食器にカビが生えた!?

手にした食器にカビのような汚れがあったら驚きますよね。実は、条件次第では食器にカビが生えることもあるんです。

カビが生えた食器はもう使えないの?と不安を感じたかもしれませんが、きちんと除菌すれば問題なく使い続けられますよ。

今回は食器に生えたカビの取り方を詳しく説明します。

食器にもカビが生えるの?原因は?

白カビ
食器にカビが生えることに驚いた人もいると思いますが、カビは条件がそろえばどこにでも発生します。

そもそもカビの菌はつねに空気中をただよっています。そして、エサとなる汚れがあり、活動するために十分な湿気があれば、そこに定着して増殖を始めます。菌の数が増えてコロニーと呼ばれる群れを作ると、わたしたちが「カビだ!」と認識できる状態になるんです。

食器そのままの状態であれば汚れがないのでカビは繁殖できません。しかし、油汚れや食べ物のカスなどがついていると、それをエサにしてカビは繁殖できるようになります。

食後の食器を洗わずに放置したり、汚れや水滴がついたまま食器棚にしまったりしたときに、食器にカビができてしまうことはよくあるんですよ。

食器に生えたカビを落とす方法は?ハイターやカビキラーが使える?

キッチンハイター
食器に生えたカビを落とすのはむずかしくありません。いつもどおり、食器用洗剤とスポンジで擦り洗いすればキレイに落ちます。

しかしカビの厄介なところは、しっかり除菌できていないと再発しやすくなることなんです。

食器用洗剤とスポンジでは目に見えるカビを落とせても、カビ菌自体を退治できたわけではありません。食器にカビ菌が残っていると、しまったあとに再び増殖する可能性があります。また、スポンジにもカビ菌がつくので、それで洗った他の食器にカビ菌を移して、広げる原因になってしまうのです。

そこで、カビ菌を退治するために除菌できる洗剤を使いましょう。陶器やプラスチックのお皿は「熱湯」か「塩素系漂白剤」で除菌できます。塩素系漂白剤はキッチン用の『キッチンハイター』などがおすすめですが、なければお風呂で使う『カビキラー』や『カビ取りハイター』でも代用できます。

塩素系漂白剤を使えない木製の食器には、アルコール度数70〜80%のアルコール除菌スプレーがおすすめです。素材を傷めずにカビだけ除菌できますよ。

食器に生えたカビの取り方①|熱湯消毒する方法

沸騰 お湯 熱湯
カビは生き物なので高熱にさらされ続けると死滅します。50度のお湯に90秒以上触れると完全に除菌できます。

キッチンペーパーでカビを取る

キッチンペーパーかティッシュで目に見えるカビを拭き取る。カビを広げないように使い捨てる。

50度以上のお湯に食器をひたす

洗い桶に食器を入れて50度以上のお湯をそそぎ数分つけておく。

いつもどおり食器を洗う

やけどに気をつけながら食器を取り上げ、いつも通り食器を洗えば完了。

食べかすや汚れが残らないように、最後にしっかりと洗いましょう。

食器に生えたカビの取り方②|ハイターなどの塩素系漂白剤で除菌

キッチン排水口の掃除 ハイター
熱湯消毒よりも簡単なのが、『キッチンハイター』などの塩素系漂白剤を使う方法です。塩素系漂白剤をつけて放置すればカビをしっかり除菌できます。カビが原因でできた汚れも落としてくれますよ。

キッチンペーパーでカビを取る

キッチンペーパーかティッシュで目に見えるカビを拭き取る。カビを広げないように使い捨てる。

塩素系漂白剤を溶かした水に30分浸す

洗い桶に水を張り、塩素系漂白剤を規定量溶かす。そこに食器を浸す。

流水ですすぐ

取り上げたら流水でしっかりすすぐ。塩素系漂白剤が残らないように。

いつもどおり食器を洗う

最後にいつも通り食器を洗えば完了。

お風呂用のカビキラーやカビ取りハイターをカビができたところにかけても除菌効果があります。数分放置したら、同じ方法ですすいで洗いましょう。

塩素系漂白剤はプラスチック、シリコン製、陶器、ガラスなどに使えます。木製にも使用できますが、モノによって色落ちすることもあるので注意してください。また、金属製の容器や漆器、メラミン食器などには使えません。

食器に生えたカビの取り方③|木のお皿やコップはアルコールで除菌

パストリーゼ 拭き掃除
70〜80%のアルコールもカビを除菌する効果があります。『パストリーゼ』などアルコール度数の高いものを使いましょう。

アルコールを含ませたキッチンペーパーでカビを取る

アルコールを含ませたキッチンペーパーかティッシュでカビを拭き取る。カビを広げないように使い捨てる。

新しいキッチンペーパーで周りを拭く

キッチンペーパーなどを新しいものに変え、再びアルコールを含ませて拭く。カビの周りを広く拭くと見えないカビ菌も除去できる。

いつもどおり食器を洗う

カビを取り除いたら水ですすぎ、いつもどおり食器を洗えば完了。

塩素系漂白剤を使いにくい食器類はアルコールで拭けばカビを除菌できますよ。ただデリケートな食器はトラブルが起こることもあるので、カビができた場所だけを拭くようにしましょう。

食器のカビを防ぐ方法は?

食器棚 キッチン
食器にカビができるのを防ぐには、「汚れを残さない」「湿気を減らす」ことが大切です。

以下の対策で食器をカビから守りましょう。

食器はすぐに洗う

汚れた食器をシンクなどに放置していると、汚れが豊富で湿気も多くなるのでカビが生えやすくなります。使った食器は放置せず、その日のうちに洗うようにしましょう。

食器に汚れを残さない

洗い残しがあると、それをエサにしてカビが繁殖します。汚れはしっかりこすって落としてください。

食器の水気を拭き取る

洗った食器に水滴が残っていると、食器棚内の湿度が高まり、カビが繁殖しやすくなります。食器の水気は拭き取り、しっかり乾かしてから収納しましょう。

食器をきちんと洗ってカビから守ろう

食器は口に入れるものを盛り付けるので、カビが生えてしまうととても不安ですよね。でも、熱湯消毒や塩素系漂白剤などで除菌すれば問題なく使い続けられますよ。

ただ、何度もカビが生えてしまうようだと、除菌していても食卓の衛生状態は心配です。カビを除去したあとは、再発しないように食器をきちんと洗い、食器棚の手入れにも気を配りましょう。