱しすぎたり、長時間加熱し続けたりしすぎるのが原因です。

炭化することで固くなり、スポンジなどでこすっただけでは落とせなくなるのが焦げの厄介なところです。

焦げを落とすには、洗剤の力で剥がし落とすか、物理的な力でこすりおとすかする必要がありますが、フライパンの素材によって対処の仕方が違います。

フライパンの素材は

・テフロン加工
・ステンレス製
・チタン製
・アルミ製
・鉄製

の4種類にわけられ、このうちテフロン加工とステンレス製、チタン製は焦げの落とし方が一緒なのでまとめて紹介します。

アルミ製と鉄製はそれぞれ焦げの落とし方が違うので順番に説明していきます。

テフロン加工されたフライパンの焦げの落とし方

テフロン加工されているフライパンは焦げができにくい特徴がありますが、強火で調理すると焦げ付くことがあります。

そのときはまず、フライパンに水を入れて沸騰させ、一晩放置してからスポンジで洗ってみてください。テフロンが効いていて焦げが強くなければ、これだけでスルッと焦げを落とせます。

しかし、テフロン加工が剥がれてできた焦げは頑固にこびりついてしまっているので、「重曹」を使って落としましょう。重曹はアルカリ性の性質をもっており、焦げを中和して落ちやすくしてくれます。

重曹
用意するもの
必須
重曹
スポンジ

焦げが浸るくらい水を入れる

焦げが浸る量の水を入れる。底にしか焦げがなくても、蒸発しないように3cmほどの高さまでは入れる。

重曹を入れて溶かす

フライパンに入れた水に重曹大さじ1〜2杯を溶かす。入れすぎても効果は変わらないので入れすぎに注意。

沸騰させて10分ほど煮る

重曹水を沸騰させたら10分ほど煮てから火を止める。

冷めてからスポンジでこする

重曹水が冷めてきたらスポンジでこすりおとす。

重曹を使った同じ方法で、ステンレス製とチタン製のフライパンの焦げを落とせます。

アルミ製フライパンの焦げの落とし方

キッチン フライパン
アルミ製のフライパンは、テフロン加工などのフライパンのように「重曹」が使えません。アルミはアルカリ性の重曹にふれると変色してしまうからです。

そこで、アルミ製フライパンの焦げを落とすときは水を入れて沸騰させ、一晩放置してこすり洗いするのが基本になります。このときに、水と一緒に玉ねぎの皮を入れて沸騰させると焦げが落ちやすくなります。

ただ、水を沸騰させただけでは落ちない頑固な焦げができることもあります。そのときは、焦げのできた部分だけを物理的にこすり落とす方法を試してみてください。

たとえば亀の子束子でこする、『ジフ』などのクレンザーをつけてこするといった方法です。焦げ付いていないところまで束子やクレンザーでこすると傷ができてかえって焦げ付きやすくなるので、焦げの部分だけピンポイントでこするようにしてください。

鉄製フライパンの焦げの落とし方

キッチン フライパン
鉄製のフライパンは、他の素材のフライパンに比べて頑固な焦げができやすい分、焦げの落とし方も少し力がいります。

まず「空焚き」を行います。フライパンを強火にかけて、煙が出なくなるまで加熱し、焦げを炭化させます。

その後、水につけて金属ヘラや金属製のたわしなどでしっかりこすると頑固な焦げを落とせます。それだけでは落ちないときは、『ジフ』などのクレンザーを少量つけてこするとよく落ちます。

フライパンが焦げ付かなくなる!?焦げを予防する方法は?

キッチン フライパン 収納
フライパンの焦げの落とし方をいくつかご紹介しましたが、そもそも焦げができなければ余計な労力がかかりませんよね。

フライパンが焦げ付かないようにするためにできることをいくつか紹介します。

強火で調理しない

どのフライパンにもいえることですが、調理中に火力を強くしすぎないでください。テフロン加工のフライパンは火力が強すぎるとコーティングが剥がれやすくなり、焦げ付きやすくなります。

調理前に油をひく

あらかじめ油をひいて軽く熱しておくと焦げ付きにくくなります。油が少ないと食材や調味料が底にベッタリとついて焦げの原因になるので注意してください。

フライパンの底を傷つけない

フライパンに傷がつくと食材がくっつきやすくなり焦げの原因に。鉄製のフライパン以外は、鉄製のタワシやクレンザーなどは使わないようにしましょう。

鉄・アルミは油ならしをする

鉄やアルミのフライパンは、購入して使い始める前に油ならしが必要です。フライパンに多めの油を入れて、中火で2、3分加熱したら油を捨てます。調理する場合はそのまま使い、保管する場合は油をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。

鉄のフライパンの場合、使っているうちに油の膜ができて焦げ付きにくくなるので、洗剤は使わずに水で洗うことが大切です。

ステンレスのフライパンは十分熱くする

ステンレスのフライパンは調理前に十分熱してください。中火で3~4分ほど加熱し、水滴を落として水の粒が転がるくらいの温度になったら火を止めて、濡れ布巾の上でいったん冷ましましょう。調理前にこの作業をおこなうことで焦げ付きにくくなります。

フライパンの焦げを落としてキレイに使おう

大根 いちょう切り 調理
フライパンは素材によって焦げの落とし方が違います。フライパンを長く使い続けるためには、フライパンの素材に合ったお手入れを心がけましょう。

もし頑固な焦げが付いてしまったら、今回の記事で紹介した方法を試してみてください。フライパンの焦げに悩まずに、調理を楽しみましょう。